自分だけの旅行を企画!? オープンキャンパスで“ツアープランニング”にチャレンジできる!?
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みなさんの中には、これから修学旅行に行く人が多いと思います。友だちと夜更かししておしゃべりするのも修学旅行の楽しみですが、知らない土地に行って、見たことがない景色を知ることも楽しいはず。大学生や社会人になれば、自分でお金を貯めて、行きたい場所を決めて、自由に旅行をしやすくなりますから、旅行に出かける機会がきっと増えるはずです。
この記事をまとめると
- 旅行業界には、ツアーの企画やツアーコンダクターなどさまざまな職種がある
- 観光系のコースがある学校の中には、オープンキャンパスでツアープランニングなどが体験できる学校もある
- 実際に観光スポットへ出かけるツアーコンダクター体験やアナウンス体験ができる学校もある
旅行業界ってどんな仕事があるの?
修学旅行や家族旅行をきっかけに、旅行に興味を持ち、「将来は旅行関係の仕事に就きたいな」と思った人がいたら、ぜひ観光系のコースがある大学や短大のオープンキャンパスや体験入学に参加してみてください。
旅行に関する職業には、パッケージツアーを企画する「ツアープランナー」や旅行会社のカウンターでお客様の対応をする「カウンタースタッフ」、団体旅行に同行してお客様を案内する「ツアーコンダクター」、各国の観光局で観光案内をする「観光局スタッフ」などさまざまな職種があります。どれも旅行に欠かせない職種ですが、おそらくみなさんにとって、それぞれの職業の人たちがどんなことをするのかということは、まだ想像しづらいと思いますが、オープンキャンパスや体験入学に参加すれば、旅行業界のことが少しずつ理解できてくるはずです。
オープンキャンパスでツアープランニングを体験してみよう
観光系のコースがある学校のオープンキャンパスや体験入学の中には、自分だけの旅行やツアーを企画する、“ツアープランニング”を体験できるものもあります。「季節のおいしい食べ物やとっておきの観光地を見つけ、実際に時刻表を見ながらプランニングする」など、楽しくかつ効率よく観光ができるプランを考えていくのです。
また、現役のツアーコンダクターと観光バスに乗って出かけたり、在校生と一緒に学校周辺の観光スポットへ出かけるツアーコンダクター体験、旅行の申込みや手配を行う旅行カウンター体験、添乗員になりきって車内アナウンス体験など、旅行業界ならではのユニークな体験授業も行われています。また、国内外の観光スポットについて、歴史や文化、交通手段などを学んでいく模擬授業を行っている学校もあります。旅行業界の仕事がどんなものなのかも分かりますし、授業の様子や学生生活などについて在校生に聞くこともできる場合もあるので、貴重な機会となりそうです。
旅行業界で働くために観光学が学べる学校を選ぼう
旅行業界で働くためには、まず観光学をしっかりと学ばなければいけません。観光学とは、旅行業の実務だけでなく、地域と観光客の交流を生み、観光を通して地域活性化につなげていくための学問です。観光地の魅力や文化をPRする広報、どんな旅行プランやおみやげが人気なのかということをリサーチするマーケティングなども、観光という視点から学んでいきます。
旅行業界に興味がある人は、観光コースがある学校のオープンキャンパスや体験入学に参加して、自分が学びたいことをどのように学べるか、旅行業界の知識をどのように身につけることができるか、実際に体験してみるのがおすすめですよ。
この記事のテーマ
「社会学・マスコミ・観光」を解説
あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。
この記事で取り上げた
「観光学」
はこんな学問です
観光学とは旅行業の実務を学ぶだけではなく、観光を通して地域と観光客の交流を生み、地域の活性化にもつなげるための学問である。その目的を達成するために、新しい観光事業の開発プロジェクトを成功させる手法や、観光企業の経営ノウハウ、事業計画の作成方法を研究する。また、観光客として見てまわるだけの観光から、積極的に参加して体験できる観光へと旅行者のニーズは変化している。ニーズを先取りする商品開発も重要である。
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