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Twitterで大人気! 編集者兼ライターのカツセマサヒコさんに聞く 高校時代の過ごし方について

2016.05.18

提供元:マイナビ進学編集部

Twitterで大人気! 編集者兼ライターのカツセマサヒコさんに聞く 高校時代の過ごし方について

この記事をまとめると

  • いろいろな経験がきっかけとなり、新しいものに出会うこともある
  • 分岐点で選ぶ道によって、苦手なことから上手に逃げることもできる
  • 妄想ツイートのルーツは、“学生時代に経験したかったこと”

憧れだった仕事も、蓋を開けると違っていた大手印刷会社時代

――前職は大手印刷会社だったと思うのですが、どうしてこの道に?

カツセ:もともと自分が企画したり、作ったりしたものが世に広まって、誰かがそれに触れて喜ぶような仕事がしたいと思っていたんです。

大手の印刷会社って、企画から製造までモノづくりを一社で完結させることができるんですよ。その仕組みは僕の中でかなり理想的だったので、就職したのですが……新卒で配属された部署がまさかの総務部だったんです。当然ながら企画もモノづくりにも携われない部署だったので、やりたいことがやれない状況がずっと続きました。

ただ、総務部が全くやりがいがない部署かというと、決してそんなことなくて。年次が上がるにつれて新人研修や人事異動、労働時間管理などの人事・労務畑のメイン業務を担当させてもらえるようになりました。数万人というグループ規模でそういう経験ができたのは、プラスになったなあと今でも思っています。


――何年お勤めされたのですか?

カツセ:5年間ですね。
その間ずっと部署異動がなくて、結局その会社では入社前にやりたいと思っていたことが一つもできないままでした。

しかもその状況で転職しようとしても、転職サイトからの斡旋は全部、人事系の仕事ばかりなんですよ。だからどこにもエントリーする気になれなくて、ぼーっと転職サイトを眺めては、ブログとかSNSに悶々とした気持ちを吐き出す日々を過ごしていたんです。

そしたらある日、今の会社の社長が僕のブログを見て、わざわざコメントをくれたんです。それから話はあっという間に進んで、面接を受けることになって、受かっちゃった、という(笑)。

単純作業から、誰かに“届ける”仕事へ

――学生時代から、自分がつくったものを提供したいと思っていたのですか?

カツセ:そこまで明確には考えていなかったんですけど、昔から周りを巻き込んで何かを企画するのが好きだった。大学時代はサークル合宿やイベント関連の幹事を担当していて。よくいる学生って感じでしょう?(笑)

当たり前のような話ですけど、僕が自発的に行動した結果で、周りにポジティブな反応が起きるとうれしくって。そこに充実感を覚えてました。そこから「大人になったらこういうことをもっと大きな規模でやりたいな」って思うようになったんです。

あと、僕はすごく飽きっぽいんですよ。だから仕事で一生同じモノを売り続けるのは、無理だなって思って……(笑)。好きなものをあえて挙げても、ミスチルか宮﨑あおいくらいですもん。


――それ、ものではなく、人ですね(笑)。

カツセ:あ、そうか、そうですね(笑)。
よく飽きるから、商品が一つしかない会社に入っても絶対続かないと思っていました。だからこそ就職活動は自社商品を持っていなくて、企画から最終商品までワンストップで作れる会社に行きたいと思っていたんですよね。

今いる “編集プロダクション”という職種も、基本的には自社商品がないからいろんな記事を書くことができる。だから全然飽きが来ないんです。これほど楽しい仕事はないなと思いました。


――「苦手なことから逃げる」という選択肢を選ぶことができたんですね。

カツセ:そうです! 逃げることって全然悪いことだと思わない。「人とうまく話せない」っていう人が、無理にコミュニケーションを求められる仕事に就く必要はない時代じゃないですか。

人間の根本的な性格はよほどのことがない限り改善も克服もできないし、無理に頑張り続けて苦しい人生を送るよりも、そうではない方向に逃げて新しい何かに出会うほうが絶対に楽しいと思うんです。

極端な話ですけど、「今は我慢の時期で、それ超えたら楽しいから」という生き方はあまりしたくないんです。「今楽しいほうを選んで、将来も楽しいほうを選んだ方が、ずっと楽しいに決まってんじゃん」って(笑)。あとは自分で選んだ道なんだから、ちゃんと責任負おうぜってことだと思うので。


――でもそうなると、初期は単価が低いと言われるライター業って楽しいことばかりじゃないし、かなりつらくなかったですか?

