喫茶店天国・名古屋! どうしてこんなに多いの?

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喫茶店天国・名古屋! どうしてこんなに多いの?

2016.04.28

提供元:マイナビ進学編集部

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喫茶店天国・名古屋! どうしてこんなに多いの?

「ちょっと茶店(さてん)に寄って行こうよ」。筆者が名古屋の高校生だったころの決まり文句でした。10分ほど歩けば喫茶店を見つけることができる、喫茶店天国・名古屋。メディアで有名になったモーニングサービスを利用するのはもちろんのこと、3時のおやつ時にも喫茶店に集う名古屋人。この風習が喫茶店の多さの理由かもしれません。また意外にも、あの有名な歴史上の人物の影響も受けているかも……?

この記事をまとめると

  • 名古屋に喫茶店が多い背景には、独特の文化がある
  • 名古屋の人が考える喫茶店の意味は独特?
  • 名古屋を喫茶店大国にしたのは、豊臣秀吉だった!?

スタバより身近な存在の喫茶店。名古屋の人は1日2回足を運ぶ。

名古屋の人はとにかく喫茶店好きですよね。行きつけの喫茶店へモーニングサービスと3時のお茶のため、1日2回足を運ぶ人も少なくないと思います。名古屋の人が思い浮かべる喫茶店は、その店独特の雰囲気とこだわりのコーヒーや食事があって、昭和のレトロっぽさがあるようなお店ではないでしょうか。他県ではスタバなどのカフェの出店が増えている中、名古屋は喫茶店人気が根強くあります。特別重要な話があるわけでもないのに、なんとなくみんなで喫茶店に集うことで名古屋の人はコミュニケーションをとっているのです。

名古屋を喫茶店天国にしたルーツは豊臣秀吉!?

喫茶店好きがいるから喫茶店が多いのか、はたまたその逆か。いずれにしても、名古屋に喫茶店が多い理由はいくつか考えられます。

世界に誇るトヨタの本拠地である愛知県は工場が多いので、工場で働く人たちのために喫茶店が多いのだとか、昔は土地が安かったので、商売を始めやすかったなど、諸説言われています。その中のひとつで興味をひかれるのは、名古屋の人は茶道好きだから喫茶店が多いのだとする説。さかのぼれば豊臣秀吉の影響を受けているのではないかと解釈できます。

いわずとしれた名古屋が生んだ名将は、茶の湯を世の中に広めたことでも知られています。のちに仲違いをしてしまいましたが、わび茶の完成者として知られる千利休を側近としていたことも、秀吉の茶の湯に対する深い思いを感じることができます。
秀吉は政治的な意味でも茶の湯を利用しましたが、もともと農民から大出世した人ですから「身分の分け隔てなく集って、茶の湯を楽しもう」と考えた人です。それは今日の「特に話はないけど、喫茶店に集まってコミュニケーションをとる」名古屋の風習に通じているのかもしれません。


名古屋に喫茶店が多い理由が豊臣秀吉だなんて、考えすぎじゃない?と思う人もいるでしょう。でも、そんなふうに考えるだけで、なんだかわくわくしてきませんか?
日常の何気ない疑問をひもといていけば、歴史が見えてくる。こう考えると、歴史はとてもロマンチックな学問ですよね。
名だたる歴史上の人物を排出している名古屋で、どっぷり歴史の勉強につかれば、名古屋でしか分からない新しい何かに出会えるかもしれません。

参考文献:茶人 豊臣秀吉(矢部良明著)角川選書

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

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この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です

歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文章などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。

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