お好み焼き屋の数は全国1位! 広島県には、ビルが丸ごとお好み焼き屋の空間がある!?

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お好み焼き屋の数は全国1位! 広島県には、ビルが丸ごとお好み焼き屋の空間がある!?

2016.05.02

提供元:マイナビ進学編集部

お好み焼き屋の数は全国1位! 広島県には、ビルが丸ごとお好み焼き屋の空間がある!?

お好み焼きの本場の一つといえば、広島。広島ではお好み焼きが「広島焼き」と呼ばれ全国的に有名です。他県に住んでいる高校生のみなさんも、自分が住む街や近くの街にある広島焼が食べられるお店を見かけたことがあるのではないでしょうか。

この記事をまとめると

  • 広島県広島市では、お好み焼き屋が集まるビルが人気
  • 「お好み共和国ひろしま村」では、「お好み焼き体験学習」を実施している
  • お好み焼き屋は「お好みにゅけーしょん」の場

登録店舗数が全国1位! 広島にはお好み焼き屋が集まるビルがある!?

お好み共和国ひろしま村の外観

お好み共和国ひろしま村の外観

実は広島県は、人口10万人当たりのお好み焼き店の登録店舗数が全国1位を誇る、“お好み焼き県”であることをご存じですか?

広島のお好み焼きの歴史は、戦前からはじまります。「一銭洋食」と呼ばれる、水で溶いた小麦粉に、干しエビやネギ、紅ショウガなど安価な食材を入れて焼いたおやつのようなものがその原型でした。ちょうど、関東の駄菓子屋で昔から「もんじゃ焼き」が食べられていたのと同じイメージですね。現在のようにお好み焼きが食事として食べられるようになったのは、戦後のことです。広島市内を中心に、栄養不足を補うためにキャベツや卵、魚介類、そば、うどんなどを具材に使い、広島風のお好み焼が誕生しました。

そんなお好み焼きのメッカ、広島県広島市には、お好み焼き屋ばかりが屋台村のようにたくさん集まっているビルが3箇所もあります。ビルの中がお好み焼き屋ばかりだなんて、お好み焼きが大好きな人にとっては天国のような場所かもしれませんね。これらの場所は「お好み共和国ひろしま村」「お好み村」「ひろしまお好み物語広島駅前ひろば」という施設で、それぞれ人気を集め、常に多くの観光客で賑わう人気スポットになっています。

でも、ちょっと待ってください。これだけ地元に根付いているお好み焼きですが、地元の人もお店で食べることってあるのでしょうか? 家でつくって食べることが多そうな気もします。そもそも広島の人たちはお好み焼きをどれくらいの頻度で食べているのでしょうか? その疑問に、「お好み共和国ひろしま村」の松岡進次さんが答えてくれました。

「お好み共和国ひろしま村」では「お好み焼き体験学習」を実施している

お好み共和国ひろしま村の店内

お好み共和国ひろしま村の店内

「広島市民のほとんどの方は、お好み焼き屋でお食事される事が多いです。もちろん、家庭でお好み焼きをつくって食べることもありますが、関西の方々よりも少ないと個人的には思います。お食事の頻度はさまざまですが、最低でも2~3週間に一度はお好み焼きを食べていると思いますよ」(松岡さん)

なるほど、松岡さんのお話によると、家でつくる人の方が少ないようです。なんとなく意外な気がしますが、だからこそ「お好み共和国ひろしま村」のようなお店がたくさん集まる施設ができているわけですね。では、地元の人以外で「お好み共和国ひろしま村」をはじめとするお好み焼きビルに訪れるのはどんな人たちなのでしょう。

「『お好み共和国ひろしま村』の場合ですが、提携先の旅行会社様、ホテル様などからのご紹介、Webサイトや雑誌などをご覧いただいて、ご来店されるお客様が多いです。また、修学旅行や企業、団体様のグループなどのご利用もありますね。『お好み共和国ひろしま村』では、共和国内で営業している8店舗の店内で、お好み焼きをはじめて調理する方に向けて、各店店主の指導のもとに行う『お好み焼き体験学習』も実施しており、とても好評です」(松岡さん)

“イタリアのピザは広島のお好み焼きの親戚”説!?

広島のお好み焼き

広島のお好み焼き

「お好み焼き体験学習」ってすごく楽しそうですね! 確かに、家族や友だちとお好み焼き屋さんに行って、自分でお好み焼きを焼こうとしても、うまくいかないことってありますよね。本場のお好み焼き屋さんからつくり方を伝授されたお好み焼きなら、きっとおいしくつくれそうです。ところで、広島風お好み焼きの特徴ってどんなところにあるのでしょう? 

