気になる社会人にインタビュー!  第34回:ファイナンシャルプランナーに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー! 
第34回:ファイナンシャルプランナーに聞いてみた10のコト!

2016.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー! 
第34回:ファイナンシャルプランナーに聞いてみた10のコト!

みなさんは「ファイナンシャルプランナー(FP)」という職業をご存じですか? もしかするとテレビ番組などで言葉を聞いたことがあるかもしれません。

FPは、個人のお金の計画のお手伝いをし、人生設計のアドバイスをする仕事。アメリカでは『信頼できる医者・弁護士・ファイナンシャルプランナーがいたら家庭は安心』と言われるほど、重要視されている仕事です。

そこで今回は、FPの国分さやか先生にインタビューをし、お仕事の内容について詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • ファイナンシャルプランナー(FP)は、お金の計画を立てるお手伝いや、計画を立てるための知識を伝える職業
  • FPは、人に知識を伝える仕事なので、「伝える能力」を磨かなければいけない
  • お金の知識を人に伝えて、不安を取り除くのがFPの役割

ファイナンシャルプランナー(FP)ってどんな仕事?

国分先生

国分先生

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「ファイナンシャルプランナー(FP)として、家庭のお金の計画を立てるお手伝いや、計画を立てるための知識を伝える仕事をしています。例えば、『現在:毎月10万円ずつローンを支払っている → 数年後:ローンにプラスして、教育費も支払う予定』というように、お金の使い方は状況に応じて変化していきます。今現在と、これから先のことを考慮して、無理のない家計の状況をつくるためのサポートをするのが私たちFPの役目です」


Q2. 1日のお仕事の大まかな流れを教えてください。

大まかには、3つのパターンがあります。

・パターン1
08:00 起床
10:00 (スポーツクラブ)
12:00 昼食
13:00 高校で授業
17:30 夕食
19:00 資格予備校で授業
(FP3級~1級を取得しようとしている方に向けた授業)
22:30 帰宅
24:00 就寝

・パターン2
06:30 起床
10:00 お客さまのご自宅でライフプラン相談
12:00 昼食
13:00 ラジオ生放送・次回打合せ
(NHKラジオ「ごごラジ!」内でお金に関するコーナーを担当)
17:00 ボイストレーニング
19:00 帰宅・夕食
20:00 準備・予習
23:00 就寝

・パターン3
06:30 起床
09:00 出版社打合せ
12:00 昼食
13:00 企業研修
(さまざまな企業の社員を対象とした金融、税金、不動産などに関する講義)
17:30 夕食
19:30 資格予備校で授業
22:30 帰宅
24:00 就寝

FPになるまでの道のりと、仕事の魅力

相談に来たお客さんと

相談に来たお客さんと

Q3. 実際に現在のお仕事に就くために、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。これまでの道のりを教えてください。

「私は教育学部出身で、もともとFPという仕事に興味があったわけではなかったんです。ただ、新卒で勤めた会社、そして転職して派遣社員として勤めた会社は共に金融関係の企業でした。その中で、一般生活者がお金の知識をつけていくことの大切さを痛感し、金融リテラシー(情報や知識の活用能力)の向上に役立つ仕事をしたいと考え、FPの資格を取得しました。朝3:00起きで、仕事の合間を縫って毎日5時間勉強したので、とてもたいへんでしたよ」

「資格を得てからは、『お金の教室おさいふほんわか心もほんわか』を開業し、派遣社員の仕事と2年間兼業した後、2014年6月に独立。2015年11月に『オールスマイル』という会社を設立し、今に至ります」


Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときでしょうか? また、大切にしていること、心がけていることがあれば教えてください。

「お客さまに『世の中のお金の仕組みが見えてきました! もっと知りたい!』と言っていただけたときにやりがいを感じます。また、大切にしていることは、お客さまの思いやご希望をかなえるためにお金の不安を取り除くこと。貯蓄を増やすことがFPの役割ではなく、お金は人生を豊かにするための手段であるという基本を忘れないようにしています。また法令や制度は分かりにくいものもあるので、いかに分かりやすく伝えるか日々考え、勉強しています」


Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードは何でしょうか?

