これで中間テスト前に焦らない! 普段簡単にできる裏技って?
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テストって、何度聞いても嫌な響き……。こんな勉強、世の中に出て、何の役に立つんだと思っている人もいるかもしれませんね。今回は毎日のちょっとした勉強のコツを、筆者がご紹介。ちょっとした方法を知って、苦手意識を克服してしまいましょう。
この記事をまとめると
- 物事は準備が大切! ぼんやり授業を聞くだけではテスト前、大慌て!
- 先生に質問したついでに重要ポイントを探る
- 部活の先輩らから過去問をゲット! 出題傾向を分析して勉強に生かそう
テスト前に大慌て!の人の共通点って……?
テスト前というのは、「まだ日にちもあるし大丈夫かな」と楽観的に考えて、油断してしまうことがありますよね。もちろん、誰かのノートをコピーさせてもらって、テスト直前に授業の内容が8割ほど頭に入ればテストを乗り切ることができるかもしれません。でも、人のノートの取り方はさまざまで、必ずしも自分が見て理解できるかどうかは分かりません。そこで、「今日できることは、今日のうちにやる」という習慣を身に付けましょう。具体的には、まずは家に帰ってから15分だけ、机に向かって授業の復習に取り組むことがお勧めです。苦手な授業の教科書やノートを見直すと、理解できていない部分をピックアップすることができます。毎日こんなに分からないところがあることに気付けば、早い時期から前もって準備ができるようになります。
先生に質問「プラスワン」で差が付く!
学校の勉強は、好きな科目でなければ、なかなか興味を持てないですよね。「集中できないし、退屈」と思う日々が続いてしまうと、「聞き逃した」「分からない」が積み重なって、授業に付いていけなくなってしまいます。そうならないように、勇気を出して先生に質問をしてみましょう。授業中でも、放課後でも構いません。生徒に頼られて嫌な思いをする先生はいないはずです。質問を通じて先生との信頼関係を築くことができたら、ここで「プラスワン」の努力。質問の際にどこが重要かを聞いておきましょう。「ここだけは絶対に覚えておくように」とテストに出るポイントを教えてもらうこともできるかもしれません。どこが分からないのかはっきりさせた上で、質問に通うことは、テストで良い成績を残すための王道だといえます。
今度のテストは、先輩がお見通し!?
テストって、今まで受けた授業のどこから出るんだろう? 今まで受けた授業の全部なんか覚えられないって思いませんか? どのあたりから出るかが分かれば、もっと勉強しやすいのにと思いますよね。そこで思い出してほしいのが、同じ学校の先輩。経験豊富な先輩は、過去の試験問題を覚えていたり、家に過去のテスト用紙が残っていたりする可能性もあります。先輩に先生の出題傾向などを聞いて、ある程度的を絞って勉強するのも手ですね。そして、分からないところを重点的に勉強したり、先生に質問をしたりして入念に準備しておけば、テスト前に慌てることもありませんよね。もしあなたに仲の良い先輩がいるなら、思い切ってお願いするのもいいかもしれません。
このように、日ごろ授業を聞き流すのではなく、毎日少しだけ復習したり、先生や先輩を通じてこまめに情報収集を心掛けることくらいなら普段の高校生活の中でも簡単に取り入れやすそうですよね。実はこのちょっとした努力が、テストで良い点が取れる手助けになるかもしれません。
筆者プロフィール:
予備校・塾講師を二十年以上、担当科目は国語と小論文。
高校受験科の中三生指導を含め、大学受験科では高一生から浪人生のクラスまで担当経験あり。