「広島のお好み焼きは、クレープ状に生地を引くところからはじまり、その上にキャベツやもやし、豚肉等の具材を重ねてひっくり返します。そして、鉄板の別の場所でそばまたはうどんを焼いたものと重ね合わせ、最後に卵を重ねて焼いていきます。ひっくり返す作業はありますが、生地に具材を重ね合わせて焼いていく形は、イタリアのピザは広島のお好み焼きの親戚かもしれませんね。広島のお好み焼きの場合、ベースになるのは肉・玉・そばまたはうどんです。あとは個人でトッピングを増やしていきます」

なんと、“イタリアのピザは広島のお好み焼きの親戚”説! お好み焼きの既成概念を覆す発想です。それだけ具が盛りだくさんということですね。人によってトッピングの好みも違うと思いますが、どんな食材が人気なのでしょう?

「代表的なトッピングはイカ天、ネギではないでしょうか。若い世代の方には、チーズ、もち、キムチなどのトッピングが人気ですし、ボリュームを求める方は、そばダブルやトリプル、そばとうどんのちゃんぽんなども好まれます。観光客の方は牡蠣のトッピングをされることが多いですね」(松岡さん)

牡蠣をトッピングするなんて、なんと贅沢な! 広島といえば牡蠣でも有名ですもんね。う~ん、ダメだ、お腹が鳴ってたまらない……。やっぱり直接広島を訪れて食べてみたくなっちゃいます。でも、いろいろなお店があって迷ってしまいそうでは?

お好み焼き屋は「おこのみにゅけーしょん」の場

広島のお好み焼き

広島のお好み焼き

「広島は人口比でのお好み焼き店舗数が全国一です。『お好み共和国ひろしま村』をはじめ、『お好み村』様、『ひろしまお好み物語広島駅前ひろば』様は、お好み焼き店舗の集合体ですので、観光客の方はそれぞれの施設に入れば、特徴のある各お好み焼き店の中から自分の好みに合ったお店を選んで頂ける楽しさもあると思いますよ。『お好み共和国ひろしま村』の向かいには2軒、隣には1軒のお好み焼き屋が、その隣には『お好み村』様があり、一大お好み焼き街区となっています」(松岡さん)

「また、繁華街以外でも、住宅街の中にも必ずお好み焼き屋が営業していますから、近所のお好み焼き屋をはじめ、学生時代に学校帰りに集まるお好み焼き屋など、広島市民は必ず行きつけのお好み焼き屋をもっていますし、それぞれの時代の思い出の1軒があると思います。進学や就職等で広島を離れた方も、帰省されれば必ず一度は思い出のお好み焼き屋でお食事されるはずです。鉄板でソースが焼ける香りは、広島人にとっての思い出の香りなんです。お好み焼き屋は単に食事の場というより、社交の場「お好みにゅけーしょん」の場という感じですね」(松岡さん)

「お好みにゅけーしょん」っていい言葉ですね! 高校生のみなさんも、家で家族と一緒に、お店で友だちと一緒に、鉄板を囲んでワイワイ楽しんで「お好みにゅけーしょん」してみてはいかがでしょうか。

食事を通して地域の文化を触れることができる

学生交換プログラムで訪れた人々

学生交換プログラムで訪れた人々

こうした都道府県ごとの特徴や文化、歴史、人気スポットなどを学び、研究する学問は「地域社会学」です。地域社会学に興味のある人は、訪れた街にどんな文化や歴史があるのか、食事をしたりする中で考えてみると良いでしょう。修学旅行などで広島県を訪れる機会があれば、ぜひ「お好み共和国ひろしま村」にあるお店をはじめとするお好み焼きやさんで食べて、地域の文化に触れてみてください。


参考:
タウンページデータベース
http://tpdb.jp/townpage/order?nid=TP01&gid=&scrid=TPDB_GY01

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「地域社会」
はこんな学問です

国内外の都市部・農村部を問わず、地域社会の問題にアプローチし、実証的な調査・研究を行う学問。大きく分けると、2つに分けられる。一つは、地域行政のあり方を問い直し、地域住民・地元企業との連携を図って問題を解決する方法を探る地域行政学。もう一つは、グローバル化による急激な変化から地域の文化遺産を意識的に守り継承していく方法について研究する地域文化学である。2つは別々の学問ではなく、同じ問題意識を行政と文化という別の視点から考察している。

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