テスト勉強に役立つかも! 授業用とは違う、“テスト用ノート”はどうつくるのがいい?

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テスト勉強に役立つかも! 授業用とは違う、“テスト用ノート”はどうつくるのがいい?

2016.05.13

提供元:マイナビ進学編集部

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テスト勉強に役立つかも! 授業用とは違う、“テスト用ノート”はどうつくるのがいい?

みなさんは学校の先生に次のようなことを言われたことはありませんか?「テスト前にノートをつくり直して提出しなさい」。もしくは、逆にこのようなことを言われた経験もあるかもしれません。「テスト前にノートをつくり直す必要なんてないよ」……、一体、どっちが正しいんだ! と言いたくなってしまいますよね。

「テスト用ノートづくり」は、賛否両論があるようですが、実際にのところはどうなのでしょうか? そこで今回は、東京都内で塾講師をしているRさんに、テスト勉強に役立つノートづくりについて、詳しくお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • テスト用ノートは、自分の理解を深めるためにつくろう
  • 「授業まとめノート」は板書を分かりやすくするために、「復習ノート」は復習の効率を上げるためにつくるのがよい
  • ノートをつくったら見直しをしよう。小さめのノートを使うのが、持ち運びもしやすい

テスト用ノートづくりは「理解を深めるため」の作業

――テスト用ノートをつくるのには、賛否両論あると聞きました。テスト用ノートをつくるときのメリットとデメリットを教えてください。

Rさん(以下、R):まず、メリットは、理解が深められるところにあると思います。授業中にノートをとって、しばらくたって見返したら、書いてあることの意味がところどころ分からなかった経験はありませんか? 板書(先生が黒板に書いたこと)は、「先生」が「不特定多数の生徒」に向けて書いているポイント集です。「自分」にとって分かりやすい書き方をしているとは限らない。だから、内容やレイアウトを、より「自分」にとって分かりやすいものに変えて、ノートをつくり直すことには意味があると思いますよ。

デメリットですが、ノートづくりをしても、ただノートをキレイに「清書」するだけになりがち。加えて、頭には何も入っていないのに、勉強した気になってしまいがちなところでしょう。あと、テスト用ノートづくりの作業は向いている人と向いていない人に分かれると思うんです。


――ノートまとめが向いている人とはどんな人でしょうか?

R:「国語が得意な人」は向いているといえます。文章を読み、不明点について考え、理解し、自分の言葉でまとめ直す力があるからです。国語力が高くない人がノートをつくり直すと、どうしても「ただ書くだけ」になりがちです。そのような場合は、別の勉強法に切り替えたほうが無難だと思いますね。

「テスト前だけでなく、普段からコツコツとノートをつくれる人」も向いています。ノートをつくる作業は、時間をとられるものなので、テスト前にバタバタとこなすべきじゃないんです。


――新高校1年生の中には、中学校で「ノート提出」が義務づけられていたという人も多いと思います。

R:一般的に、高校ではノート提出は義務づけられないことが多いです。それに、中学のノート提出って「内申点」をつけるために行われていますよね。大学の一般入試において、学校の成績は加味されません(AO入試や推薦入試の場合は加味されることもあります)。ですので、高校のテスト用ノートづくりは、あくまでも「自分の理解を深めるための作業」として考えてください。

「授業まとめノート」と「復習ノート」づくりがお勧め

――では、テスト用ノートづくりは具体的にどう行えばいいでしょうか?

R:私としては「授業まとめノート」と「復習ノート」づくりをおすすめします。
まず、「授業まとめノート」づくりについて。これは、先生の板書の分かりづらい箇所を、自分にとって分かりやすく書きかえる作業です。日本史を例に挙げてみましょう。先生の板書が以下だとします。

663 白村江の戦い 新羅+唐の連合軍と戦う → 日本は朝鮮から撤退
701 大宝律令 制定 → 天皇を中心とした中央集権体制が整った

この板書を見ると、疑問が浮かびませんでしょうか。まず、「白村江」ってどう読むの? 「新羅」って何?「戦う」って書いてあるけど、どこの国が新羅+唐と戦ったの? なぜ、日本は朝鮮から撤退したの? 大宝律令って何? どうして、天皇を中心とした中央集権体制が整ったの? そもそも、中央集権体制って何? これらが分からなければ、テストでも点数がとれるはずはないですよね。板書で省略されていることや、自分が疑問に思ったことは、教科書や用語集を使って調べて、まとめていけばいいんです。


――「復習ノート」づくりについて教えてください。

成績を伸ばすには、できていない問題をできるようにすることが大事。演習中に間違えた問題をノートにまとめれば、効率よく復習できます。それが、「復習ノート」をつくる意味ですね。

つくるコツとしては、必ず「なぜ、その答えになるのか」という理由も添えておくこと。文系科目は、間違えた問題の関連事項も記しておきましょう。例えば、英語で「動名詞を目的語にとる動詞」を一つ忘れていたら、ほかも忘れているものなので、全部書き出して関連付けて覚えることが大切なのではないでしょうか。

ノートをつくったら、必ず見直ししよう

――ほかに、テスト用ノートづくりでポイントや注意点はありますか?

R:一番大事なのは「ノートをくり返し見直す」こと。ノートをつくり直す意味は、より深く理解し、考え方や重要語句を覚えることなので、見直しは絶対です。持ち運びしやすい「小さめのノート」で、テスト用ノートをつくってみてもいいかもしれませんね。


Rさんのお話から、テスト用ノートをつくるときは、ただきれいに清書するのではなく、自分にとって分かりやすい言葉で書き直し、疑問点を調べあげ、「自分の理解を深めるための作業」として行うのが大事だということが分かりました。成績を伸ばすには、自分に合った勉強法を見つける必要があります。今までは、テスト用ノートづくりを敬遠していた人も、今回のポイントを踏まえてノートづくりに取り組んでみると、よい結果につながるかもしれませんよ!