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【店員さんに聞く!】 ゲストハウスって、どんなところ?

2016.06.10

提供元:マイナビ進学編集部

【店員さんに聞く!】 ゲストハウスって、どんなところ?

みなさん、「ゲストハウス」って知っていますか? 高校生にはあまり馴染みがないかもしれませんね。そこで今回、静岡県熱海市にある「MARUYA」というゲストハウスで働いている勝田実里さんに、ゲストハウスってどんなところ? という疑問から仕事の内容まで、いろいろと伺ってきました!

この記事をまとめると

  • ゲストハウスは「その街の日常」を提供する
  • 通常業務以外にも、営業や広報活動も行う
  • いい接客をするには、いい旅をすることも大事

ゲストハウスは、「その街の日常」が体験できる

——さっそくですが、「ゲストハウス」ってどんなところなんでしょうか?


みなさんが想像するような普通のホテルとは違い、カプセルやドミトリー(相部屋)という形式をとっています。部屋が狭い分、キッチンやリビングなど、共有スペースがあるゲストハウスが多いですね。そのため、他のお客様との距離が近く、コミュニケーションが生まれやすい環境になっています。そうした点を売りにしているゲストハウスも多くありますね。


——どのようなお客様が来るのでしょうか?


これはMARUYA特有の傾向かもしれませんが、静岡が東京から比較的近いということもあり、東京で働いている方が休みの日にふらっと泊まりに来られるようなケースが多いですね。「週末なので遊びにきました!」という声をよくいただきます。それと、熱海は観光地ということもあり、観光客の方にもご利用いただいています。


——ゲストハウスは個々に特徴を持っているイメージがあるのですが、MARUYAはどんなゲストハウスですか?


数ある宿泊施設の中で「最も日常に近い場所」だと思います。普段みなさんが泊まるようなホテルは、「非日常」を演出することがウリになっているところが多いですよね。豪華な料理を提供したり、最高級のおもてなしをしたり……。
でも、MARUYAはゲストハウスなので、「お客様との触れ合い」を大事にしています。弊社のスタッフは、みんな熱海に暮らしていて、その延長線上でサービスを提供しています。なので、各々がすごく自然体なんです。
そのため、非日常ではなく、その街に流れるいつも通りの「日常」が体験できるというのがゲストハウスの1番の特徴だと思います。

それと、先程もお話した通り、スタッフがみんな熱海在住なので、街にとても詳しいです。その知識を活かして、オリジナルの地図を作成しおすすめの飲食店などを紹介しています。ガイドブックに載っていないようなローカル情報をご提供できるのは、ゲストハウスならではだと思います。

スタッフ業務だけでなく、広報や企画立案も担っている

——ゲストハウスでの働き方について教えてください。


チェックアウトのお時間が11時となっていますので、それまではお客様とお話をしたり、チェックアウトする人の写真を撮ったりと、コミュニケーションを取っています。
11時から14時までは部屋やキッチンなど、全館の掃除をしています。その後は15時からチェックインに備えて事務作業をします。
それが終わると、21時までチェックイン作業をしながらゲストの方とお話をしたり、街案内をしたりしています。

ゲストハウスの運営を行いつつ、広報やイベント企画のミーティングなどもこなしています。


——では、広報やイベント企画の動きについて教えてください。

「まちあるき」といって、スタッフがゲストハウス周辺の街をガイドしながら歩くという企画を行っています。「熱海は温泉だけではなく、てこんな歴史もあるんですよ」という、その土地に住んでいるからこそ分かる細かい情報をお伝えしています。

他にも、ゲストハウスの向かいにあるカフェと合同で音楽イベントを開催したりしています。カメラ好きが集まって写真撮影を行う宿泊ツアーなども企画しました。

PR面の動きは、自社メディアの運営がメインになっています。熱海の「本当に知りたい情報」をテーマにしています。そちらにも力を入れていますね。



——通常業務以外にも様々な動きが求められているんですね。


その道のプロがいない中で、みんなで試行錯誤しながら答えを探していくのは楽しいですね。やらされてやっているわけではなくて、自分たちが「やりたい!」と思ったことだけをやっているので。
普通の会社だったら会議を何回も繰り返して、判子をもらってようやくスタート! みたいな企画でも、弊社ではすぐキックオフできます。人数が少ないからこその利点ですね(笑)。


——利点はイメージしやすいですね! 一方で、ゲストハウス特有の課題などはありますか?


