新しいモノを追い続ける学生の街、京都から生まれた独自の音楽性とは?

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新しいモノを追い続ける学生の街、京都から生まれた独自の音楽性とは?

2016.07.06

提供元:マイナビ進学編集部

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新しいモノを追い続ける学生の街、京都から生まれた独自の音楽性とは?

建都以来、常に新しい文化を求め続けてきた京都。それは音楽にもいえることで、数多くの伝説を生んだ西部講堂や、大学のサークルから生まれた、京都の独創的な音楽はいつの時代も注目を集めてきました。そこで今回は、京都から生まれた独自の音楽の歴史や背景を探ってみましょう。

この記事をまとめると

  • 京都の学生の熱気が生んだ、関西フォーク
  • 関西の若者文化の核となっていた西部講堂
  • 現在の京都ロック・シーン。くるり、10-FEET、ROTTENGRAFFTY

京都の学生の熱気が生んだ、関西フォーク

多くの大学が集まり、若者の熱気に満ちあふれていた京都。1960年代後半、彗星のごとく現れたのが、加藤和彦さん、北山修さんなど京都の大学生らが結成したバンド、ザ・フォーク・クルセダーズです。1967年、京都で開催された『第1回フォークキャンプ』に出演した彼らは、演歌や歌謡曲が主流だったこの時代に、メッセージ性の強いプロテスト・ソングで若者の心をつかみ、自主的な音楽活動(現在でいうインディーズ)の中心的な役割を果たす存在となったそうです。

いつしか“アンダーグラウンド・ミュージック”と呼ばれるようになった新たな若者文化に呼応するように、全国から数多くの才能が集まりました。高石友也さん、中川五郎さん、高田渡さん、遠藤賢司さんらが京都に拠点を移し、活動を開始。後に“関西フォーク”と呼ばれるブームとなっていったこのシーンは、岡林信康さんの登場で最高潮の盛り上がりを見せたといえるのではないでしょうか。

関西の若者文化の核となっていた西部講堂

時代は70年代へと移り変わり、1970年12月31日、京都・西部講堂で開催されたイベントが、オールナイト・ロック・フェスティバル『FUCK '70』。「なにが黄金の70年代や!」「紅白だけが大晦日か!」という主張のもと、数多くのロックバンドが集ったこのイベントは、京都の大晦日の恒例行事となり、「このコンサートに出演できれば必ず売れる」といったジンクスも生まれたようです。実際、ジョニー大倉さん、矢沢永吉さんらも出演し、後にブレイクを果たします。(出典 http://www.kyodaikaikan.jp/outline/auditorium.html)

また、西部講堂では隔週土曜日にコンサート『MOJO WEST』が始まりました。「MOJO WESTとは自由を求める集団ですか。いいえわれわれは秩序を求めます。それは新しい秩序であり、新しい関係であり、自律であり、責任である。仕事であり、作業である」といった意思表示が掲げられたこのイベントには、沢田研二さん、Charさん、村八分、かまやつひろしさん、カルメン・マキさんなどが登場。この時代に一大ムーブメントとなっていた“ヒッピー文化”ともシンクロし、西部講堂は関西の若者文化の核となる存在となったといっても過言ではないかもしれません。日本のロック黎明期を支えた多数のミュージシャンが活躍し、その後もグラム・ロックやブルース・ロックといった音楽が数多く誕生した西部講堂では、町田町蔵(町田康)さんがパンクバンド・INUとして活躍するなど、幅広い音楽を受け入れながら、音楽文化として独自の進化を遂げていったようです。(出典 http://www.kyodaikaikan.jp/outline/auditorium.html)

そして、現在の京都ロック・シーンは?

京都は大学ごとに文化や個性が多彩で、某私立大学のロックサークルは、これらの京都のロックの歴史の流れを“オルタナティヴ・ロック”として現代に継承。いまや京都を代表するロックバンドとなった、くるりをはじめ、個性的なロックバンドを数多く排出しています。

くるりは2007年より京都府の梅小路公園にて、アコースティック楽器を中心とした音楽イベント『京都音楽博覧会』を開催しています。(出典 http://kyotoonpaku.net/2016/)近隣地域の振興に貢献していくと同時に、日本のみならず世界のさまざまなミュージシャンを招聘し、新しく幅広い音楽性を許容する京都独自の音楽性を支えているといえるでしょう。

また、京都出身の10-FEETやROTTENGRAFFTYといったロックバンドも、強い信念のもと、さまざまな音楽を取り入れたサウンドで、若者たちに熱いメッセージを送っています。彼らもまた、京都独自の音楽性を持つミクスチャー・ロックを鳴らし、若者から多大な支持を受けています。10-FEETは2007年より京都府立山城総合運動公園にて、野外ロック・フェスティバル『京都大作戦』を開催(出典 http://www.sound-c.co.jp/kyotodai/16/)。毎年約2万人を動員する大規模のイベントは、ジャンルを問わない独自のラインナップで、また新しい形の京都独自の音楽性を提示しています。

いつの時代も若者の有り余るエネルギーで新しい文化を追い求め、独自の進化と変化を続ける音楽。それが京都独自の音楽性といえるでしょう。皆さんも大学に入学したら、サークルに入って活動してみてはいかがでしょうか?