「まだFPになったばかりでお客さまもいなかったころ、友人や知人が有料相談や有料講座に参加してくれたり、セミナーのたびに駆けつけてくれたこと。また、講座をやる場所がなかったときにFPの大先輩がご自身の事務所の会議室を使わせてくださったこともありました。収入が安定しないだろうとパートとして雇ってくださった先輩もいました。スタート時にたくさんの応援をいただいたことで経験を積むことができ、少しずつお仕事が増えていきました。その原点と感謝は絶対に忘れられません」


Q6. 逆に、今後につながる教訓となった出来事があれば教えてください。

「イラストやイメージ図を使って説明することが得意なのですが、ラジオだと声だけで伝えなければいけないので最初は戸惑いました。フリップ(文字や図をかいた板)を作ってみたもののラジオなので意味がなく、自分でも笑ってしまいました」

「普段、お客さまや受講生の皆さんに説明をするときは、図に文字やイラストを、少しずつ書き足しながら解説しています。でも、テキスト本の出版時は、完成図だけで説明しなければいけないのでたいへんです。『耳だけでも、目だけでも、言いたいことを伝えられるようにしよう』と意識するきっかけになりました」


Q7. ファイナンシャルプランナーとして高校で出張授業をすることがあるとお聞きしました。どのような授業をされているのでしょうか。

「マネー教育の専門家の派遣や教材提供を行う団体は複数ありますが、私はその中の日本FP協会のパーソナルファイナンス教育インストラクター派遣制度で、高校、大学、専門学校などに講師として派遣され出張授業を行うことがあります。授業の内容としては、多くの生徒さんが卒業後に就職する高校の場合、主に『働き方』について講義します。『正社員と非正規社員では、社会保険がどう変わってくるのか?』『生涯賃金がどのくらい違うのか?』といった内容が中心です。大学に進学する生徒さんが多い高校では、『大学生のお金の使い方』をメインテーマに授業をしています。大学に入るとアルバイトも増えて手にするお金が増えます。その分『クレジットカード』やお金を借りることによるトラブルも増えてくるので、上手にお金と付き合うことをテーマに授業をすることが多いです」

「生きていく上で必要なお金の知識」を伝え、不安を取り除くのがFPの役割

資格講座の授業

資格講座の授業

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「FPの仕事は、お客さまのご自宅へ伺ったり、高校や大学へ移動して長時間立っての講師業をしたりと、体力勝負。なので、私はスポーツクラブで体力を付けています。また、長時間話す仕事なので(3日間連続、7時間講義なども時々あります)声が枯れないようボイストレーニングもしています」


Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったことがあれば教えてください。

「数学ですね。FP2~1級、国際資格の上級資格である“CFP”の試験には、ルートやシグマに関する問題も出題されるんです。もっと深く理解していたら、資格講座でもっと分かりやすく根本から伝えられるのに、今まで感覚で解いていたので……」


Q10. 「ファイナンシャルプランナー」を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「生きていく上で絶対に必要なお金の知識。FPを目指している人もそうでない人も、知らなかったために損をしてしまうことがないように、ぜひ勉強してほしいと思います。また、知識がないがゆえに、無用な不安に陥っている方がたくさんいます。FPは、そのような方たちを知識だけでホッとさせてあげられる素晴らしい仕事です」

「日本ではまだまだ知名度の低いFPですが、アメリカでは『信頼できる医者・弁護士・ファイナンシャルプランナーがいたら家庭は安心』と言われています。これからどんどん必要とされるお仕事だと思います。みなさんと一緒にお仕事できることを楽しみにお待ちしています」


皆さんは、毎月、自分がどのくらいお金を使っているか知っていますか? 生活に関わるお金をはじめ、実は毎月かなりの額を使っているはずです。人が生きていくにあたってはお金がかかります。いずれは自分で働いてお金を稼ぎ、自分で支払わなければいけなくなります。そして、そのような収支の管理は大人でもうまくできないことも多々あるのです。

ファイナンシャルプランナーはそんな人をサポートする仕事でもあります。興味を持った方は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか?


【取材協力】
ファイナンシャルプランナー(CFP®) 国分さやか先生
http://www.fonwaca.com/

日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ファイナンシャル・プランナー」
はこんな仕事です

個人の資産相談に対し、総合的に資産計画を立てることで人生設計のアドバイスをする仕事。お金に関する商品や法律などの豊富な知識と併せ、顧客の経済状況など基本的な情報や希望を踏まえてプランニングする。ときには、弁護士や税理士、保険・不動産などの専門家に協力をあおぐことも。銀行や保険会社などの金融機関で働く人が多いが、会計事務所や税務事務所、社会保険労務士事務所、不動産会社などで活躍する人もいる。公認会計士や税理士、社会保険労務士、中小企業診断士などの資格があれば仕事の幅はさらに広まる。

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