お客様とゲストハウスとの間にミスマッチが起こることですかね……。
「東京の喧騒から離れてゆっくりと……」という、ゆったりとした宿泊を求めている方には、ゲストハウスという環境が適切ではないことがありあます
ただ、その要望まで網羅してしまうと、それはもうゲストハウスではなくなってしまうんです。「ゲストハウス」という空間の特性を知った上で来るお客様だけではないので、その点の摺り合わせが難しいですね。


——どういったゲストハウスなのかを分かってもらうためのPRが大事なんですね。


そうですね。なので、ちゃんとブランディングしていかなければいけないなと感じています。どういった環境のゲストハウスなのかをしっかり理解した上で泊まってもらえるような仕組み作りをしなきゃいけないと思います。

何も知らずに泊まってくださった方が「ゲストハウスって良いね」と仰ってくださることもあるので、ブランディングだけじゃなく、企画面・接客面ともに高めていければと思います。

対面でのコミュニケーションが距離を近づける

—ゲストハウスに興味がある高校生は、今どんなことをしておけばいいでしょうか?


旅をした方が良いと思います。できれば一人旅!


——なぜ「一人旅」なんでしょうか?


現地の人とのコミュニケーションが密になるからですね。
もちろん家族や友だちと旅行に行くのもいいんですけど、気心知れている仲間と行くと、「旅特有のチャレンジ」ができないんですよ。一人旅だと、初対面の人と話さざるを得ないじゃないですか。そういう場面から地元の人とのコミュニケーションが発展していくんです。
仲間と行ってしまうと、その中で完結してしまうことが多くなりがちです。せっかく普段行かない場所に足を運んでいるのに、いつもの仲間といつもの会話をしているのでは、場所が変わっただけでもったいないですよね。


——勝田さんご自身もよく一人旅をされていたんですか?


そうですね。しかも、観光地にいかないようにしていました。メディアも本も、「良さ」が作られてしまっているじゃないですか。「あそこにあるあれが良いんですよ!」って。
私はそれに頼らず「自分の経験」の中で、良いとか悪いとか、美しいとかそうじゃないとかを判断できるようになりたかったんです。でないと、本当の意味でお客様に何かをおすすめすることができないですからね。


——では最後に、ゲストハウスに興味がある学生に一言お願いします!


一口に「ゲストハウス」っていっても、いろんな種類があります。なので、自分がどんなジャンル環境で働きたいのかを、旅などの経験を通して知っておくことが大事だと思います。

また、ゲストハウスは単なる宿泊施設ではなく「地域」と密着しているケースが多いです。なので、自分が興味関心のある地域にぜひ足を運んでみてください。そして、そこにゲストハウスがあったら泊まってみてください。
きっと、スタッフやゲストを通して様々なコミュニケーションを経験することができると思います!



——ありがとうございました!


ゲスト同士のコミュニケーションや、その土地の日常を体験できるなど、他の宿泊施設とは違った魅力にあふれているゲストハウス。
「宿泊施設での仕事」や「地域密着」といったアプローチに興味がある方は、一度足を運び、その街の日常を体験してみてはいかがでしょうか?
きっと、将来の選択肢が明確になるはずです。

【プロフィール】

勝田実里
guest house MARUYAスタッフ

島根県出身
高校卒業後、横浜の大学に進学。
在学中は地元である島根県石見地方に関わる活動を通して地方に暮らすことを見つめ直す。
卒業後、まちづくり会社就職のため熱海に移住。


guest house MARUYAのURLはこちら!

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「そのほかの旅行・ホテル・ブライダル系の職業」
はこんな仕事です

結婚式で主に新婦の世話係をする「ブライダルアテンダント」は、持ち物の準備や着替えの手伝いのほか、入場手順の説明などを行う。挙式当日は、新婦のそばに付き添いながらサポートをし、新郎・新婦の入場前には参列者の案内も担うので、マナーや気配りが大切な仕事になる。そして、接客のプロである旅館の「女将」も高い対人スキルが求められる。旅館の顔であると同時に、仲居たち従業員を取り仕切る主人でもあり、その責任は重大だ。旅館の跡継ぎと結婚し、経験を積んでまず若女将になり、そして女将になるケースが多い。

「そのほかの旅行・ホテル・ブライダル系の職業」について詳しく見る