救急救命士ってどんなお仕事? 現役の救命士さんにインタビュー!

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救急救命士ってどんなお仕事? 現役の救命士さんにインタビュー!

2016.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

救急救命士ってどんなお仕事? 現役の救命士さんにインタビュー!

救急救命士は人命に関わる大切なお仕事です。病院での医療とは違い、緊急搬送時には、迅速な処置と対応が求められます。今回は現場の最前線で働く清水さんに、お仕事の内容や救急救命士になるための方法を伺いました。

この記事をまとめると

  • 搬送中救急救命士にしかできない処置がある。業務は医療だけではなく避難訓練指導など多岐に渡る
  • 救急救命士になるには専門の学校に進学するか消防に入職して、国家資格の受験資格を得なければいけない
  • 専門的な学科で座学と実技6:4で学ぶ、知識や技術だけでなくコミュニケーション力も必要

救急救命士にしかできない仕事がある?

――さっそくですが、救急救命士の仕事内容を教えてください。

救急救命士は主に救急車に乗車しています。搬送病院の選定を行い、傷病者の観察や応急処置を行いつつ、現場から病院までの救急搬送業務を行っています。


――「救急隊員」とは違った立ち位置なのでしょうか?

そうですね。救急隊員と救急救命士には、行える処置の範囲に違いがあります。
例えば、救急救命士は医師の指示のもと、心肺停止傷病者に対して口の中からチューブを挿入します。それによって、気道確保をすることや、静脈路確保を実施することができます。救急車に乗っているすべての隊員が蘇生処置ができるのではなく、救急救命士が行います。その他にも、救命講習などで一般の方に対して心肺蘇生法の講習をするなど、業務内容は多岐にわたります。


――そういった仕事をする上でのやりがいは何ですか?

「ありがとう」と住民の皆さんから感謝していただいたときは、とてもうれしくやりがいを感じます。また、幼稚園や小学校の避難訓練などを通して子どもたちと触れ合うことで、これからも頑張ろうという気持ちになります。

救急救命士になるにはどうしたらいいの?

――救急救命士になるために必要な資格は何ですか?

救急救命士は国家資格なので、国家試験に合格する必要があります。国家試験の受験資格を得るためには大きく2パターンに分かれます。第一の方法としては、大学や専門学校で学び、国家試験の受験資格を得る方法。第二の方法としては消防組織に入職してから、ある一定の条件(救急隊員として2000時間あるいは5年以上の経験)をクリアします。
その後、公的な救急救命士養成校へ入校し、国家試験の受験資格を得る方法があります。


――その資格を取るためにはどのような学校や学部に行く必要がありますか?

文部科学大臣または厚生労働大臣の指定する救急救命士養成学校で、2年以上救急救命士として、必要な知識や技術などを学ぶ必要があります。4年制の大学から3年、2年の専門学校まで年数についてはさまざまです。

専門的な知識と技術以外に必要なことって?

――清水さんはどのような学校で、どのような勉強をしましたか?

私は4年制大学の体育学部の中にある救急救命士養成学科の出身です。
解剖学、内科学、外科学をはじめ、身体の仕組みや病気の病態について広く学びました。その他救急救命士に関わる法律や医療英語など、学ぶ科目は多岐にわたります。静脈路確保や気管挿管といった救急救命士に必要な技術の習得や、学生同士で隊を編成し、救急現場をイメージしたシュミレーション実習もありました。
その他にも、実際に救急車に同乗する実習や病院の救急外来での実習、海や雪山での実習などがあり、座学と実技が6:4くらいの割合だったと記憶しています。4年制大学ということもあり、1年次は一般教養の履修が多かったように思います。


――将来、救急救命士を目指す高校生にアドバイスをお願いします!

救急救命士の就職先は主に消防署だと思います。消防署は主に24時間勤務であり、隊の方々と寝食をともにする、まさに集団生活です。そのため、コミュニケーションをとるということが一番重要なことだと思います。また、現場活動でも隊員間のコミュニケーションというのは、欠くことのできないものです。社会人になる準備段階として、学校生活や部活動に励み、アルバイトをしたり遊んだりしてください。さまざまな年代や地域、環境の人たちと関わっていってほしいと思います。


救急救命士になるためには、専門的なことを学び、国家資格を獲得しなければいけないことが分かりました。この仕事に興味がある方は、消防組織への入職、学校への進学、どちらが自分に合っているか考えておくといいかもしれませんね。

【プロフィール】
清水千紘 
体育学部救急救命士養成学科を卒業。
現在、群馬県吾妻広域消防所属。

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「救急救命士」
はこんな仕事です

救急救命士は、救急車の中で、命に危険がある人の緊急処置をする仕事である。働くには、各自治体の消防署に所属する必要がある。救急車内での医療行為は、電話などで医師の指示を受けながら、器具を用いた気道確保、薬剤投与、電気器具による心臓の拍動を正常に戻す処置などさまざま。病院に到着したら、患者を引き渡して医師に応急処置の内容などを報告する。普段は各自治体の消防署の救急隊員として働き、緊急の場合に救急救命士として出動する。勤務時間は不規則だが、人の命を預かる責任ある仕事である。

「救急救命士」について詳しく見る