カツセ:前職で我慢の時期が長かったせいか、この仕事がどれだけしんどくても、めちゃくちゃ楽しく感じるんですよね……。たくさん書いて疲れたなって思ったときも、「帰ってブログ書こう」とか思っていたし(笑)。あとは頑張った分だけ収入も上がっていったから、精神的な負荷もどんどん軽くなっていきました。

そのときに初めて「この仕事を選んでよかったな」と思いましたね。足を踏み入れてみないと分からない業界だったので、最初は怖かったんですけど。

気になる妄想ツイートのルーツは「歪んでしまった感情」だった!?

――中学・高校は男子校に通われていたと聞きますが、どういった学生生活を送っていたんですか?

カツセ:もう、異性関係とか皆無で、全然青春できなくてですね……。


――え、あの妄想ツイートは本当に妄想なんですか?

カツセ:だいたいは本当に妄想(笑)。「おれが共学だったら絶対これやったぞ!」っていう気持ちを書いてるか、もしくは過去にあったことをベースに、「もっとあのシーンがロマンチックだったらなあ」って後悔を膨らませて書いてることが多いです。

中学・高校はバスケ部だったので、朝から練習して、授業受けて、弁当食べて、また授業受けて、購買部で菓子パン食べて、部活行って、帰りにコンビニで肉まん食べて、チームメイトとだらだら帰る。食とバスケの日々を6年間送っていました。色恋沙汰なんて、全然なかったですよ。


――6年間ずっと部活に専念されていたんですね。

カツセ:そうです。文化祭の日ですら他校で練習試合をやっていたので、異性関係では何も楽しい思い出がなかった(笑)。


――となると、いまの妄想のルーツは。

カツセ:そのときに歪んでしまった全てですね(笑)。


――唐突ですが、“モテるテクニック”って何でしょうか?

カツセ:いや、分かんないんですよ(笑)。
僕は男子校だったので、世間で言われる“モテるテクニック”なんて最近になって「アオハライド」とか「君に届け」を読んで学んでるくらいですからね。「少女漫画って女子をキュンキュンさせるためにあるんでしょ!? そこさえ抑えておけば間違いなくない!?」って(笑)。


――それでは学生の中で、「魅力的な人」ってどういう人物像なんでしょうか?

「何かに一生懸命な人」ですかね。半端な気持ちではなくて、「やらされ感」もなく何かに打ち込んでいる人って、男女問わずかっこいいと思うんです。たぶんこういう人って、どの世代でもかっこいい。
だって、「モテたい」って気持ちとか、そういう雑念とか無視して何かに打ち込めるって、めっちゃかっこよくないですか?


――その時点で、すごくあざといですよ!

カツセ:いやいや、そこは本人次第でしょう!(笑)


――最後に、モテたいと思っている学生に関してアドバイスをお願いします。

カツセ:「モテたいと思うな」ってことじゃないでしょうか(笑)。
過去の自分にも言いたいですけど、周りの目を気にした上での行動って、意外と見透かされてしまうことも多いなと思っていて。

だから、もっと一生懸命何かに打ち込むことで、結果的に周りがついてきたり、評価されたり、新しい出会いが生まれたりするきっかけをつかんでほしいと思います。


学生から社会人になってみて、知らないことやつらいことを経験したからこそ、「自分にあった仕事」を見つけることができたカツセさん。
“この仕事を選んでよかったな”と思えるような仕事と出会えるように、今できることを背伸びせずに行うことが大切なのかもしれません。

【プロフィール】
カツセマサヒコ
下北沢の編集プロダクション・プレスラボのライター/編集者。
1986年東京生まれ。明治大学を卒業後、2009年より大手印刷会社の総務部にて勤務。趣味でブログを書いていたところをプレスラボに拾われ、2014年7月より現職。
趣味はtwitterでのふぁぼ集めとスマホの充電。

この記事のテーマ
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