気になる社会人にインタビュー!  第37回:ツアープランナーに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー! 
第37回:ツアープランナーに聞いてみた10のコト!

2016.06.02

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー! 
第37回:ツアープランナーに聞いてみた10のコト!

もうすぐ夏休み! 旅行に出かける人もたくさんいますよね。日常とは異なる、新しい体験ができる旅行は、きっと心に残る思い出となることでしょう。

旅行のときに利用するのが「ツアー旅行」ですが、そんな旅行のプランを考える「ツアープランナー」という仕事は、どういったことをしているのでしょうか?

今回は、一般のツアー旅行ではなく、企業の社員旅行や研修などのツアー企画を手がける株式会社JTBコーポレートセールスの比企滋さんにお話をお伺いしました!

この記事をまとめると

  • お客さまが求めている内容に応じてツアーを企画する
  • 国内、海外問わずいろいろな地域へ行ったり、交流ができる
  • 旅行中のトラブルにも対処しながら、お客さまと感動を共有

高校時代の恩師の助言で、旅行関連の勉強のため大学へ進学

ツアー企画を手がける比企さん

ツアー企画を手がける比企さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「首都圏の企業に訪問し、ご要望に応じてオーダーメイドのツアーを企画・実施する、法人向けの営業を担当しています。国内(日本に訪れる外国人の国内旅行を含む)・海外を問わず、研修や視察、社員旅行など、旅行の内容はさまざまです」


Q2. 現在のお仕事に就くために、どのような勉強を積まれてきたのでしょうか。これまでの道のりを教えてください。

「高校生のときに短期ホームステイをし、『日本文化は海外の方から非常に魅力的で、行ってみたい国の一つ』『いつかこの方たちが日本に来たらおもてなしをしたい!』と感じました。サンフランシスコのホテルで対応していただいたホテルマンに憧れ『将来は海外客を対応するホテルマンになる!』と影響されました」

「高校卒業後は、ホテルマンになる為の専門学校に進む予定でしたが、恩師である当時の担任に『今はまだ職業を狭めすぎず、旅行に幅広く関われる仕事を目指して少し勉強してから決めても良いじゃないか?』と助言をいただき、急遽大学への進学を目指しました」

「当時は観光に関わる専門の学部を持つ大学は少なかったのですが、運よく希望の観光学部のある大学に入学できました。そして、そこで観光が地域に与える影響を勉強し、交流文化事業を掲げるJTBに出会いました。今も人生を変える一言をおっしゃっていただいた恩師に感謝しています」

企画したツアーが感謝されたとき、感動とやりがいを感じる

Q3. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「お客さまの目的を共有し、時間をかけて何度も何度も考えた旅行を実施して、最後に『いい企画だったよ、頼んでよかった!』と言っていただいたときには何物にもかえがたい感動と、どんなにたいへんなことにも耐えられるやりがいがあります。お客さまと一緒に細部までこだわり、つくり上げたツアーは、まさに一点モノですので、全てのツアーが記憶に残っています」

「また、ツアー中は特に、年齢国籍、立場を問わずいろいろな方と直接触れ合う機会があります。旅行先ではあえて時間をかけてゆっくりお話しをするように心がけているのですが、そういった方々から刺激を受け、そこから長いお付き合いがはじまったり、自分の価値観が広がっていくのは非常に魅力的な仕事だと思います」


Q4. お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

「『明るく楽しく』をモットーにしています。お客さまにとって旅行は、すごく楽しみなものなので、ワクワクするような楽しい企画やサプライズをどんどん提案して、今よりさらに私の企画を楽しみにしてもらえるようにすることが重要だと思います」

「また、『お客さまがどのようなコトやモノを求めていて、その本質的なニーズや期待値は何だろう?』と常に考えています。その期待値をどうすれば超えられるか、『自分に相談している理由は何だ?』と自問自答を繰り返すようにしています。お客さまの期待を超えることができたときにはお客さまは心から笑顔になり、『気が利くね』と言っていただけるからです」

「あとは、父が私によく言っていた言葉ですが、『とにかく人に誠実に、ウソは絶対につかない、筋を通す』ということです。そうすることで、会社内でのコミュニケーションもスムーズになり、先輩や同僚から自分が訪れたことのない国や地域の最新情報やアドバイスをしてもらうことも多いです。社内に自然と人を助けられるような明るい人が多いことも関係しているかもしれません」


Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「入社して1年目に担当した『企業のお取引先相手をお連れし、ハワイにある4つの島を8日間クルーズで回り、最後はオアフ島のホノルルで2泊して帰る』というツアーの企画です。当時は新入社員ということもあり、まだまだ知識も足りずお客さまにご満足いただけるか、心配をしていましたが、最後には何とか皆さまにご満足いただけるツアーとなりました。お客さまの目的を企画を通して達成できた事を入社1年目で感じられたことが非常にうれしく、今でもお客さまには必ず目的を伺ってからツアー企画を進めるようにしています」


Q6. 旅行業界の仕事の今後や、自身がこれからやってみたいことを教えてください

「海外旅行のハードルは昔と比べてかなり低くなりました。旅先の観光地やルートは誰もがインターネットなどで調べられ、思い立てばすぐに一人で体感できると思います。それでも人を感動させ、『忘れられない何か』を人の記憶に残すツアーは、人にしかつくれないと思っています。その瞬間に立ち会いたいといつも思いながら仕事をしています」

「ここ数年で訪日外国人旅行者も増え続けています。これからは、高校生のときに夢見た、『海外からのお客さまをもてなし、より日本の深い魅力を感じてもらえるような企画』をつくり上げることをこれからもしたいですね!」


Q7. たくさん旅行に行っているかもしれませんが、忘れられない旅行先やエピソードについて教えてください。
 
「あるお客さまの海外研修旅行でデンマークに2週間ほど滞在した旅行が忘れられません。1年ほどかけてツアーを準備し、全国から集まった社員さまたちと一緒に研修として朝から晩までさまざまな視察先を巡りました。最後には、自分もその会社の社員になったようなつもりで、熱く会社の将来を一緒に語ってしまいました」

実際に五感で感じた経験や思い出に勝るものはない

Q8. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校生までは毎日サッカーしかしていませんでした。今思えばそのときに培った根性や体力が役に立っていると思います。負けず嫌いで自分が絶対ゴールを決めたがるところは今も、仕事でも変わりません」

Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったことがあれば教えてください。

「『英語が必要でしょ?』と言われることが多いのですが、確かにしゃべれたほうがいいとは思います。私は英語が得意ではないので、今も勉強していますし、高校時代にもっと勉強しておけばよかったと思います。ペラペラでなくとも構いませんが、外国の方としゃべる抵抗感をなくしてコミュニケーション力を養っておくことが重要です。あとは、個人的には地理や歴史の勉強も必要だと思います。ツアー中に訪れる都市の歴史背景や何がどの時代にあったなどの情報ストックが、お客さまとの会話やツアーの企画に非常に役立ちます」


Q10. ツアープランナーを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「私たちの仕事は旅が持つ『チカラ』を使い、お客さまに感動していただき、価値観や考え方をも変えることができる仕事だと思います。SNSやインターネットでいくらでも情報が溢れている時代ですが、実際に五感で感じた経験や思い出に勝るものはありません。いろいろなモノや土地や人に触れ、自分の価値観を広げておくことが絶対に力になります」


海外や国内などいろいろなところに行けて、たくさんの人に出会えるのがツアープランナーの魅力ですが、それだけでなく、お客さまに心から感謝されるとっても素晴らしいお仕事なのですね。ツアープランナーの仕事に興味が湧いた人は、ぜひ家族旅行や修学旅行で出かけた先などで、旅行に関わる仕事に触れてみてくださいね。


【取材協力】
株式会社JTBコーポレートセールス
霞が関第五事業部 営業第三課 グループリーダー 比企 滋さん

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ツアープランナー」
はこんな仕事です

国内外の旅行を計画し、実際に手配をする仕事。まさに「ツアー」の「プラン」を立てる職種である。旅行会社のパンフレットにあるようなパッケージツアーをつくるだけでなく、新婚旅行など個人からの申し込みについても対応する。ツアーの核となる観光スポット、交通機関、宿泊施設の選択だけでも無数の組み合わせが存在するが、さらに体験企画などのイベントや現地での買い物情報などを取り入れつつ、最終的にリーズナブルな価格設定を実現するためには、豊富な旅行知識と経験が必要となる。

「ツアープランナー」について詳しく見る