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【命の重さを考える!】思いやりが第一のお仕事って?

2016.06.17

提供元:マイナビ進学編集部

【命の重さを考える!】思いやりが第一のお仕事って?

少子化や晩婚化が進む一方で、ペットの需要が増加傾向にある現代。
最近ではペットという認識ではなく、新たな家族としての意味合いが強く、ペットの種類やサービスも広がりを見せているペット産業。
今回はペットショップで働くSさんにお仕事の内容についてインタビューをしてきました。

この記事をまとめると

  • 動物の世話だけではないペットショップスタッフの仕事
  • 販売した後のケアも大切なお仕事
  • ペットショップスタッフに必要なのは思いやり

仕事は営業時間前からスタート

――普段のお仕事の内容について教えてください。

ペットショップスタッフの仕事は、大きく分けると生体管理・販売・商品管理・グルーミング・清掃の5つに分けられます。働いている環境にもよりますが、今あげた内容の仕事をマルチにこなさなければなりません。

ペット用品の販売はもちろん、商品の搬入や陳列、店内の清掃をはじめ、商品の在庫管理、顧客様の管理も大切な仕事です。そして、生体管理と呼ばれるペットたちの世話も行います。
お客様がくる開店時間内での仕事も多いですが、お店の営業時間外の仕事もあります。

――1日のお仕事の流れはどのようになものでしょうか?

朝からの流れですと、おおよそ開店から約2時間ほど前から仕事は始まります。
主な内容としては生体管理といった動物たちのお世話や健康状態の管理、清掃が中心です。とくにワンちゃんに関しては朝早くに目を覚ましている子も多く、排せつ物の処理を含めた環境の清掃、運動をさせたりと一匹ずつ健康状態のチェックなどを行います。
やはり営業時間中はゲージ(展示する際の檻)に長時間入ることになるため朝の運動(お散歩)の時間は運動不足にならないようしっかりと運動させます。ワンちゃんたちにストレスを感じさせない配慮が大切になります。
中には相性の合わないワンちゃん同士もいるため、ケンカをしないようにスタッフ数名で分担をしています。実はこの朝の運動時間はなかなかハードなので、私たちスタッフも朝食をしっかり食べるなど体調の管理が重要になりますね。

――ワンちゃんたちにも相性があるのは驚きました。それは種類によって違うのでしょうか?

もちろん犬種による性格も大きく影響しているといわれています。
ただ、どちらかというと生まれてから親犬と離された後の環境によって性格が決まってきたりします。特に人の愛情を強く受けたりするとやきもちを焼く性格になったり、ワンちゃん同士の接点がなかった場合は少し奥手な性格になったりとさまざまです。

もちろん、ペットショップ内でもそういったお客様に引き取られた際にトラブルにならないように性格の配慮や改善などは促すようにしています。
性格含めそれぞれの個性を把握し、お客様に伝えるのも大切なお仕事です。

――営業時間中のお仕事はどのようなものがあるのでしょうか?

営業時間中も引き続き動物たちの生体管理、清掃、販売が中心です。
お客様の要望にあわせて動物を合わせたり、ご不明点や疑問点にお答えする接客販売やゲージの清掃チェックなどが多く、また動物たちのストレスにならないように時々ゲージから出して遊ばせたりもします。

夕方には動物たちは就寝の時間になるので、グルーミングをし、夕食や運動をさせてゆっくり休ませることになっています。もちろんお店は営業していますので、接客販売や商品の在庫の管理などは引き続き閉店までの仕事は続きますね。

――かなりお仕事の内容は多いのですね。

そうですね。命を扱う仕事なので仕事の妥協は許されませんし、内容も多くなりますので、体力がなければできないと思います。
もちろん、シフト制になっているので仕事は分担されています。

販売の後のケアも大切、ペットショップのお仕事のやりがい

――お仕事のやりがいについて教えてください。

私自身、この仕事を目指したきっかけは動物が好きだったからということがありますので、動物たちに囲まれて仕事をするのは非常に楽しいです。
やりがいに関していえば、家族が決まって引き取られた際、お客様が笑顔になっていただける瞬間です。引き取られた後もよく一緒にお店に来ていただけたりもするので、元気な姿を見たりするととても幸せな気持ちになりますね。
また、私たちの仕事は販売をして終わりではなく、アフターケアも重要になりますので引き取られた後のケアなども行っています。

――逆に大変なこと、辛いことはありますか?

もちろん仕事ですので、大変なことも多くあります。
先ほども触れましたが、想像以上に体力を使う仕事です。やはり慣れるまでの期間、一定の体力がつくまでは苦労も多く、続けるには精神力・体力がともに必要となると思います。
あとは、動物たちが新しい家族に引き取られた後、いなくなったゲージを清掃していると嬉しさ半面、ちょっとだけ寂し気持ちになりますね。

ペットショップスタッフに必要なのは思いやり

――ペットショップで働くために必要な資格はあるのでしょうか?

販売を中心に行う仕事であれば特別な資格は必要ありません。
もちろん、愛玩動物飼養管理士という資格もあるので正確な知識を身に着けるためにも取得する方は多いです。
トリマーやトレーナーといったペットに関する仕事もありますので、それぞれの目指す職に合わせた資格取得というのは大切です。ただ、何よりも動物たちを大切にする、その思いやりこそが一番の資格だと思います。

――ペットショップで働きたい高校生にむけてメッセージをお願いいたします。

この仕事というのは本当にやりがいも多く、人も動物も幸せにするものです。
なので、お客様にペットと暮らす幸せを伝え、ペットを癒せる方に目指してもらいたいです。今あげた2つの要素は思いやりの心です。これは日常の生活で育むことができるところですので、優しい心を大切にしてほしいです。
動物も私たち同様に生きています。その重みを理解できればきっとこの仕事は最高の魅力あるものになると思います。


Sさんのお話を聞いて、改めてペット命の重さ、ペットを家族として迎え入れることの重要性について考えさせられました。
ペットといえど人間と同じ命、その命の重さと正面から向き合う仕事がペットショップスタッフなのだと思います。飼い主とペットの幸せ、それぞれを大切に考えられるのは思いやりの心が根底にあってこそ成り立つのだと感じました。

動物が好きで、他の人へのサービスも好きだという人には向いている職業だといえるのではないでしょうか。

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ペットショップスタッフ」
はこんな仕事です

動物やペット用品の販売のほか、動物の健康管理、トリミング、グルーミングなどを行う。ペットショップのなかには犬や猫だけでなく、爬虫類や鳥類、観賞魚など、さまざまな動物を取り扱うところも。各動物の特徴や気性などを種類別に理解し、客の要望に合う一匹をきちんと紹介できる力が必要となる。また、鳴き声やふん便の状態を見て、体調を判断できる知識と観察力も求められる。ペットの病気を防ぐことにもつながる清掃や消毒は、日に何度も行うようにしているショップが多い。

「ペットショップスタッフ」について詳しく見る