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道路の看板“工事中”の工事をする人! 土工のお仕事のやりがいや楽しさって?

2016.05.18

提供元:マイナビ進学編集部

道路の看板“工事中”の工事をする人! 土工のお仕事のやりがいや楽しさって?

みなさんは、道路で“工事中”となっている看板を見たことがありますか? 今回は、その看板の裏にある土工のお仕事について、高校を卒業後就かれたという小笠原裕斗さんにインタビュー。街を支えるお仕事内容とは一体どんなものなのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 小笠原さんが土工の仕事に就いたきっかけは、高校生のころにした職業体験
  • 厳しい現場と思われがちだが、実際には和気あいあいとしていて雰囲気がいい
  • 施工前の道路がきれいな状態になるという目に見える変化は、仕事の達成感につながる

兄の紹介でやった職業体験が就職のきっかけに!

――仕事の内容は具体的にどのようなことをされているんですか?

道路の打ち換えをする舗装(道路の耐久力を増すために、その表面を石、煉瓦、コンクリート、 アスファルト、砂利などで敷き固めること)や、外構といってマンションの周りの縁石やブロック塀を設置しています。よく道路で見かける“工事中”となっているのは「土工」の人がやっている仕事です。どちらの仕事もやるのですが、僕はどちらかというと舗装の仕事をやることが多いです。


――この仕事についたきっかけは何だったのでしょうか?

兄と同じ会社で働いているのですが、その紹介で高校の夏休みに職業体験のような形で手伝いをしたことがあって。専務の方にそのとき「働いてみない?」と声をかけてもらい、僕自身も東京で働いてみたいと漠然と思っていたので地元から上京しました。


――職業体験をしてみて当時の感想はどうでしたか?

楽しかったです! 僕自身、一つのことに熱中するよりもいろいろなことをやってみたいタイプなので、やることが多いこの仕事は自分に合っていると思いましたし、機会があるので、男心がくすぐられると言いますか(笑)。あとは、いい意味でイメージと違いました。「おい!」とか怒鳴り声が飛んでいるのかなと思っていたのですが、現場は和気あいあいとしていましたね。でも、高校のゆるい感じとは違い、きちんとお金をもらって仕事しているので、プロとしての自覚を持たないとと思いましたね。


――1日のタイムスケジュールを教えてください。

だいたい
5:30 起床
6:00 朝礼
6:10 現場へ出発
8:00 仕事開始
10:00 休憩
12:00 お昼休憩
15:00 休憩
17:00 定時のため仕事終了
18:00 帰宅

というような流れです。定時の17時を過ぎてからは残業手当がつきますし、現場作業が早く終われば早く帰れるので、お昼に帰れるときもありますね。


――一つの現場でどれくらいの時間がかかりますか?

1日で終わることもありますし、半年くらいかかることもあり状況によってさまざまです。例えばマンションが建設されるからといって更地をならしに行った現場に、建物が出来上がってから呼ばれてまた縁石や塀を作ることもありますし。

先輩たちとは仲がよく、プライベートでもよく遊びます

――夏は暑い中、外でお仕事をされるので、体力が必要でハードなイメージがありますが実際にはどうですか?

僕自身、土工の仕事に就いたときは、体力づくりをしようと思っていたのですが、仕事終わりに筋トレをする体力がありませんでした(笑)。でも、その部分はやっていくうちに自然とカバーされていきましたね。あと、夏場ってかなり痩せるんですよ。僕はもともと80kgくらいあったのですが、65kgまで落ちました。好きなだけご飯を食べても、痩せられるので、体形が気になっている人にもオススメな職業かもしれません(笑)。


――上下関係は厳しいですか?

僕の会社は19歳から65歳まで年齢層はさまざまなのですが、多少の礼儀は必要なものの厳しさは感じません。全体的にこの業界はみんな仲がいいのではないでしょうか。チームワークでやっていく仕事でもあるので。僕は会社の寮に住んでいるのですが、先輩の部屋に遊びに行ったり、一緒にご飯に食べに行くことも多いですよ。


――仕事でも家でも顔を合わせて嫌になることはありませんか?

嫌にならないといったら嘘になりますが(笑)、仲がいいですし、普段も先輩たちと遊んでいるのでストレスとかではないですね。ただ、プライベートの時間では、極力仕事の話はしないようにしていますね。寮に住んでいるとちょっとした打ち合わせもすぐにできて楽です。

目に見える仕事の成果は、達成感につながります

――仕事のやりがいを教えてください。

施工前の荒れた状態の現場を見ているので、施工後のきれいな道路や塀が立っているのを見ると、すごく達成感がありますね。
快適に過ごせるようになったり、目に見えて成果が分かるのでそれが一番やる気につながっています。出来上がりが良くないと不完全燃焼してしまいますし、仕上がりをきれいにすることを意識して仕事をしています。
でも、普段道路を歩いていても水が溜まっていて気になるようになったり、車で乗り上げたときに入りづらいと別のやつに変えたほうがいいんじゃないか? なんてこの仕事ならではの会話が仲間と始まります。職業病ですね(笑)。
あとは、うちの会社は給料体制が日給月給といって、その日の日当と月に出勤した出面で給与が支給される形なんです。例えば「仕事があれば出てくれないか?」と会社の方から声がかかったとき、自分自ら行きたいと言って立候補できるんですよ。僕ら若いスタッフは稼ぎたいですし、家にいても暇なので出勤します。もちろん休みたい日は変わってもらうこともできますよ。きちんと給料面に頑張った結果が反映されるのもうれしいことですね。


――今後の目標を教えてください。

一つの現場では、5、6人くらいの班を組むのですが、職長がいてその下についていくという形なんです。なので、その職長になり現場を担当してみたいです。あとは重機の免許を取って、できることの幅を増やしていきたいです。やっぱり重機を操るのは男の一種の夢ではありますよね(笑)。


――それでは高校生に向けてメッセージをお願いします。

高卒からでも体力に自信がある人にはやりがいもあるし、稼ぐこともできる仕事です。
一番魅力的なのは、自由なことですね、髪色とかオシャレもし放題ですし、プライベートには干渉されないですし。機械の免許を取ればこの業界で一生食べていけますし、街づくりに関わるやりがいのある仕事ですよ。あとは、僕自身すごくバカだったので、勉強に自信がない人にもオススメです(笑)。


ハードそうに見える土工のお仕事ですが、和気あいあいと街づくりに関わるお仕事を楽しんでいる様子が小笠原さんから伝わってきました。みなさんも小笠原さんのように興味のあるお仕事の職業体験をして将来やりたいことを見つけてみるのもいいかもしれませんね。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「そのほかの建築・インテリア系の職業」
はこんな仕事です

建築・土木・インテリア関係の仕事は、専門分野が非常に細かく枝分かれしており、それぞれの分野の専門家がいる。たとえば、高齢者や障がい者の暮らしを快適にするバリアフリー住宅設計に特化したバリアフリー建築設計士、愛犬との住まいと暮らしを豊かにするためのアドバイザーを目指す愛犬住宅コーディネーターなど、より細やかなニーズに対応する職種が次々に生まれている。少子高齢化や環境問題などに対応するために、今後もスペシャリストが求められる分野といえる。

「そのほかの建築・インテリア系の職業」について詳しく見る