気になる社会人にインタビュー!  第25回:フローリストに聞いてみた10のコト!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

気になる社会人にインタビュー! 
第25回:フローリストに聞いてみた10のコト!

2016.06.06

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

気になる社会人にインタビュー! 
第25回:フローリストに聞いてみた10のコト!

暮らしに彩りを、そして豊かな気もちを与えてくれる観葉植物やお花たち。花に関わる仕事は、生花店はもちろん、ウェディングやお葬式といった式典にも欠かせません。毎日植物に触れるお仕事では、どういったことをしているのでしょうか。

今回は、全国的に事業を展開する「株式会社 日比谷花壇」でウェディングのフラワーコーディネーターとして活躍する星貴朗さんに、お話を伺いました!

この記事をまとめると

  • ウェディングの花は、お客さまと話しながら装花する
  • 自分が装花した花で、人が喜び、感動してくれたりする
  • 力仕事や冬は水仕事がたいへんといった側面もある

新郎新婦と話をする中で、どのような花で彩るか決めていく

フラワーコーディネーターとして活躍する星貴朗さん

フラワーコーディネーターとして活躍する星貴朗さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は、東京都内の結婚式場専門施設における、花の空間コーディネートを専門とした店舗の責任者をしています。お客さまとの打ち合わせ、コーディネート提案、装花制作、ウェディング当日のコーディネートに至るまで一貫して行うのがフラワーコーディネーターの仕事です」

「私たちの提案するコーディネートにメニューはありません。お客さまとの打ち合わせにおける対話の中から、二人が抱くイメージや『かわいく春らしく』『柔らかい色味で』といった抽象的な言葉をくみ取り、花を使ってそれらを形に表現していきます。どんなにフラワーコーディネートの技術が高くても、お客さまのイメージをくみ取ることができなければならないので、人とのコミュニケーション能力が大切な仕事です」


Q2. 現在のお仕事に就くために、どのような勉強を積まれてきたのでしょうか。

「植物を取り扱う仕事に就きたかったので、学生のときは公園や緑地に関する勉強をしていました。勉強をしていく中で、場所を問わず、さまざまな場所を彩れる花に興味を持ち、現在勤めている会社に入社しました」


Q3. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「花は自然の姿そのままでも十分すてきですが、私たちフローリストはお客さまのイメージを花で作り出します。通常どの職種の仕事でも営業をする人、商品を考案する人、作る人というふうに細分化されていますが、フローリストはそれらのことを全部一人で行います。一見たいへんなようにも感じますが、お客さまのご要望を自身の手で作り出せるのが、この仕事の何よりの魅力だと感じています」

「また、花の種類によってはつぼみの状態で入荷する花もあります。これらの花を綺麗に咲いた状態でお客様にご覧いただけるように、開花調整をしたり、水を定期的に交換します。労力はかかりますが、少しずつ花が成長できる姿を見ると自分自身でも喜びが湧くとともに、その花を使って作った商品で、お客さまが感動してくれるとやりがいがある仕事だなと思います」


Q4. お仕事に取り組む中で、大切にしていること、心がけている姿勢があれば教えてください。

「お客様との対話を何より大切にしています。花束や花のアレンジメントをつくるとなると、ときどき自分の趣向が入ってしまうことがありますが、お客さまは人にプレゼントする時やコーディネートを考えるときにさまざまなことを考えて私たちに伝えてくるので、その思いがしっかりと形にできるようお話をします」

ウェディングの花の演出で、新婦が泣いて喜んでくれたことも

お客さまのイメージを花でつくりだす

お客さまのイメージを花でつくりだす

Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードは何ですか?

