【Rhythmic Toy Worldのマネージャーに聞く!(後編)】 バンドマネージャーってどんな仕事?

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【Rhythmic Toy Worldのマネージャーに聞く!(後編)】 バンドマネージャーってどんな仕事?

2016.06.10

提供元:マイナビ進学編集部

【Rhythmic Toy Worldのマネージャーに聞く!(後編)】 バンドマネージャーってどんな仕事?

前回に引き続き、「Rhythmic Toy World」のマネージャーとして働く竜治さんにインタビュー! 仕事内容やバンドマネージャーのやりがいについてお話いただきました。

この記事をまとめると

  • マネージメントだけではなく、広報や営業も行う
  • 「一番近くで支える仕事」だからこそ実感できるやりがいがある
  • 何を選ぶかより、選んだ先で何ができるか

一言で語れない「マネージャー」という仕事の幅広さ

——マネージャーの仕事内容について詳しく教えてください。


マネージャーの仕事は多岐に渡りますが、通常業務としては、スケジュール管理に、プロモーション、MVの撮影、企業コラボなどについての打ち合わせがメインですね。
それ以外にも、バンドのツアーを組んだり、その規模を決めたりしています。
ツアーが決定したら、他社さんの「イベンター」と呼ばれる方とタッグを組んで、「今回はこんな日程でこんな場所に行って、他にこういうバンドを呼びましょう」といった打ち合わせをします。
あと、次のCDリリースを決めたり、どんなプロモーションを仕掛けていくかなどを考え実行していくのもマネージャーの仕事ですね。


——プロモーション含め、他社さんとのやりとりが多いんですね。企業コラボなどはマネージャーが売り込みにいくのですか?


こちらから売り込みに行くこともありますね。ただ、以前某菓子食品のCM曲を担当させていただくことがあったのですが、そのときはそうじゃなかったんです。
その企業様の場合、担当者の方が「Rhythmic Toy World」のライブに通ってくれていたんです。そこで、「ゆくゆくはCMとかやりたいですね」という話をしていたので、それが実現したという感じですね。そのタイアップは、人と人の思いが繋がって形になったものだと思います。

答えのない問いに向かっていく難しさ

——バンドマネージャーという仕事の難しさはなんでしょうか?


仕事に対して教科書がないことです。「ミリオンセールCDの作り方」なんて決まってないですもんね(笑)。なので、答えのない問いに対して、今ある環境を俯瞰しながら柔軟に動いていくことが求められます。そこが難しさだと思います。
それと、バンドを含め僕らは「人に届ける」ということが仕事なので、いろいろな人の意見を取り入れなければいけません。なので、様々ある意見の折衷点を探すのが大変だったりします。


——では、やりがいはなんでしょうか?


やりがいしかないですね(笑)。メンバーが頑張っている姿を一番近くで見ているので、それがCDとして形になったときや、ライブでお客さんの笑顔を生み出しているのを見たときに、とてもやりがいを感じます。

あとは、チケットがソールドアウトになって、満員のライブハウスでライブをしているメンバーを眺めているときですね。その姿を見ると「頑張って良かった」と心から思います。


——マネージャーとしての展望はありますか?


「武道館と大阪城ホールでのワンマンライブ」という、チーム全体の目標に対して貢献できるようなマネージャーになりたいです。マネージャーとして彼らをそこまで連れて行きたいと思っています。
個人の展望としては、自分一人でできることを増やして業務範囲を広げていきたいと思っています。

好きは大前提。その上でどんな行動を起こせるか

——バンドマネージャーを務める上で大事なことはなんでしょうか?


