狙い撃ち、それとも数勝負!? 入試ではどれくらいの学校を受験した?
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日程が重なっていない限り、一般選抜では複数の大学を受験することができます。とはいえ、どれくらい受験するのが一般的なのでしょうか。大学生~社会人のみなさんに経験談を聞いてみました。
この記事をまとめると
- 志望校は狙いを定めて1~5校受験
- 6~9校受ける場合はさまざまな受験方式を利用
- 10校以上は体力勝負?
狙いを定めて1~5校
・「国公立でなければだめだと言われていたので、滑り止めで私立を一切受けず本命のみ。『落ちたら浪人』というプレッシャーがつらかったものの、なんとか受かったので結果としてよかった」(23歳/男性)
・「行きたい大学は決まっていたから3校のみ。あまりたくさん受けても、受かったところで行きたくないから受験しても無駄だと思って」(21歳/女性)
たしかに、やみくもに受験したところで行く気のない大学を受けても仕方ないもの。であれば最初から受験しないという意見も納得ですね。
いろいろな受験方法を利用して6~9校
・「大学入学共通テストで2校、一般選抜で5校受験しました。大学入学共通テストはあくまでも滑り止めの大学に出願し、一般選抜に照準を合わせていました」(19歳/男性)
・「出願したのは9つくらいだけど、実際に試験を受けたのは5校くらい。大学入学共通テストを利用したり、同じ大学の学部を複数の受験方式を使ったりして受けた」(21歳/女性)
大学入学共通テストをはじめ、同じ試験で複数出願できる大学もあります。「念のためたくさん受験したいけどスケジュールが……」という人にはぴったりです。
体力勝負? 10校以上
・「合格する自信がなかったから大学入学共通テストも合わせて全部で10校くらいは受験している。試験日が続いているときはさすがにバテていたけど、ほかの受験生に勝てるところはもはや体力くらいしかなかったから(笑)」(25歳/男性)
・「第一志望の大学にいけるならば、どの学部でもいいと思っていた。だからいろいろな学部を受けたほか、滑り止めの大学を合わせて全部で12校。たくさん受けたおかげで、なんとか行きたい大学に合格できたのでよかった」(21歳/女性)
受験するチャンスがある限り挑戦していたという人も意外と少なくないようです。受験料と体力に問題がなければアリなのかも?
大学はたくさん受験すればいいというものではありません。日程や受験方式を踏まえて、自分に合ったやり方を選ぶことが大事です。まずは志望校に向けてしっかり勉強をしたうえで、受験の戦略もじっくり考えて挑みましょう。