【歯科衛生士に聞く!】 歯科衛生士と歯科助手の違いってなに?

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【歯科衛生士に聞く!】 歯科衛生士と歯科助手の違いってなに?

2016.07.01

提供元:マイナビ進学編集部

【歯科衛生士に聞く!】 歯科衛生士と歯科助手の違いってなに?

みなさん、歯科医院で働いている「歯科助手」や「歯科衛生士」という職業を知っていますか? 「聞いたことはあるけど違いはよく分からない」という人が多いと思います。 そこで今回、歯科助手から歯科衛生士になったNさんにその違いを伺ってきました!

この記事をまとめると

  • 歯科衛生士は国家資格。歯科助手は資格がいらない。
  • 歯科助手から歯科衛生士になる人も多い
  • 高校卒業後に専門学校へ進むのが歯科衛生士への最短ルート

歯科助手と歯科衛生士の差は「直接的な処置」が行えるかどうか

——歯科助手の仕事内容について教えてください。

歯科助手は仕事に就くために必要な資格などは無く、患者さんに対して直接的な医療処置を行うことができないことが特徴です。そのため、受付、掃除、薬品在庫の管理、先生のアシストが主な仕事になっています。
先生のアシストでは、患者さんの口内にある水や唾液を吸引する「バキューム」や、先生がスムーズに治療を行えるよう薬品の準備などを行います。

——次に、歯科衛生士の仕事内容について教えてください。

歯科助手とは違い、歯科衛生士は「国家資格」です。
患者さんの口腔内に直接触れて、薬物塗布、診療補助、歯石除去、歯磨き指導などの処置をすることができます。
歯科衛生士の資格を取る場合、3年間専門の学校に通い、国家試験を受ける必要があります。

専門学校では、3年次に学校が提携している医院や大学病院で研修が行われます。その研修の内容を学校の先生やお医者さんに評価されます。この評価が低いと卒業試験が受けられなくなり、歯科衛生士の受験資格を失うことになってしまいます。

歯科助手として働く中で見えてきた歯科衛生士へのジョブチェンジ

——社会人になってから再び学校に行くのは大変だと思うのですが、すでに歯科助手として働いていたNさんが歯科衛生士を目指したのはなぜですか?

さまざまな面において、「患者さんにしてあげられること」が多い方がいいと思ったからです。歯科助手は歯科衛生士と違い直接的な処置を行うことができないので、実務経験の中で得た知識を患者さんに活かすことができないというのがとてももどかしかったんです。
こうした思いから、私のように歯科助手を経験してから歯科衛生士の専門学校に通いはじめた人もたくさんいます。

——Nさんは歯科助手として働きながら専門学校に通ったのでしょうか?

私は歯科助手として働いていた医院を退職し、専門学校で学業に専念しましたが、高校卒業後にそのまま入学した同級生の中には、歯科医院で歯科助手として働きながら学校に通っている人もいました。大変だと思いますが、学んだ知識が現場でどう役立つのかをリアルタイムで実感することができるので、とてもいいサイクルだと思います。


——先程おっしゃっていた「3年次の研修」はどのようなことをするのでしょうか?

様々な医院で勤務経験をします。治療メインにしている医院もあれば、歯列矯正やホワイトニングをメインにしている審美歯科もあります。学生の間に様々な医院を見た上で就職先を選ぶことができるので、とてもいいシステムだと思います。
私の通っていた学校では、このときに関わった研修先から「卒業後はうちにおいで」とお誘いを頂いたり、歯科助手としてアルバイトをしていた医院に就職する人がたくさんいました。
就職に直結する研修なので、みな力を入れて取り組んでいましたね。

医院に関わることで進路が明確になる。まずは第一歩を

——歯科という仕事の働きがいはなんでしょうか?

患者さんに歯磨きや食生活の改善に関する提案をして、その結果が目に見えて出てきたときにやりがいを感じます。
あとは、自分のスキルアップを実感したときです。口内環境は患者さんによって違いますし、同じ病気でも人によって症状に差があります。経験を積むことで、そうした様々な状況に対応できるようになれたときもやりがいや達成感を感じます。


——では最後に、歯科に携わる仕事に就きたい学生に向けてアドバイスをお願いします。

歯科助手、歯科衛生士の両方を経験した私から言えることは、「歯科衛生士は歯科助手と同じ仕事ができるけど、歯科助手が歯科衛生士の仕事をすることはできないということをしっかり理解しておくべき」ということです。
歯科衛生士になるのと歯科助手になるのでは、進路が変わりますからね。

今すでに「歯科衛生士になりたい!」という思いがある人は、国家資格を取ることを最優先に考え、専門学校に進むべきだと思います。それが間違いなく最短ルートですからね。
今はまだ決めきれない……という人は、歯科助手を経験してみるといいかもしれません。歯科助手は医療分野の中では珍しい「資格のいらない職種」なので。
どちらが正しい道かは人それぞれ違います。将来を決める大事な進路なので、自分の考えをしっかり整理し、後悔のない道を選択してください。応援しています!

——ありがとうございました!

国家資格の有無や業務内容など、歯科助手と歯科衛生士には大きな差があることがわかりました。
歯科に携わる仕事に興味がある人は、まず歯科助手を経験し、そこで得た知見をもとに、自分の進路や働き方を考えてみてもいいかもしれませんね。

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歯科衛生士」
はこんな仕事です

歯科衛生士は、歯の病気予防や歯科医師の診療補助を行う仕事。生涯健康で丈夫な歯を維持するためには、虫歯や歯周病の予防は不可欠。歯科衛生士は、それらの予防処置として、歯垢や歯石の除去などを行う。子どものうちから正しい歯の磨き方など、セルフケアの指導を行うことも重要な役割だ。診療補助の仕事では、歯科医師の指示を受け、器具の準備や受け渡し、管理などを担当する。出産後の再就職もしやすいため、女性が多い職種でもある。勤務先は歯科医院、保健所、老人保健施設などが挙げられる。

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