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ビートルズには「5人目」のメンバーがいた!? 音楽作品の印象を左右するプロデューサーの役割って?

2016.04.18

提供元:マイナビ進学編集部

ビートルズには「5人目」のメンバーがいた!? 音楽作品の印象を左右するプロデューサーの役割って?

音楽作品に関わる「プロデューサー」。重要な仕事であることは知っていても、具体的にどのようなことをしているのかは意外と知られていないかもしれません。そこで今回は、海外・国内のプロデューサーの事例をご紹介します。

この記事をまとめると

  • ビートルズには「5人目のメンバー」と呼ばれるプロデューサーがいる
  • プロデューサーの役割と仕事はケースによってさまざま
  • アーティストとの信頼関係を結ぶことも重要

「ビートルズ5人目のメンバー」のプロデューサーの仕事とは?

今年3月はじめに、世界的に有名なロック・バンド、ザ・ビートルズのプロデューサーを務めていたジョージ・マーティンが亡くなったことが大きなニュースになりました。マーティン氏は「ビートルズ5人目のメンバー」ともいわれており、イギリスの無名バンドだったビートルズが世界中で愛されるようになった成功の裏には彼の存在がありました。

メンバーの自由奔放で時には常識外れのアイデアを豊富な音楽知識と最先端の録音技術でまとめあげ、それまでのポピュラー・ミュージックの歴史を覆す“ビートルズのサウンド”としてつくり上げのは、プロデューサーのマーティン氏の功績でもあったのです。

例えば、初期のヒット曲「キャント・バイ・ミー・ラブ」では、イントロをなくしてインパクトのあるサビのメロディから歌い出すことを提案したり、アルバム『リボルバー』のラストを飾る「トゥモロー・ネバー・ノウズ」ではテープの逆回転を利用してサイケデリックな音を出したりするなど、ポップ音楽のなかにさまざまな効果音を取り入れたのも有名です。

また、現代のレコーディングでは普通に行われる、1曲の中にいろいろな音を重ねて録音する「多重録音(マルチトラックレコーディング)」が普及したのもマーティン氏の功績と言われています。それまでは、全ての楽器を一緒に演奏してそれをまとめて録音する、という方法が主流でした。多重録音技術の普及により、それぞれのパートを個別に録音して一曲にまとめる、といった作業が可能になったのです。

ビートルズがレコードを作っていた1960年代は、現在のようなデジタル機材もありませんが、マーティン氏のさまざまなアイデアが反映されてつくられたビートルズの作品は、今もなお多くの音楽ファンを魅了しています。

グラミー賞を受賞したあのシンガーもプロデューサー業をやっていた!

音楽の世界には、マーティン氏のように有名なプロデューサーが多数存在しています。「アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ」が全米シングル・チャート11週連続で1位を獲得し、2016年のグラミー賞を受賞したDJでプロデューサーのマーク・ロンソンは最近最も注目されているプロデューサーの一人といえるでしょう。

また、「ハッピー」の世界的なヒットやダフト・パンクの曲「ゲット・ラッキー」のボーカルとしても知られ、2015年のサマーソニックで来日したファレル・ウィリアムスも、歌手でありながら人気プロデューサーの一人です。2014年のグラミー賞では「最優秀プロデューサー賞」も獲得しています。

海外のプロデューサーで、日本のアーティストを手掛けている人もいます。ONE OK ROCKが2015年に発売したアルバム『35xxxv』では、アメリカの人気プロデューサー、ジョン・フェルドマンが起用され、邦楽・洋楽ファンの間で大きな話題になりました。

フェルドマン氏は、1990年代後半に大活躍したアメリカのバンド「ゴールドフィンガー」のフロントマン出身で、アメリカのハードコア・バンド、ザ・ユーズドの1stアルバム『The Used』が、全米で50万枚以上を売り上げてゴールドディスクを獲得したことで一躍有名プロデューサーになりました。若者層に絶大な人気を誇るバンドを多数手がけてきた彼によって、ワンオクの作品は世界中で注目を集めたのです。

また、SEKAI NO OWARIのパフォーマンスも話題になった「Dragon Night」では、オランダ出身のDJニッキー・ロメロがプロデューサーとして起用され、EDMファンからも注目を集めました。

他にも続くシングル「ANTI-HERO」では、ゴリラズやカサビアンのサウンドを手掛けるプロデューサー、ダン・ジ・オートメイターと共に制作し、さらにその後のシングル「SOS」は、シガー・ロスのプロデューサーを務めるケン・トーマスと共にロンドンで制作したことが話題になりました。このことから、セカオワの世界に向けた本格的な挑戦の始まりでは、と言われています。

プロデューサーの役割と仕事はケースによってさまざま

こうした音楽プロデューサーの役割はとても広く、同じ音楽プロデューサーであっても、さまざまな仕事を担当します。多くの場合、アーティストの音楽性や活動の方向付けへのアドバイスを送ったり、メンバーや周辺のスタッフとディスカッションを行ってサウンドやビジュアルの方向性、作品の打ち出し方を考えたりしていきます。

制作の現場では、どんな曲を作ってどんなアレンジにするのか、どのパートから録音するのか、どんな音にするのか、歌詞はどんなテーマでどう歌うのか、最終的な音はどうするのか、アルバムの曲順をどう決めるのかなど、とにかくアーティストが作品作りをする上でのさまざまなことに携わります。

アーティストとの信頼関係を結ぶことも重要

「音楽プロデューサー」を目指したい人は、まず音楽スタジオなどで働くなど、音楽制作現場に携わることで知識を得ると良いでしょう。また、音楽プロデューサーに必要不可欠なものは、音楽への情熱と知識を持っていることです。そして、アーティストとの信頼関係を結ぶことも重要ですので、コミュニケーション能力が問われる仕事でもあります。

もちろん、日本にも有名アーティストを手掛ける数々のプロデューサーがいます。Mr.Childrenやback numberを手掛ける小林武史さんや、いきものがかりやスピッツでプロデュースを務める亀田誠治さん、たくさんのアイドルソングでプロデュースを行っているヒャダインこと前山田健一さんなどが有名です。

ビートルズにとって、ジョージ・マーティン氏はメンバーの一人と言っても過言ではないほどの信頼関係があったからこそ、数々の名盤が生まれたのです。音楽プロデューサーは、自分のアイデアで色々なアーティストと共同で名曲を生み出せる可能性のある、とてもやりがいのある仕事ではないでしょうか。

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

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この記事で取り上げた
「音楽プロデューサー」
はこんな仕事です

音楽プロデューサーとは、世間に発表する楽曲やアルバム作品をつくる際の最高責任者。楽曲とビジュアルをリンクさせ、明確なイメージを持って発売へ導く。レコード会社や音楽レーベルなどで音楽商品を企画立案し、制作現場から発売までの全行程を指揮する。予算を立てて制作費を確保し、参加ミュージシャン(アーティスト)をはじめ、レコーディングエンジニア、マスタリングエンジニアなどの人選、スケジュール作成と進行管理もプロデューサーが仕切り、プロモーションについても制作と同時に手配を進める。

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