病気にならないための体づくりを提案する仕事があるらしい!

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病気にならないための体づくりを提案する仕事があるらしい!

2016.07.05

提供元:マイナビ進学編集部

病気にならないための体づくりを提案する仕事があるらしい!

スポーツトレーナーとして全国大会に出場する高校生の選手のサポートを経験して、その後は札幌で「鍼灸師」の資格を取得し、整骨院にて数年勤務後に独立。現在は、芸能人や五輪選手の健康・栄養指導を行う先生の講演に参加したことから、「治療を受けに来なくてもいい体づくり」を提案する治療家として活躍している濱澤博俊さんに、インタビューしてみました。あまり聞きなれない治療家という仕事はどのようなことをしているのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 自分が目指す方向性とのギャップ
  • 自ら辞めて独立を選び、理想の治療家の在り方を見出す
  • 健康で居続けるための身体づくりを提案していく

自分が目指す方向性とのギャップ

――治療家を目指したきっかけは?

もともとは整骨院で勤めていたんですが、僕がいたところは勤務時間が毎日朝7時から夜中の12時を回ることもしょっちゅうで、時間とお金のバランスが良くなかったんです。まるでロボットのように体を動かしていたので、患者さんの前に、そもそも自分の体を壊してしまいそうな状況でした。また、僕は患者さんが通わなくてよくなる治療がしたくて整骨院に就職したのに、会社の上の立場の人たちはなんと患者のリピートを生むことを考えていたのです。整骨院の経営もありますから、そういった事情もわからなくもないのですが、そんなギャップを感じながら、体の方も数年で限界を感じ、独立して自分で治療家として活動しようと決めました。本当にやりたかったことは、患者さんに「1度治療したら2度と来なくてよくなる身体づくり」を提案したかったのです。

自ら辞めて独立を選び、理想の治療家の在り方を見出す

――独立して治療家という立場になって、どのような変化がありましたか?

整骨院を辞めてすぐに、友人を通じてご縁があったある方の講演会に行った時に、僕はさらに独立してやりたい治療の方針が明確になったのです。そこで学んだのは、整体やマッサージという外側からのアプローチではなく、根本的な解決のためには体内からのインナーケアが大事だということでした。全く整骨院時代に話題にも出てこなかった内容でした。そこで僕は、鍼灸と整体は資格を持っていましたが、中から体を整えることを教えるために、栄養学や予防医学という分野を勉強しました。

学生時代に思い描いていた、「健康な人をたくさん作り出す」という夢は、僕のいた整骨院では叶わなかったけれど、こうしてフリーの治療家となって初めて叶ったのです。独立したことで、患者さん一人ひとりにかける時間が圧倒的に増え、「実はね」っていう身体以外の悩みがポロっと溢れるようになってきて、信頼関係も築きやすくなりました。

「1回来たら、もう来なくていいようになる」ことを目指した時に、そもそもが「病気になりにくい身体づくり」を教えた方が理想的だと気付き、食生活や生活習慣の指導も行っています。肩こりで冷え性な人に限って、コンビニ食が多かったり、便秘に悩んでいる人ほど普段からお水をとる習慣がなかったり、疲れやすい人ほど甘いものが大好きで糖の過剰摂取が疲れの原因になっているなど、まるでパズルがはまっていくかのように症状と原因が紐付いていくのです。患者さんは「説得」しても習慣は変わりませんが、このように「納得」すると習慣に変化を起こせるのです。

――全国いろんな人の治療をしている濱澤博俊さん。北海道で勤務する中でどのような患者さんが多いですか?

北海道は1年を通して寒い期間が長いため、料理の濃い味付けが多いんです。それにより、塩分や油の取りすぎによって血液がドロドロになり、代謝が悪くなり、生活習慣病が原因で引き起こすいろんなリスクが見えてきます。心筋梗塞や脳梗塞などがありますね。なので、あまり塩分や油分を摂りすぎない調理法を教えるなど、もはや治療家の幅を超えた指導なんかもしていますね(笑)。

また、積雪量が全国的に見ても圧倒的に多い北海道では、雪下ろしや雪かきが原因で肩や腰の痛みを訴える人が圧倒的に多いんです。雪道の運転が長い地域柄、というのもあるでしょうね。体全体が凝り固まってしまう原因にもなるんです。そのため、ストレッチや運動の仕方なども教えていますよ。

健康で居続けるための身体づくりを提案していく

――今後の展望をお聞かせください。

現在は家で治療をやっているけど、今後は治療だけでなく、全国で本当の意味での「健康で居続けられる身体づくり」の話ができるようになったらいいなと思っています。まずは自分の体に興味を持てる人が増えて、自分の体の不調を自分で治せるような人が増えてくれたら嬉しいですね。ちょっと大げさですが、病院を必要としない社会を作ることが理想です。

僕の治療に1度来てもらった患者さんに必ずお話ししているのが、今の身体の悩みを放置していると起こりうるであろう症状や病気を予防するための知識を身につけて、自分で治せるようになってほしいということです。体の材料である、水、空気、栄養に関心を持ってもらうことから、自分の身体づくりも予防も自分で出来るようになる、これが、僕が治療家として皆さんに提案したいことです。

――ありがとうございました。

北海道のみなさん、お家の料理の味付けが濃くなってはいませんか?
病気になったら病院に行く、調子が悪くなったら整骨院に行く、と行った対処療法ではなく、健康で居続けるための身体づくりを広めていくという治療家の仕事。これがまさに真の健康に繋がる職業かもしれませんね。

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「鍼灸師(しんきゅうし)」
はこんな仕事です

鍼灸師は、鍼(はり)や灸(きゅう)を用いて人体のツボに刺激を与え、病気を治療する仕事。この治療方法は東洋医学に基づいており、金属の鍼と「もぐさ」と呼ばれる植物を燃やす灸を使って行われる。肩こりや腰痛、冷え症、アレルギーやストレスによる病気で悩む人に対し、薬以外の方法でそれらの症状を和らげる効果がある。近年は、エステサロンなどでリラクゼーションの一環として取り入れられることも増えており、多くの女性が活躍中。鍼灸院で経験を積み、独立をめざす人も多い。

「鍼灸師(しんきゅうし)」について詳しく見る