他の評論家と何が違うの? 演劇評論家の仕事とは?

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他の評論家と何が違うの? 演劇評論家の仕事とは?

2016.06.03

提供元:マイナビ進学編集部

他の評論家と何が違うの? 演劇評論家の仕事とは?

「映画評論家」、「文芸評論家」など、世の中にはさまざまな評論家がいます。その中でも、演劇の評論家には特別な役割があります。舞台芸術を影から支えるこの仕事についてご紹介しましょう。

この記事をまとめると

  • 評論家とは、新しい切り口で作品の新たな価値を見出す仕事
  • 演劇は映画や本と違って過去の作品を観れないため、評論家の在り方も違う
  • 小劇場演劇が盛り上がっている今、評論家の活躍が期待されている

そもそも評論家ってどんな仕事なの?

評論家というのは、自分の得意な専門分野に対して研究や考察、評論をする専門家のことをいいます。政治や経済、金融、軍事などの社会的な分野から、スポーツ、音楽、映画、文芸といったエンターテインメントなものまで、世の中のあらゆる分野に評論家が存在すると言っても過言ではないでしょう。評論家は、資格を得たり組織に所属する必要がないため、極端な話、自ら名乗った時点で評論家だともいえます。しかし、当然仕事として成り立たせるには、膨大な知識や、新たな価値観を見出す目線が必要です。今までなされなかった切り口で評論対象を語れば、日の目を見なかった作品や古びてしまった作品などが再評価されることもあるかもしれません。

演劇評論家は他の評論家と何が違うの?

演劇の評論家は、映画評論家や文芸評論家などにはない、大きな特徴があります。映画や文学では過去の作品を遡って楽しむことができますが、演劇は生で演じられるものなので、基本的には過去の作品を観ることはできません。大きな劇団の公演では、撮影された舞台をDVDで観ることもできますが、画面を通して観る演劇は臨場感がなく、生で観たものには遠く及びません。また、運良く再演があったとしても、キャストが変わっていたり、細かいシーンが添削されていたりと、全く同じものを観ることは難しいでしょう。しかし、演劇評論家が舞台に足を運び、作品について語ることで、過去の公演がどんなものだったかを知ることができるのです。
演劇には、本のように立ち読みしたり、映画のように予告編を観ることができない分、知らない劇団の芝居を観に行くことに対するハードルが高いかもしれません。しかし、評論家が公演について語ることで、新しい芝居を観に行くときの大きなガイドラインになるでしょう。また、過去の作品の作風を知ることができるので、芝居をより深く楽しめるというメリットもあるといえます。

これからの演劇と、演劇評論家の関係

ここ数年、小劇場演劇が盛り上がりをみせており、他の芸術分野にも影響を与えてるようです。例えば、「マームとジプシー」の脚本・演出を手がけている藤田貴大さんは、漫画家の今日マチ子さんと組んで漫画を演劇に、演劇を漫画に持ち込むという斬新な試みをしています。また、「五反田団」の公演「生きてるものはいないのか」や、「ポツドール」の「愛の渦」は映画化され話題を呼びました。勢いに乗っている小劇場演劇ですが、まだまだ知名度は高くなく、メディア露出も少ないようです。そんな小演劇をさらに盛り上げるためにも、演劇評論家の活躍が今後期待されるといえるのではないでしょうか。


若い世代の劇団が盛り上がっている今、それは同時に若い演劇評論家の活躍のチャンスでもあるといえそうです。今のうちに劇場に足を運んで、たくさんの作品に触れてみてはどうでしょうか。その経験が、いつか演劇評論家への道につながるかもしれませんよ。



【参照】
http://otonaninareru.net/tobehyouronka/
http://www.performingarts.jp/J/overview_art/1005_06/2.html

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「評論家」
はこんな仕事です

物事を分析し評論する人。政治・経済、文芸、映画、美術、科学、スポーツ、芸能など、自分の専門領域、得意分野を持っている。独自の研究や持論をメディアや書籍などで発表。一般的に「○○評論家」と呼ばれ、学者や教授が専門分野を生かして評論することが多い。評論は学問と異なり、仮説を提示した上で、自分独自の意見を述べること。知識量が多ければ、緻密で正確な仮説を立てられ、推測する眼や力も働く。日々、客観的な研究が欠かせないが、メディア出演、書籍出版、セミナー、講演などの場で活躍している人も多い。

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