気になる社会人にインタビュー!  第22回:ロボット開発者に聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー! 
第22回:ロボット開発者に聞いてみた10のコト!

2016.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー! 
第22回:ロボット開発者に聞いてみた10のコト!

国内・海外問わず、競うように発展が進んでいるロボット産業。介助用ロボットや愛玩用ロボットなども、今では夢のような言葉ではなくなってきました。

このロボット産業の未来を担うのが、ロボット開発者です。そこで今回は、2004年にロボット開発のベンチャー企業「プレンプロジェクト」を立ち上げた赤澤夏郎さんに普段のお仕事について詳しいお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • クラウドファウンディングで開発資金を調達し、ロボットを製作
  • 「楽しむこと」が仕事に生かされている
  • 生活の中で、ロボット開発のヒントが見つかることがある

有志の協力を得て、2足歩行ロボットを開発!

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私はロボット開発者として、『PLEN2(プレンツー)』という3Dプリンタでつくれるロボットの開発・生産・販売をしています。PLEN2はホビー用途、教育用途、研究用途の小型の2足歩行ロボットです。ロボットの構成部品の情報やソフトウェアの情報を公開し、ユーザーはそれらを使って、好みや用途に合ったロボットをつくることができます」

「PLEN2を製品化するための資金は、協力者から資金を募る『クラウドファンディング』を活用し、2015年3月に約1,200万円を調達しました。現在は、PLEN2を教材とした教育コンテンツをいろいろな大学や研究施設と共同でつくり、教育現場にロボットを導入することを目指しています」

 
Q2. 1日のお仕事の大まかな流れを教えてください。

私の場合、大まかにはこのような流れになります。

07:30 起床
08:00 朝食、メールチェック
09:30 出勤
10:00 開発方針会議
11:00 業者や協力会社との打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 外出
16:00 出勤した学生アルバイトさんに開発に関する作業内容を指示
18:30 スタッフやアルバイトさんから作業内容の報告を受ける
21:00 退勤
24:00 就寝


Q3. 現在のお仕事に就くまで、どのような経験をされてきたのでしょうか?

「現在の仕事に就いたきっかけは、家業が飛行機や鉄道車両などの部品をつくる機械メーカーだったからです。20代は家業とはまるで関係のない仕事に就いていましたが、ある日、父がロボット開発に携わりはじめたことを知り、自分も参加したいと思うようになりました。そして、勤めていた会社内にロボット開発のベンチャー企業(※)を新たにつくったことがスタートです」

※新技術や新事業を開発し、事業として発足させた企業


Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「私たちはロボットを開発するだけでなく、開発した製品を量産し、直接お客さまに販売します。お客様から販売した製品の意見や感想をいただいたり、SNS上で発信しているのを見ると、私たちのつくった製品が世の中に影響を与えているという実感を得ることができ、やりがいを感じます」

「楽しむこと」が仕事に生かされている

Q5. お仕事に取り組む中で、心がけている姿勢があれば教えてください。

「とにかく仕事を楽しむこと。お客さまに『楽しい!』『ワクワクする!』『面白い!』と思ってもらうためには、何よりも私たちが楽しむことが重要なんです。これまで、自社のロボット製品を3つリリースしてきましたが、いずれもロボットが初めて動いたときがもっとも感動し、達成感がある瞬間です」


Q6. 逆に、教訓となった出来事はありますでしょうか?

「どれだけ綿密に開発スケジュールを立てているつもりでも、ロボットのリリース直前になると、夜通しで作業する日々が続きことが多いです。次回はもっと計画的に動けるようにと、毎回教訓にしています」


Q7. ロボット開発が進んだ少し先の未来では、どんな暮らしになっていると思いますか?

「ついこの間まで誰も持っていなかったスマートフォンやタブレットが当たり前以上の存在になっています。あらゆる場面で人の生活の手助けをするロボットが当たり前のように存在する未来は、それほど遠くはないでしょう」

「誰かのために」という思いがロボット開発を後押し

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「アウトドアが好きなので、休日は登山やサーフィンをして過ごしています。アウトドアとロボットテクノロジーを組み合わせた製品をいつか開発したいですね」


Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校時代は演劇部に所属しており、人数が多く、活動も活発なクラブでしたので、高校時代はほとんどすべての時間を部活動に費やしました。数十人のクラブの部長を務めていたので、仕事を進める上でのさまざまな管理にあたる、マネージメントの基本はそのときに学べたと思います」


Q10. ロボット開発を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「人の役に立つサービスロボットを開発するためには、人の気持ちや感覚を深く知る必要があり、単にロボットをつくることに必要な技術だけを学べばつくれるというものではありません。極端にいえば、皆さんがこれから学び、体験する全てのことがロボット開発の役に立つと思います。勉強に限らず趣味や生活など、あらゆることに好奇心を持ち、ぜひ楽しんで取り組んでみてください」


開発の技術はもちろん、ロボット開発には人への思いやりも欠かせないようです。ロボット開発に興味がある人は、最新のロボットや技術について調べることで、ロボット開発者の仕事をもっと知ることができるはずですよ。

この記事のテーマ
機械・電気・化学」を解説

製品を効率よく大量に生産する機械の製造・操作・保守に関わったり、電気、石油やガスなどのエネルギーを安定かつ安全に供給する設備を運営・管理したりするための知識や技術を身につけます。機械や電気、化学物質を取り扱う資格取得を目指すカリキュラムが中心。危険物を扱うことも多いため、仕事への注意力や慎重さも身につける必要があります。

「機械・電気・化学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ロボット設計技術者」
はこんな仕事です

ロボットの研究や開発、機械設計に携わる仕事。ロボットには、工場の生産効率を上げる機械や介護ロボット、災害地などで危険な作業を行うロボット、掃除ロボット、ペット代わりとなる動物ロボットなどさまざまな用途がある。それぞれの依頼者のニーズを把握し、ロボットを動かすシステムを構築し、安全性や作業効率を考慮しながら設計していくことが重要だ。機械工学系の知識はもちろん、ロボットが使われる現場やシーンにマッチしたものを生み出すためには、筋道立てて物事を論理的に考える力が必要とされる。

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