一番大事なのは「音楽が好きかどうか」ですね。これはマストです。それに加えて、「ただ好きなだけじゃダメだ」と理解できているかが重要です。
バンドマネージャーは、「好き」という気持ちをベースにした上で、それを広げていくために「何をしたら良いのか」を掘り下げられるマインドを持っていないと務まらない仕事です。

実際に働いてみて思ったのは、「いかに自分がそのバンドに対してプライスレスに動けるか」ということですね。仕事が終わる時間が遅くなったりしますし、ツアーをすると地方遠征に行く機会も増えます。そこが辛くなってやめてしまう人も見てきました。なので、自分がついているバンドに対してどれだけ愛情を持てるか、というのが大事かもしれません。
また、向き不向きで言うと、1つのことに対して慎重に考えられる人が向いていると思います。スケジュールの管理など、ミスができない仕事が多いので。


——音楽業界って入り口が見えにくいと思うんです。そこで、「音楽業界に興味がある!」という学生に向けてアドバイスをお願いします。


音楽が好きだ! っていう純粋な気持ちを忘れないことが大事です。
音楽業界は若者のシーンに敏感なため、10代20代のリアルタイムな感性をとても大事にしています。なので、音楽業界に関心がある人は、今ある音楽に対する気持ちを大事に持っていてほしいです。その思いが、この業界に繋がるカギになるはずです。


——具体的に取るべきアクションなどはありますか?


できるだけ多くの音楽を聴いてください。そして、興味があるライブに足を運んでみてください。生とCDは別物なので、その差を味わって欲しいです。

ライブに来たら、気持ちの方向が定まると思うんです。「演者かっこいい!」と思う人は楽器を持ってバンドを組んでほしいし、「照明がキレイだな」と思ったら照明さんの仕事に進んでほしいし、「こんなライブを創りあげたい!」って思ったら、僕みたいにマネージャーになってほしいです。
現場に足を運ぶと、漠然と思ってた「音楽かっこいい!」という気持ちに、明確な軸ができるんです。なので、音楽業界に興味があるなら、まずライブにきて、音楽に対してどうやって関わっていきたいのかを自分なりに掴んでほしいです。


——では最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします!


僕の経験則ですが、「逃げることは負けじゃない」ということをとにかく伝えたいです。
10代って、将来について本気で悩む時期ですよね。一生懸命悩んだ上で選んだのに、ふとした瞬間に選ばなかった方の選択肢が頭をよぎって「逃げてしまったんじゃないか」と思うときがきっときます。でも、そうじゃないんです。
僕自身、転職を逃げと感じて落ち込んだときもあったんですけど、それがなければ今ここにいません。逃げた先で切り開ける道があるなら、それは勝ちだと思うんです。だって、今最高に楽しいですもん(笑)。

だから、選ばなかった方の選択肢が頭をよぎらなくなるくらい、今に没頭してください。先の見えない将来に対して「何を選ぶか」で悩むより、選んだ先で「何を起こせるか」にワクワクしてください! 応援しています!




悩みや葛藤が振りきれるくらいに今を楽しんでいる竜治さん。仕事にやりがいしか感じない! と笑顔で仰っていた姿に、その言葉の真意を感じました。
踏み出しにくい業界かもしれませんが、現場の空気を肌で感じることで「やりたい」という気持ちに軸ができるというアドバイスがありました。音楽に興味がある人は、現場に足を運んでみると、漠然とした気持ちが定まるかもしれません。
胸を張って「好きだ!」という気持ちを持てる何かがある人は、それを広げていく「マネージャー」という職業を将来の選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

【プロフィール】
長田 竜治 (23歳)

株式会社ビックヒットカンパニー
STROKE RECORDS / Teamぶっちぎり
アーティストマネージメント

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「芸能マネージャー」
はこんな仕事です

俳優や女優、タレントなどの芸能人の活動をサポートする仕事。芸能活動に専念できるように、仕事現場でさまざまな雑用をこなすほか、スケジュールの管理、マスコミ各社への売り込み、オーディションの準備などが主な役割となる。働き方は、勤務する芸能プロダクションやタレント事務所によって異なるが、会社によっては一人のマネージャーが10人程度の芸能人を担当することもある。全国を走り回る移動も多いが、担当するタレント、芸能人とともにエンタテインメントの世界で働く情熱があれば、やりがいは大きいだろう。

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