「ひまわり畑でプロポーズをした新郎がそのプロポーズを再現したいと、披露宴の再入場時に列席者の全員にひまわりを持っていただき、まるでひまわり畑のように会場を彩り再度プロポーズをするという演出を行いました。これはご新郎と私で新婦に内緒で考えたことなので、新婦が泣いて喜んでくださったときはまるで自分のことのようにうれしかったことを覚えています」

「逆に、教訓としているできごともあります。花を事前に予約している方の花材は事前に市場や仲卸し会社と話し、指定の品種や本数を注文します。まだ入社して間もないころに発注する本数を間違えてしまい、お客さまのご希望の花が用意できなくなりそうなことがありました。結果的に何とか間に合いましたが、それ以降どんな作業においても確認することの重要さを知ることができました」


Q6. 花や植物を扱う仕事に向いている人や、その仕事になる際に必要な知識について教えてください。

「コミュニケーション能力と花や植物を世の中に広めたいという気持ちが大事になってきます。お客さまのイメージをくみ取る事ができなければ商品を作ることはできませんし、花の魅力や可能性を自分自身で感じていなければ人に伝えられません。花や植物の知識自体を増やすことは仕事に就いてからでもできることなので、まずは魅力や可能性を見つけることができる目が必要だと思います」

力仕事や真冬の水仕事などもあり、たいへんで責任もある仕事

Q7. お仕事を続ける上で、たいへんなことがあれば教えてください。

「この仕事に就いて一番感じたことは、花を扱う仕事そのもののたいへんさです。街中で花屋を目にすると、『きれいでかわいらしい』といった印象を誰もが持つと思います。私自身もかつてはそのようなイメージを持っていましたが、実際にはお客さまの感動のシーンを演出する非常に大きな責任のある役割を果たしています。力仕事や真冬の水仕事もあり、最初はそこへのギャップが非常に大きかったです。おそらく私以外のスタッフもみんな、そのようなイメージとのギャップを乗り越えて、今があるのではないかと思います」


Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「公園をランニングすることが趣味です。公園を走っているとさまざまな植物で四季を感じることができますし、仕事をする上で体力も必要になってくるのでリフレッシュと体力づくりのために運動をしています」


Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校時代は部活でバスケットボール部に所属していました。バスケットボール自体がチームプレーを重要視するスポーツなので、高校時代は何より人と助け合うことの大切さを学びました。花の仕事においてもチームプレーはとても大事になってくるので、今でもその経験は活かされていると思います」

「高校時代は部活ばかりしていたので、高校以外の場所にあまり行けませんでした。今の仕事のように空間装飾のお仕事をするならば、さまざまな場所や空間を見に行き、多くのことを体感していれば良かったと今になって思います」


Q10. お花や植物を扱う仕事を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「私たちが手がけている花や植物という商材を使った仕事は、一緒に働いている人材が最も大事になります。もちろん、花や植物が好きという気持ちは大切ですが、そもそも花は人がいなければ枯れます。デザインやアレンジメントも人がいなければ作り出せません。ましてやお客さまと関わることなど、人がいなければまずはじまりません。そんなふうに人のことを大事にする気持ちを持った人たちがもっともっと集まり、世の中に花や植物の魅力を伝えていきたいと思います」


花や植物に関わる仕事の中でも、ウェディングのフラワーコーディネーターは、お客さまや仕事仲間とのコミュニケーションも大切になってきます。毎日お花に囲まれることができるすてきな仕事ではありますが、力仕事や水仕事もあり、きれいなだけではありません。だからこそ、本当に花が、そして人が好きな人こそ、大きなやりがいのある仕事だといえそうです。


【取材協力】株式会社 日比谷花壇
http://www.hibiya.co.jp

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フローリスト」
はこんな仕事です

花屋の経営者もしくは従業員のことを指す。花屋の仕事は主に、花を仕入れ、鮮度を保ち、客に喜んでもらえるアレンジメントをして販売することである。アレンジメントには、花のことだけではなく、配色コーディネートなどのセンスと知識が必要である。また、育て方や手入れ方法などを客に教えたり、客の園芸の相談に乗ったりすることも大切な仕事である。そのためには、花それぞれの特徴や病害虫の知識、肥料の知識などにも精通していなければならない。

「フローリスト」について詳しく見る