温水ウォッシュレットの所有数1位は富山! その理由とは?

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温水ウォッシュレットの所有数1位は富山! その理由とは?

2016.06.22

提供元:マイナビ進学編集部

温水ウォッシュレットの所有数1位は富山! その理由とは?

富山は、家庭での温水ウォッシュレット所有数量が第1位。富山と温水ウォッシュレットには、どんな繋がりがあるのでしょうか? 富山で、温水ウォッシュレットが普及するようになった理由と土地柄をあわせてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 富山は家庭での温水ウォッシュレット所有数量1位
  • 富山県は居住水準も勤労者世帯の実収入も全国トップクラス
  • 高岡山瑞龍寺の「烏瑟沙摩明王」は不浄な場所を清める仏様

温水ウォシュレット所有数量が一位

総務省が5年ごとに実施している全国消費実態調査によると、平成26年度調査における温水洗浄便座の所有数量第1位は、富山県で、所有数量1,029台。全国平均が736台なのでかなり多いですね。

家庭での温水ウォシュレットが普及している理由……それは、ただ富山が寒いから1位になったわけでもないようです。現に、秋田県は714台で28位、青森県も668台で37位と所有数量はさほどではありません。では、どうして富山が1位なのでしょうか? 大きく二つのことが原因としてあげられます。

住みよくゆとりある暮らし

「平成25年住宅・土地統計調査結果」(総務省統計局)のデータによると、ゆとりある暮らしを大事にする富山県は、全国第1位の持ち家率(79.4%)、そして1住宅あたりの延べ面積(152.18平方メートル)が示すように、居住水準は全国でもトップクラス。共働き家庭が多い上に女性の就業率が高く、勤労者世帯の実収入も全国トップクラスなのです。家族とのつながりを大切にする富山県民は、住みよい「家」にしたいという想いも人一倍。富山県民がいかに家で過ごすひとときを大切にしているかがわかりますね。家で快適に過ごすためなら、お金だって惜しみません。

トイレの神様がいるって本当?

そして家庭で温水ウォシュレットが普及している理由、二つ目はトイレの神様の存在です。植村花菜さんの大ヒット「トイレの神様」でも、おなじみですね。このトイレの神様は、富山県高岡市にもいるのです。

正確に言うと、富山県高岡市・高岡山瑞龍寺の、「烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう) 」です。このお寺は、江戸時代初期に建てられた由緒あるお寺で、平成9年には山門・仏殿・法堂などが国宝に指定されています。その法堂に祀られているのが、県指定有形文化財「烏瑟沙摩明王」というわけ。この明王は、あらゆる穢れを焼き尽くして清める功徳を持つとされているとか。元々は、古代インド神話の炎の神だったのですが、仏教に取り入れられ、不浄や悪を焼き尽くす仏となったそう。不浄な場所を清める仏様として禅宗寺院の東司つまりトイレに祀られることが多く、「トイレの神様」として有名なのです。

トイレの神様がいるだけでなく、なおかつ住みよい「家」を重視する富山県民ならば、温水ウォッシュレット普及台数1位というのも、なんだか納得します。

このように、統計データ一つをとってみても、そこにはさまざまな背景があります。社会学では、統計データを元に社会の仕組みや働きを研究・解明していきます。興味深いデータがあったら、そのデータの背景はなんだろうと掘り下げて考えてみると新たな発見が生まれるかもしれませんね。


【参考サイト】
http://uub.jp/pdr/h/ww_2.html
http://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=103315
http://www.zuiryuji.jp/
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2013/pdf/nihon02-3.pdf
http://www.stat.go.jp/data/nihon/21.htm

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

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