マスコミ業界に興味がある人必見! 記者ってどんな仕事?
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普段何気なく目にするテレビのニュース。毎日休むことなく様々な出来事が報道されています。そんなニュース番組で活躍する記者とは、どんなお仕事をしているのでしょうか? テレビで見る記者のリアルな現場とは? 実際に記者として働く佐藤さんに密着取材してみました!
この記事をまとめると
- 記者とはどんな仕事かのインタビュー内容
- 記者になろうと思ったきっかけのストーリー
- 仕事を通しての大変なことやりがいについて
テレビ局で働く記者の仕事
――テレビ局の記者とはどんなお仕事ですか?
世の中で起きている事件や事故、政治の話など、あらゆることを取材した上で原稿にして日々のニュースで伝える仕事です。ニュースだけで伝えきれない場合は、より深く問題を掘り下げるため、ディレクターなどと連携し番組を作っていますね。
あまり知られていませんが、原稿を書くだけでなく、現場からリポートしたり、アナウンサーの代わりにニュースを読むことも度々あるんですよ。また、ニュースで取り上げる際に、どんな情報が必要かを自分で判断して探し出すのは記者の仕事ですが、発信に必要な画像素材や内容構成はカメラマンさん・編集さん・技術さん等多くの人と連携して製作しています。
私は北海道のテレビ局に勤めていて、北海道全域を対象に取材しています。当たり前ですが北海道はとても広く、移動にものすごく時間がかかります。そんな道中には、キタキツネに出会うこともしょっちゅうですね。(笑)私自身は北海道出身ではないので、大自然に魅了されることもしばしばです。逆に、冬シーズンの張り込みは、道外出身の私にはかなり地獄です……(笑)
目指したいと思ったきっかけの出来事
――テレビ局の記者になろうと思ったきっかけは?
専門性が求められつつ、幅が広い仕事が出来る環境で、自分が勉強してきた理系分野の科目も語学もいかせると思ったからです。学生時代、ふと見たニュースで自分の関心のある医療問題が取り上げられていたことがありました。患者さんが泣きながら訴える姿に、映像メディアが持っている伝える力に魅了されました。テレビは紙媒体とは違い、さまざまな手段で視聴者に伝えることができると、仕事をしていて改めて実感しています。
セルフマネジメントがとても大切
――やってみて大変だったことと、やりがいを感じたことは?
日々さまざまな出来事が起こっているので、呼び出しが多く睡眠時間が取りにくいことですね。しかし24時間体制ではあるので、上司に休めと言われるわけではない。そのため自分でコントロールして睡眠時間を確保することで体調管理をし息抜きをすることが求められます。セルフマネジメントが大変ってとこですかね。
他にも、今に始まったことではない埋もれた社会問題を見つけ、それを放送に結びつけ、視聴者から多くの反響があったときにはやりがいを感じました。
自分の専門分野を極めるだけでなく、多角的なアンテナを張り、今まで触れたことのない分野を取材できる記者になりたいです。多くの人の人生に触れることができることが記者の大きな特権であり、自分の人生を豊かにしていきたいと思っています。
このように、記者という仕事は私たちが普段テレビで目にする現場を取材する姿以外にも、多方面の業務があるんですね! 様々な知識や対応が求められ、自己管理能力が問われる仕事だということが分かりました。今後ニュースを見るときに、記者さんを見る視点が変わるかもしれませんね。
この記事のテーマ
「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説
若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。
この記事で取り上げた
「放送記者」
はこんな仕事です
テレビのニュース番組などのために取材をし、記事制作をするのが仕事。報道記者とも呼ばれる。仕事内容によって外勤がメインの取材記者と、内勤でニュース番組などの制作を行う編集記者(内勤記者ともいう)に分かれる。取材記者の場合は、政治部、社会部、経済部などの部門に所属し、政治経済の動きや事件などを取材してニュース番組などで映像と一緒に視聴者に伝えるのが役割となる。大きな出来事が発生した場合には、昼夜を問わず現場に駆けつけることも多い。ハードな一面もあるが報道の醍醐味を体感できる仕事だ。
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