恋人の聖地としても人気! 香川県のある島には、1日に2回しか通れない“天使の散歩道”がある?

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恋人の聖地としても人気! 香川県のある島には、1日に2回しか通れない“天使の散歩道”がある?

2016.06.16

提供元:マイナビ進学編集部

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恋人の聖地としても人気! 香川県のある島には、1日に2回しか通れない“天使の散歩道”がある?

いつか彼氏や彼女ができたら、デートで訪れてみたい場所はありますか? 夜景のきれいな高台。夕日が望める海岸線。あたり一面花々で覆われたお花畑……いろいろと好みはあると思います。

この記事をまとめると

  • 香川県の小豆島には、自然と歴史を感じる観光名所がたくさんある
  • 海が一時的に干上がり、道ができることを「トンボロ現象」という
  • 不思議な地学の現象は、微妙な自然の偶然によって起こることが多い

カップルたちが訪れる、ロマンティックな海の道って?

香川県の小豆郡土庄町にある「エンジェルロード」

香川県の小豆郡土庄町にある「エンジェルロード」

香川県にはなんと、“天使の散歩道”と呼ばれるスポットが存在し、さらに恋人同士が手をつないで渡れば恋愛が成就するとまで言われているのです。

香川県の小豆郡土庄町にある「エンジェルロード」は、海に出現する幻想的な道です。これは、干潮時に海水が一時的になくなるため、島から沖合へ続く島まで歩いて渡ることができるのです。

エンジェルロードは小豆島と直接つながっている「弁天島」から出発し、「中余島」を経由し「小余島」まで500mほど。入口にある小豆島国際ホテルでは絵馬が販売されており、2人の想いをしたためた絵馬を奉納する場所もあります。またカップルだけでなく、友だち同士の女子旅でこの地を訪れる観光客も多く、いわゆる“ズッ友”祈願のメッセージも多く見受けられるようです。

しかし潮が引き、道ができるのは1日わずか2回。せっかく来たのに道がなかった! なんてことにならないよう、Webサイト「小豆島観光ガイド」では、その日の最大干潮時刻が確認できるのです。なお、エンジェルロードの出現時間は、最大干潮時刻から前後3時間ほど。「帰るときにはもう道が海に沈んでた!」なんてことがないように注意しましょう。

自然の雄大さに触れられる小豆島

時間によってエンジェルロードが消えてしまう

時間によってエンジェルロードが消えてしまう

地図を見るかぎり、エンジェルロードの入口にあるホテルを通過しなければアクセスできなそうにも見えます。実際ホテルに宿泊しなければ渡ることができないのでしょうか?

「大丈夫ですよ。エンジェルロードは公共の場所なので当ホテルを利用されない方でも渡ることができます」(小豆島国際ホテル担当者)

ホテルの窓からはエンジェルロードを見下ろすことができるため、小豆島を訪れる多くのカップルがこのホテルを利用するようです。でも周りがカップルだらけじゃ友だち同士でホテルを利用するのは、なんだか気が引けるかも……。

「ご友人同士で宿泊されるお客さまも大勢いらっしゃいます。年齢層でいうと、20~40代くらいがもっとも多いですね。最近では大学生の利用も目立ちますが、高校生が友だち同士でいらっしゃるケースもありますよ。シニア世代の方々がバスツアーで利用されることもあります。小豆島にはエンジェルロード以外にも自然や歴史を感じられる観光名所がたくさんあるため、さまざまな世代の方に楽しんでいただける島でもあるのです」(同担当者)

瀬戸内海に浮かぶ小豆島はどうしても海のイメージが強いかもしれませんが、沿岸部と島の内陸部との高低差は激しく、国立公園である「寒霞渓(かんかけい)」では岩肌がむき出しになった、穏やかな海とは対照的な荒々しい風景を見ることができます。夏は新緑を、秋は紅葉をロープウェイや登山道からも間近に感じることができるスポットです。

温暖な気候を活かしたオリーブの栽培でも有名ですが、道の駅「小豆島オリーブ公園」も人気のスポットです。海岸にほど近い高台にあるため眼下に臨む瀬戸内海は実に開放的です。敷地内にはオリーブやハーブなども植樹され、白を基調としたギリシャ調建築の風車なども異国情緒に満ちています。

長い歴史と偶然が織り成す自然現象

潮の満ち引きによって普段海の場所が一時的に干上がる箇所が世界には多く存在します。正式には「トンボロ現象」と呼ばれており、世界文化遺産にも指定されているフランスのモン・サン=ミシェルもその一つです。現在は本土との間に橋ができているため24時間往来することができますが、干満の差が激しい場所にあるため、かつては巡礼で訪れた人々の多くが海に飲まれ命を落としたようです。

地震や火山活動など大規模な地殻変動で、今まで陸続きだったものが分断され島になったケース、逆に島だったものが陸続きになったケースもあります。桜島(鹿児島県)は後者で、大正時代に起こった地震により現在では大隅半島と陸続きになっています。比較的、最近起きた地殻変動でもあるため、陸続きであっても県民には「桜島=島」という認識が強いようです。

トンボロ現象は自然や気象、地形といったあらゆる要素が合致してはじめてできる自然の芸術といえるかもしれません。このような地形の変化について、要因や経過を知ることは、「地学」という学問につながります。地学は、地球を構成する物質を解明し、環境や災害の予測にも役立てることができます。

地球の地形の不思議に目を向けて、これから起こり得る事象について研究することで、人々の生活の安心にもつながる地学という学問。興味が湧いた人は、まずはみなさんの身近にある不思議な地形について調べてみることで、地学への理解を深めることができるはずですよ。


参考:
小豆島観光ガイド|エンジェルロード潮見表〈2016年1月~12月〉
http://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/tnks/info38.html
小豆島国際ホテル|エンジェルロード
http://www.shodoshima-kh.jp/angel/
道の駅 小豆島オリーブ公園
http://www.olive-pk.jp/
伊豆プライベートコテージ|西伊豆で不思議発見!トンボロ現象
http://www.izu-beach.com/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E7%8F%BE%E8%B1%A1/

この記事のテーマ
数学・物理・化学」を解説

私たちの生活基盤である自然界で生じるさまざまな事象や物質、それらが織りなす理論が研究対象です。宇宙や生物がどのようにして誕生し、どのような構造になっているのかという、究極的な知的探究心は人類ならでは。森羅万象の構造や性質、法則と変化を探求する物理や化学、その習得に必要な数学というように、これらの学問は互いに深く関連しています。未知の領域への研究を進めながら、さまざまな原理解明をしていく分野です。

「数学・物理・化学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「地学」
はこんな学問です

地上の鉱物、岩石から地球内部のマントルまで、地球を構成する物質を解明し、今後の予測などにも役立てる学問で、「地球科学」とも呼ばれることがある。研究領域はさまざまで、天然・人工の結晶などが対象となる「鉱物学・結晶学」、地質・地盤を対象とする「地質学」、地殻・マントルなどを対象とする「岩石学・火山学」などがある。地球を科学的に解明することで、温暖化対策や災害予測にも役立てようとする学問でもある。

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