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【職人さんに聞く!】ジュエリー職人って、どうやってなるの?

2016.06.08

提供元:マイナビ進学編集部

【職人さんに聞く!】ジュエリー職人って、どうやってなるの?

宝石や金属を使用してジュエリーを作る、ジュエリー職人という職業があります。普段私たちが身につけている指輪や、ネックレスにも作り手がいます。今回はジュエリー職人のSさんに、この職業につくための必要なことや、仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • ジュエリーの専門学校に進学すると、製作技術だけでなくデザインやビジネスなどの知識も学べる
  • 就職先は大きい会社から小さい会社までさまざま、師弟関係で技術を磨いてものづくりのやりがいが体感できる
  • 目指すなら、高校生のころから積極的にものをつくる姿勢が大切

専門学校では、1年生で学んだ基礎を軸にコースで専門性を高める

――ジュエリー業界に行きたいと思ったきっかけは何ですか?

僕は、子どものころからアクセサリーに触れる機会が多かったんです。というのも、母が子どもにアクセサリーを身につけさせるのが好きな人だったんです。その影響もあって、高校生のときには自分で好きなアクセサリーを買って身につけるようになっていました。そういった親の影響もあり、進路選択のときにジュエリー系の専門学校に体験入学をしました。その体験入学のプログラムで指輪の製作体験をしたんですけど、それがすごく楽しかったんです。ジュエリー職人の「手に職」という点に惹かれましたし、もともとものづくりが好きだったということもあって、その専門学校に進学しました。


――専門学校ではどんなことを学んでいたのでしょうか?

僕が入学したのは3年制のジュエリー専門学校です。1年次は、生徒全員が共通の科目を勉強しました。実際にジュエリー製作をする授業もあれば、ジュエリー業界のビジネスや宝石について学ぶ授業もありました。そこで幅広く基礎知識を蓄えて、2年次、3年次は自分の進みたいコースを選択します。

コースは製作実技やビジネス系など、全部で5種類ありました。僕は「製作技術を高めたい」という思いがあったので、一番難易度が高いとわれているハイジュエリーのコースを選択しました。ハイジュエリーは高級な宝石や金属を扱うため、高度な技術が必要なんです。
そのコースでは、製作技術やデザインに加え、宝石や鉱石の知識について勉強しました。プラチナやゴールド、高価な宝石を扱うために必要な知識を学ぶ授業でしたね。
即戦力を育成する実践的なコースだったので、製作の際にはスピードも問われました。


――ジュエリー職人になるために必要な資格などはありますか?

「必ずしもその資格がないといけない」というわけではありませんが、「貴金属装身具製作技能士」という国家資格があります。3級、2級、1級と階級があり、技術を証明してくれる資格となっています。
あと、これは資格ではありませんが、製作の際に高温のガスバーナーや使い方を誤ると危険な工具を使用するので、その講習を受けたりしました。

ジュエリー職人は、人に幸せを提供する仕事

――卒業後の進路について教えてください。

卒業後の進路はさまざまで、何百人規模の工場を所有している大きな会社に就職する人もいれば、個人でブランドを掲げている小さい会社に就職する人もいました。その他には、高価なジュエリーに特化して製作する作家になった人もいます。作家の場合、すぐに顧客がつくのは難しいので、時間をかけて技術を極める必要がありますね。
僕は、オーダーメイドやブライダルを専門とする会社にジュエリー職人として就職しました。小さなアトリエのような会社です。
仕事内容は、店舗でお客さまから直接受けるオーダー製作と、外注製作ですね。


――仕事のやりがいや魅力を教えてください。

ジュエリー職人には師弟関係があるので、「師匠にどこまで認めてもらえるか」というのがやりがいの一つになっています。それと、日々自分のスキルが上がっていくのを実感できるという点も魅力です。
それと、ジュエリーはよっぽどのことがなければ壊れたりしないので、「自分の作ったものが長く残っていく」ということにロマンや魅力を感じますね。

この仕事をしていて感じるのは、「お客さまに幸せを提供できる」という満足感です。僕、ジュエリーにはネガティブな要素がないと思うんです。ジュエリーを買いにくる人は、幸せを買いにきているように思うんです。それが結婚だったり、自分へのご褒美だったりと人それぞれではありますが、お客さまに幸せを提供できるというのは、この仕事の大きなやりがいです。


――どのような人が向いていますか?

ジュエリー職人は、師弟関係において「努力してもなかなか師匠の技術に追いつけない」というもどかしさがあります。それに加えて、常に技術を磨いていく仕事なので、我慢強い人が向いていると思います。精密な作業もあるので、集中力も大事ですね。
あとは、単純にジュエリーが好きで、ものづくりが好きだ! という思いがある人も向いていると思います。

学生時代からの積極的な行動が、進学後に活きてくる

――ジュエリー職人を目指す上で、学生のうちにやっておいたほうがいいことはありますか?

道具を揃えるのはたいへんかもしれませんが、学生のうちに何かしら製作してみると良いと思います。僕の同級生で、高校生のころから独学でジュエリー製作をしていた人がいたのですが、卒業後に大きく羽ばたいていきました。
その姿を見ていると「好きなことに積極的に取り組む姿勢」が、進学後の成長に大きく関わっていたのだなと感じました。なので、入学してから勉強するのではなく、学生のうちから積極的に手を動かしておくと良いと思います。その姿勢は、必ず進学後に活きてきます。


――ジュエリー職人を目指す高校生にアドバイスをお願いします!

この職業に興味がある人は「自分で学んでいこう」という姿勢を持ってほしいです。体験入学やイベントに積極的に参加して、ジュエリーや学校の情報に目を向けてみてください!


――ありがとうございました!


ジュエリー職人の仕事は難易度が高いですが、その分やりがいや得られる満足感が大きいということが分かりました。
興味が湧いた人は、体験入学などのイベントに参加し、実際にジュエリー作りを体験してみてはいかがでしょうか?

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ジュエリーデザイナー」
はこんな仕事です

宝石や貴金属を用いた装飾品をデザインし、製作する仕事。製作物はアクセサリー全般と時計も含まれる。働き方は、デパートやブティックの店頭を飾る宝飾ブランドのデザイナー、あるいは個人で受注製作や委託販売を行うフリーランスのデザイナーなど、個人の技量によって2分化される。アクセサリーの修理やつくり直しをする職種も含まれる。アクセサリーが好きな人にとっては、自分のデザインが商品化され、市場に並ぶと誰かが身に着けて喜んでくれる夢のある職種といえる。

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