先輩に聞いた! 総合型選抜対策をはじめた時期
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大学受験では一般選抜や学校推薦型選抜のほか、総合型選抜を考える人も少なくないはず。大学ごとに求める人物像が違うだけに、事前の対策が必要になります。総合型選抜経験者に、いつごろから対策を始めたのか聞いてみました。
この記事をまとめると
- 高校に入学したときから意識していた
- 進路選択のときに考え始める人も多い
- 受験生になってから急いで対策した先輩も
いつから総合型選抜受験を考え始めた?
「部活を頑張っていたので、できれば大学には推薦で進学したいと思っていた。ただ、通っていた高校には志望大学からの推薦枠がなかったので、総合型選抜をメインに考えるようになった」(24歳/女性)
「高校受験のとき、なかなか進路が決まらなくて最後の最後まで本当にしんどかった。そのため、大学は早めに決まりたいと思うようになった。そこで、学校推薦型選抜や総合型選抜を考えるようになり、学校の勉強はもちろん課外活動にも力を入れた」(23歳/男性)
高校に入学した段階で総合型選抜を考えていたという人も。ただ、面接や小論文といった対策ではなく、自己PRにつながるような部活や課外活動に力を入れている人がほとんどのようです。
総合型選抜の対策を始めたのはいつ?
「高2のときの進路選択で、先生と面談したとき。『推薦で大学に行きたい』と言ったら、『今のままでは成績の面で厳しいかもしれない』と指摘されてしまった。そこから総合型選抜という選択肢を考えるようになり、小論文の勉強を始めた」(20歳/男性)
「学校で進路に関する調査があったときに、それまで何も考えてなかったので焦っていろいろ調べた。そのときに総合型選抜のことをちゃんと知って、参考書を買って対策を始めた」(25歳/女性)
高校卒業後の進路を決める時期。周りの友達も真剣に考え始めるタイミングであるだけに、自分も将来のことを意識するようになるのかもしれません。
受験生になってから対策を始めた人も
「なんとなく総合型選抜を受けようとは思っていたものの、特に対策をしたことはなかった。高3の春になって『そろそろ何かしないとまずい!』と思って、推薦対策の塾に通い始めた」(26歳/女性)
「学校の授業で小論文の授業はあったけど、ほとんど何にも対策せずに受験した。あくまでも一般選抜をメインに考えていて、総合型選抜は受験の練習だと思っていたので。ただ、大学で勉強したいことや将来のビジョンがわりとはっきりしていたから、面接でも堂々と話すことができた」(25歳/男性)
直前になって始めた人や、一切対策をしなかったという人まで。「直前になって自己PRできるものがなかったので焦った」(24歳/女性)という意見もあるのできちんと対策したほうが安心でしょう。
総合型選抜は主に8月~翌年2月の間くらいまで、各大学によって実施期間はさまざまです。だからこそ早めの情報収集や事前の対策が必要になります。少しでも総合型選抜を視野に入れている人は、早い段階から動き出したほうが有利といえそうですね。