人気占い師に聞く! 本当に「当たる占い師」の選び方

将来のことや恋愛、友達との関係で悩んでいるとき、誰かに相談したいけどできないとき、占いに答えを求める人は多いと思います。しかし、どの占いを信じたらよいのか分からない人も多いでしょう。
今回はそんな人たちのために、当たる占い師とはどういう人なのか、また占いとの付き合い方についてご紹介します。この道49年、なんと高校生のときから街に出て占いをしているという、龍神堂本部の井氏にお話を聞いてみました。
この記事をまとめると
- 当たる占い師の見分け方
- 占いとの正しい付き合い方
- 信憑性のある占いとは
当たらない占い師は住所が変わる?
――当たる占い師と当たらない占い師の違いは何ですか?
その占い師を信頼できるかどうかは、引っ越しを繰り返してないか、住所がくるくる変わってないかが一つの判断材料となるでしょう。当たらない占い師は、お客さまが来ないので引っ越しをよくしたりします。また、当たらないとその地域にいられなくなることも考えられます。つまり、長くその場で占い続けている人は信頼できる占い師である可能性が高いと言えるでしょう。また、断言してくれる占い師は信用できます。真剣に相談に行っているお客様を前に、お茶をにごしたり変に期待を持たせたりする占い師はあまり信用できませんね。
占い師に相談するときの注意点
――占い師に相談するときにはどんなことに注意したらよいですか?
聞きたいことは具体的に質問したほうがよいでしょう。私の将来どうなりますか、という聞き方よりも、将来こういう道に進みたいのだけど何か注意することはありますか、というような聞き方のほうがより分かりやすく・細かく聞くことができます。また、占い師に何でもかんでも求めると、その占い師がいなくては何もできなくなってしまいます。そういう付き合い方はやめたほうがいいでしょう。
また、友達がよかったという占い師が必ず自分にも合う占い師とは限りません。時には物を売りつけたり、おどして金銭を奪おうとしたりする占い師もいるので注意が必要です。そういう占い師とは付き合ってはいけません。
――占いの技術を習得するのはたいへんですか?
タロットカードは、他の占いと比較すると割と簡単にできます。占い師の中にはタロット占いから始めて、その他の占いもやるようになったという人も多く見られます。
私は陰陽・五行を基にしてその人に起こる約束事・つまり宿命を見る「四柱推命」と、50本の筮竹(ぜいちく)を使う「易」という東洋発祥の二つの占いを使ってお客さまを見ています。四柱推命と易という二つの占いは、何年もかかってやっと習得できるものです。また、私は姓名判断もやっていますが、こちらは名前の画数からその人を見るもので、統計学に近いものです。四柱推命や易ほどには詳しく見ることはできませんが、割と手軽にできる占いだといえるでしょう。
その場で長く占い続けている占い師を選ぶと当たる確率が高くなるなんて目からウロコですね。また、占いとの付き合い方も教えていただきました。くれぐれも悪質な占い師にはだまされないようにしなくてはいけませんね。
井氏のお話しに出てきた「姓名判断」は、統計学に近い占いです。大学の数学科では、統計学を学べるところも数多くあります。興味のある人はぜひ調べてみてください!
【取材協力】
龍神堂本部 井柾人氏
この記事のテーマ
「数学・物理・化学」を解説
私たちの生活基盤である自然界で生じるさまざまな事象や物質、それらが織りなす理論が研究対象です。宇宙や生物がどのようにして誕生し、どのような構造になっているのかという、究極的な知的探究心は人類ならでは。森羅万象の構造や性質、法則と変化を探求する物理や化学、その習得に必要な数学というように、これらの学問は互いに深く関連しています。未知の領域への研究を進めながら、さまざまな原理解明をしていく分野です。
この記事で取り上げた
「数学」
はこんな学問です
高校で学ぶ数学をさらに深く追究したり、異なる視点から考えたりする学問。主要な分野としては、方程式で数の関係の成り立ちを表す「代数学」、図形などの性質を研究する「幾何学」、微積分に代表される「解析学」がある。また、これらとは違う視点で、数学を活用してさまざまな現象を数理モデルで表そうとする「応用数学」もある。コンピュータ技術との関わりも深いため、ますます重要性が増している分野である。
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