家にもあるかも? 実は身近な京都の「伝統工芸品」

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

家にもあるかも? 実は身近な京都の「伝統工芸品」

2016.06.06

提供元:マイナビ進学編集部

家にもあるかも? 実は身近な京都の「伝統工芸品」

京都といえば、古くは日本の中心地であり、現在では日本を代表する観光地としても有名ですね。そんな歴史と文化を大切にする都には、世界が注目する伝統が受け継がれています。

この記事をまとめると

  • 京都の伝統工芸品とはどんなものか
  • 伝統工芸品は単なる美術品ではなく、日用品である
  • 後継者不足問題は解消されつつあり、その技術は世界の注目を集めている

京都の伝統工芸品は日本一! 織物、器、漬物まで……

日本各地に伝統工芸は存在していますが、京都府の指定する伝統工芸品や伝統食品は全部で33種。これは日本で最も多く、まさに昔から栄えてきた古都ならでは。最も有名なものは、着物などに使われる西陣織でしょう。ほかにも京友禅や丹後ちりめん、また食器などに使われる京漆器や清水焼が有名ですね。独特の雰囲気をもつ京人形や、変わったところでは京野菜を使った京つけものもその一つです。

そのなかでも、さらに100年以上の歴史を持ち、地場産業として成立しているものが経済産業省から「伝統的工芸品」として指定されます。「伝統工芸品」と「伝統的工芸品」は似てるようで少し違うんですね。伝統的工芸品は全国で222品目ありますが、そのうち京都では17品目が指定を受けています。

●参照URL
http://kougeihin.jp/data/img/association-about-2.pdf

伝統工芸品は使われてこそ伝統工芸品になる?

さて、そんな伝統工芸品ですが、その定義のなかに「手工業による」「長い歴史を持ち」「日常生活で使われている」というものがあります。手工業という点もさることながら、日常生活で使われているというのが大事なポイントなのです。

先ほど例に挙げた西陣織は着物が有名ですが、非常に高価なもので身近には感じられないかもしれません。しかし西陣織という技術を使ったネクタイやハンカチも多くあります。清水焼の湯呑みや京漆器のお椀なども多くあります。伝統的な技法によって作られた日用品こそが、伝統工芸品として認められるんですね。皆さんの家で、普段何気なく使っている食器や、お父さんが締めているネクタイも、実は伝統工芸品かもしれませんよ。ほかにもうちわや扇子、仏壇などもありますから、家に伝統工芸品があるかどうか、調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。

●参照URL
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/

後継者不足に悩む職人たち……日本の伝統技術は守れるか?

実は身近な存在だった伝統工芸品ですが、作るためには高度な職人技術が要求されます。なかでも卓越した技術をもつ職人には、人間国宝の称号が与えられますが、そうした技術を伝承するための後継者不足は長年指摘されてきました。近年では日本の伝統技術が世界的にも注目されていることもあり、少しずつ職人を目指す若者も増えてきましたが、まだまだ多くはありません。職人は修業が厳しく食べていくのは大変という見方もありますが、とくに「伝統的工芸品」の職人に対しては、一定以上の実務経験を有した上で試験を通れば「伝統工芸士」という国家資格が与えられ、補助金を受けられる制度もあります。

最近では、伝統技術を用いながら新たな工芸品を生み出す職人も増えてきています。新たな日本の伝統工芸を生み出す職人になって、京都から世界へ発信していくというのも、素晴らしい職業選択の一つといえるかもしれませんね。

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「工芸官」
はこんな仕事です

国家公務員の仕事の一つで、国立印刷局に勤務し、紙幣や切手、収入印紙、国債などのデザインを行う。紙幣をつくる場合、30名ほどの工芸官が関わり、元になる原図を筆と絵の具で描く。その後、原板を彫刻するなど精密な作業を、それぞれの専門職員が担当する。原板は、銅板の上に線と点だけで彫られるが、完成までに半年以上かかるという。手先の器用さはもちろん、正確さ、粘り強さ、一つの作業に専心できる能力が求められる。常に質の高い技術を保持するために、普段から名画の複製画を彫るなどの訓練も行われている。

「工芸官」について詳しく見る