AO・推薦入試対策に! 身近にあるものを使って、小論文に強くなるコツってあるの?

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AO・推薦入試対策に! 身近にあるものを使って、小論文に強くなるコツってあるの?

2016.06.20

提供元:マイナビ進学編集部

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AO・推薦入試対策に! 身近にあるものを使って、小論文に強くなるコツってあるの?

AO入試においては、多くの学校で「小論文」が課せられます。小論文というと、「構成」や「文章表現」が鍵となりますが、でも、どんなに書き方がよくても、書く「内容」が深くなければ、評価はされません。まずは身近にあるものを使って、内容を深めるための準備をはじめてみませんか?

神奈川県川崎市にある大学受験専門塾「Forest」の塾長、松尾光徳先生に、小論文の内容を深めるための「思考術」について伺ってみました。

この記事をまとめると

  • 何を書けばいいか分からないときは、身近にある紙やペンを使って、マインドマップをつくってみよう
  • マインドマップをつくることで、書く内容を掘り下げることができるかも
  • マインドマップを書くときの注意点を3つご紹介

何を書けばいいか思い浮かばない! そんなときは、「マインドマップ」をつくってみよう

「マインドマップ」で論理だてた考え方を

「マインドマップ」で論理だてた考え方を

「深い内容の小論文が書きたい。でも、何を書いたらいいのかまったく思い浮かばない」……、受験生であれば多くの人が抱えるこんな悩み。解決するために、身近にある紙やペンを使って「マインドマップ」をつくってみましょう。

マインドマップとは、イギリスの著述家であるトニー・ブザンが提唱した思考術。頭に思い浮かぶ事柄を紙に書きだすことによって、考え方を深めることができます。前回松尾先生から伺ったマインドマップのつくり方をおさらいしてみましょう。

1. あるテーマについて、思い浮かぶ言葉を5つ書いてみる。
2. (1)の中から、自分が面白そうだと思う言葉を選ぶ。
3. (2)について、思い浮かぶ言葉を5つ書いてみる。
4. (3)の中から、自分が面白そうだと思う言葉を選ぶ。
5. (4)について、思い浮かぶ言葉を5つ書いてみる。

以上を繰り返していきます。具体的には、以下のように考えます。

【小論文の仮想テーマ】
写真の発明 → 芸術・歴史・恩恵・未来・技術 →「恩恵」→ 記憶の保持・鮮明・時の意識・亡者との再会・反省の道具 →「時の意識」→ 今を大切に生きる・生き方の変化・将来の想像・スケジューリング・振り返りができる →「将来の想像」……。

上記をつなげて文章にしていくと、論理だてた考え方ができていることが分かります。

「『写真の発明』によって、得られる『恩恵』とは、過去を意識することだ。過去があるということは、現在や未来も存在することになるので、『時を意識』できるようになる。写真に写っていない『将来の想像』もできるようになる……。」

マインドマップを使うとどんないいことがあるの?

「Forest」の塾長、松尾光徳先生

「Forest」の塾長、松尾光徳先生

マインドマップを使って小論文の内容を考えることの利点について、松尾先生に教えてもらいました。

松尾先生:小論文の内容を考えるとき、「箇条書き」でメモを書いていく人もいると思います。でも、箇条書きって「タイトル」に捉われてしまうんですよ。テーマに沿って書こうとするあまり、いいアイディアがなかなか浮かばないんです。

論理は、「前後関係」さえできていれば成り立ちます。マインドマップを使えば、前後の論理関係のつながりを保ったまま、テーマに捉われずに内容を考えていけるんですね。そうすると、最終的には、普通だったら思いつかないようなアイディアにたどり着くことができるんです。

マインドマップを書いていくときの注意点

マインドマップのタテ軸の考え方

マインドマップのタテ軸の考え方

マインドマップを書くときの注意点も教えてもらいました。

1. タテ軸をそろえる
松尾先生:マインドマップを書くとき、出てくる情報が適当だと、小論文で話をつなげていくのが難しくなってしまいます。

例えば、「ピーマン」がテーマだとして、「パプリカ」「カボチャに似ている」などと書いてしまうとします。どれも完全にズレているわけではないですが、「ピーマン」とは関連性が薄い内容ばかりですよね。 

これを回避するためには、キーワードのタテの部分を「同じ方向性」にする必要があります。先ほどの例(「写真の発明」)でいうと、「記憶の保持・鮮明・時の意識・亡者との再会・反省の道具」という部分を同じ方向性にするんです。

写真の発明の恩恵によって、「記憶が保持できる」。「記憶が保持できる」ということは、自分の頭の中の情報よりも、「鮮明」になる。「鮮明」になるからこそ、過去の自分・現在の自分・未来の自分というものが認識できて、「時を意識」できるようになる……、というように考えてみてください。

2. 必ず5つキーワードを出す
松尾先生:テーマについて、キーワードを1〜2個しか出さない。これでは、いいアイディアにはたどりつけません。思考術のはずなのに「この言葉が来たら、このキーワードにするしかないよね」と思考の幅を狭めてしまっているんです。ですので、必ず「5つ」出すと決めて、考えてみるようにしてください。初めは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくれば探し方が分かってきます。

3. 第3者にチェックしてもらおう
松尾先生:例えば、「スマートフォン」→「危険」……、こういったキーワードの出し方は避けたいです。

本来であれば、
「スマートフォン」→「SNSの利用」→「トラブルに巻き込まれる」→「危険」となるはずなのですが、間が抜けてしまっているんですよね。

ですから、「間が抜けていないか」のチェックを、先生やおうちの人といった第3者にチェックしてもらうといいでしょう。自分で判断する場合は、一端、間をおいて翌日に確認してください。自分が書いたものを客観的に見られるようになります。


いかがでしたか? 頭に思い浮かぶキーワードを増やすには、普段の「インプット」も大事です。新聞やネットニュースに目を通したり、自分が志望する学部の研究内容に関連する書籍を読んだりしてみるといいでしょう。AO入試を考えている人は、これらを参考に、ぜひ小論文を書く準備をはじめてみてくださいね。

【取材協力】大学受験専門塾 Forest 塾長 松尾光徳先生
http://forest0831.co.jp/