タオル選びのプロ!?“今治タオル”が有名な愛媛県には、タオルのソムリエ試験があるらしい?

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タオル選びのプロ!?“今治タオル”が有名な愛媛県には、タオルのソムリエ試験があるらしい?

2016.05.02

提供元:マイナビ進学編集部

タオル選びのプロ!?“今治タオル”が有名な愛媛県には、タオルのソムリエ試験があるらしい?

ソムリエというと、ワインソムリエや野菜ソムリエなどを思い浮かべる人が多いと思います。ワインソムリエは、ワインの知識が豊富な人で、レストランなどでお客さんの希望にぴったり合うワインを提案するのが仕事です。ワインの原産国として有名やフランスやイタリアでは国家資格にもなっているんですよ。

この記事をまとめると

  • ワインソムリエや野菜ソムリエのように、タオルについて深い知識をもった“タオルソムリエ”という資格がある
  • 高品質の今治タオルは、今治市の豊かな水から生まれる
  • 四国タオル工業組合・今治商工会議所は「タオルについてもっと知ってほしい」とタオルソムリエの資格試験を行っている

ソムリエといえばワインだけど、タオルのソムリエもいる!?

ほかにも、味噌に関する正しい知識を持った「みそソムリエ」や料理の決め手となるだしの専門家の「だしソムリエ」、ビールに詳しい「ビアソムリエ」など特定の食べ物や飲み物に関する知識が豊富な人を育成する検定試験はいくつもあります。どれを選んだらいいのか迷ってしまったときでも、ソムリエの資格を持っている専門家に聞くことができれば安心ですよね。

ところで、食べ物や飲み物だけでなく、日用雑貨にもソムリエがいることを知っていますか? 例えば、私たちが毎日使っている「タオル」のソムリエ。普段何気なく使っているタオルですが、よりいいものをアドバイスできる、タオルの専門知識を持ったソムリエがいるんです。

今治タオルが高品質タオルとして知られるようになったのはなぜ?

今治タオル

今治タオル

タオルソムリエの話をする前に、まずはタオルについて少し知っておきましょう。タオルといえば、“今治タオル”が有名です。デパートや雑貨屋さんで見かけたことがある人は多いと思います。この今治タオルは、愛媛県今治市の名産品です。国内最大規模のタオル産地として、120年以上にわたって伝統的な製造技術と最新技術を融合させながら「今治タオル」を国内外に発信してきました。

今治タオルの特徴は、何といっても優れた吸水性です。今治は、高縄山(たかなわさん)系を源流とする蒼社川(そうじゃがわ)の伏流水や石鎚山(いしづちさん)から流れ出る地下水など、やわらかい水に恵まれている地域。繊維にとってやさしい軟水を使ってタオルづくりをすることで、ふわふわの触り心地も実現しているのです。また、この水を使って染色すると、やわらかで鮮やかな風合いの色が表現できます。

タオル産地・今治で製造されるタオルの中でも、今治タオルブランド商品として認定されるのは、吸水性や耐性、安全性など四国タオル工業組合が定める独自の品質基準に合格したものだけ。高品質のタオルとして、オリジナルのブランドロゴをつけて販売します。「今治タオルプロジェクト」は国内だけでなく、世界に向けても発信されており、地域活性化にもつながっています。

今でこそ今治タオルは知名度も高く、「タオルといえば、今治タオル」といわれるほどになりましたが、昔は、タオルは日常の中でなんとなく使っている日用品でした。実は、一口にタオルといっても、目的や用途によって様々な種類があります。素材一つにしても、オーガニックコットンや世界各地の綿、織り方ではワッフル織やガーゼ織など種類がたくさんあるのですが、いろいろな種類のタオルがお店に並んでいても、どんな違いがあるのか消費者にはいまいち伝わっていなかったのです。

そこで、もっとタオルについて知ってほしい、本当にほしいと思えるタオルに出会ってほしいという思いから、タオル選びのアドバイザーである「タオルソムリエ」の資格が立ち上げられることになったのです。

タオルソムリエの試験では、タオルの織り方や特徴を学ぶことができる

このタオルソムリエの資格試験を行っているのは、今治商工会議所と四国タオル工業組合で、年に1回、今治・東京・大阪の3つの会場で試験が行われています。タオルの歴史や種類、製造過程、専門用語、タオルをおすすめする方法やサービスのあり方などについての問題が50問出題され、100点満点中80点以上とれれば合格となります。タオルソムリエの試験を受けることで、タオルができるまでの全体の流れや、織り方による用途の特徴などタオルにまつわるさまざまなことが学べます。

平成19年に行われた第1回~第10回までにタオルを販売している小売店のスタッフやタオルメーカーの人たちなど計3,915名が受験してきました。そのうち、高校生を含めた10代の受験者は38名で、合格した16名がタオルソムリエの認定を受けています。今治市内の繊維学デザイン科がある高校では、高校生が積極的に資格試験に挑戦しているそうです。試験に合格すると、「タオルソムリエ認定証」や「タオルソムリエバッジ」がもらえます。また、タオルに関する研修会に参加すると、さらなるスキルアップも目指せます。

タオルソムリエの資格を持っていると、仕事にも役立てられます。例えば、タオルを販売している百貨店や小売店での接客をするとき、お客さんにどうやってタオルを選ぶといいのか、的確なアドバイスをすることができます。タオルはギフトとして贈られることも多いので、ギフトショップなどのお店で働いている人も知識を持っておくと便利そうです。

また、生活雑貨デザイナーとして新しいタオルの企画やデザインをするときも、タオルソムリエとしての知識が役に立つかもしれません。タオルはデザインがおしゃれなことも大切ですが、使い勝手を考えてデザインすることも大切です。将来、生活雑貨デザイナーになって、オリジナルのタオルをつくってみたいと考えている人は、ぜひタオルについての知識を深めてみてはいかがでしょうか。


【取材協力】今治商工会議所、四国タオル工業組合

参考:
タオルソムリエとは
http://www.imabaritoweljapan.jp/towel_sommelier/about.html

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「雑貨デザイナー」
はこんな仕事です

文房具やキッチンツール、ガーデニング用品をはじめ、生活雑貨をデザインする仕事。インテリアとしても見栄えする外見、類似品より優れた機能性、素材の特徴を生かした形状のデザインが求められる。雑貨が販売されるまでには、企画、デザイン、素材の決定、試作、製造などの過程があり、デザイナーは全てに携わる場合も多い。製造工程のチェックのため、工場・工房へ出張することもある。フリーランスの場合、作品を店舗に売り込んだり、インターネットなどで自ら販売したりすることも。

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