スマホアプリがつくれちゃう! オープンキャンパスでプログラミングを身につけることできる!?

スマホを持っている高校生にとって、スマホアプリは身近な存在です。いつもいろいろな面白いアプリを探して、友だちと楽しんでいるのではないでしょうか。ゲームやニュース、グルメや地域情報など、日々さまざまなアプリが新しく誕生していますが、「こんなアプリがあればいいのになあ」と考えてみたことはありませんか?
この記事をまとめると
- 情報系の学校の中には、スマホアプリをつくれる体験入学ができる学校もある
- ロボットを動かせる体験授業を実施している学校もある
- 具体的に何をつくれるのか知ることで、将来やりたいことがみつかるかもしれない
「こんなアプリがあればいいのに」と思ったら、プログラミングの体験入学へ行くべし!?
そんな人がおすすめなのが、情報系・電子系・メディア系の学校のオープンキャンパスや体験入学です。多くの学校で、スマホアプリの開発やゲームの制作など、プログラミングをはじめとした専門技術を体験することができるからです。
例えば、最新のパソコンを使って、スマホアプリの開発を体験できる学校もあります。OSごとのアプリ開発や、プログラミングを学んで画像を変化させる方法や効果音の付け方、スマホ用のミニゲームやお役立ちアプリをつくれる場合もあります。普段楽しんで使っているアプリが、どんなふうにつくられているのか、どんな仕組みになっているのかを知ることができるのは興味深いですよね。
ネットゲームをつくって、自分の家で遊ぶことができる体験もある
体験入学では、アプリをつくるプログラミングのだけでなく、いろいろな分野に役立てられる技術を体験することができます。IT・エンジニア・ビジネス分野では、パソコンのアプリケーションの制作体験ができたり、スーパーのレジのシステムなどビジネスソフトの制作を教えてくれる体験入学を実施している学校もあるようです。
また学校によっては、3Dデザイン用ソフトを使って自分だけの3Dキャラクターを制作してみたり、シューティングゲームの制作やネットゲームの制作も教わることができ、実際につくったゲームをネット上にアップすることで、体験入学が終わっても家で遊ぶこともできるのだとか。
さらに、コンピュータ制御で動かすことができる教材を使うことで、ロボットを自分の思い通りに動かすことができる体験授業を行っている学校もあるようです。実際に自分でつくったゲームで遊べたり、ロボットを動かすことができるなら、体験入学も楽しそうですよね。
具体的に何をつくることができるかを知れば、自分がやりたいことが見えてくる
こうしたプログラミングを学ぶことは「情報工学」という学問に分類されます。情報工学は、コンピュータ端末のハードとソフトにはじまり、情報通信を数学的に考える情報理論や、さまざまな通信技術、マルチメディア技術にまで及ぶ情報を学ぶ学問です。
情報工学やプログラミングというと、難しそうな言葉を覚えないといけないイメージがあるかもしれませんが、体験入学を通じて、基礎的なことを学びつつ、アプリやゲームづくりを実際に体験することができれば、自分がやりたいことが見えてくるのではないでしょうか。まずは気楽に体験入学に足を運んで、ぜひ自分だけのアプリやゲームづくりにチャレンジしてみてくださいね。
この記事のテーマ
「情報学・通信」を解説
情報通信産業には、通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業の5分野があります。近年は各分野の垣根が取り払われつつありますが、なかでも注目されているのが、インターネットに代表されるコンピュータを介した情報通信工学でしょう。高度に情報化が進んだ現代において、安全保障や経済政策はもちろんのこと、日常生活に至るあらゆるシーンで必要とされる、活躍の場の広い学問です。
この記事で取り上げた
「情報工学」
はこんな学問です
情報工学の研究対象は、コンピュータ端末のハードとソフトに始まり、情報通信を数学的に考察する情報理論、さらにさまざまな通信技術、マルチメディア技術に及ぶ。研究する分野も幅広く、コンピュータを設計してコンピュータシステムを構築する「計算機工学」、情報システムの設計・プログラミング・データベースなどを扱う「ソフトウェア」、現実の問題をコンピュータと数学を用いて解決する「数理情報工学」などがある。
-
PICK UP! 「情報工学」について学べる学校
-
情報学・通信について学べる学校

