“働かない”働きアリも必要!? アリやミツバチは“社会”を大事にするらしい?

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“働かない”働きアリも必要!? アリやミツバチは“社会”を大事にするらしい?

2016.04.19

提供元:マイナビ進学編集部

“働かない”働きアリも必要!? アリやミツバチは“社会”を大事にするらしい?

男子の中で好きな人も多い“昆虫”は、不思議な習性を持った種が多くいます。中でも働きアリは、集団の中に“働かない”アリもいるのだとか。働きアリなのに、なぜ働かないアリがいるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • アリは交代制で働くため、チームの2割が“ニート”である!?
  • 人間のような社会を持つ昆虫を「社会的昆虫」と呼ぶ
  • 生物をさまざまな角度でアプローチするのが「生物学」

アリの世界では働かない“ニート”がいっぱい!?

アリは、その姿形は小さいものの、「社会性を持つ生物」の一つだといわれています。今回は、まるで人間のような習性を持つというアリの秘密をご紹介します。

仕事をせずに生活する人のことを“ニート”と呼ぶことがありますが、アリにもニートがいるのだとか!? 最近の研究によると、アリのチーム(コロニーと呼ぶ)の中には、必ず2〜3割ほどの働かないアリがいるんだそう。なんだか、ずいぶん多いような気もしますね……。しかし、実はこのアリは、基本的にベンチ要員。一日中ぼーッとしているか、身体の手入れをしていることが多いようですが、仲間が疲れたときにようやく仕事の出番が回ってきて、仲間の代わりに仕事をこなします。

実は効率的!? アリ社会のシステム

ただサボっているだけのように思えますが、これはアリ社会にとって不可欠なシステムなんです。試しに研究チームが働き者だけを集めた鋭意チームをつくってみても、必ず働かないアリが一定数、現れてしまったようです。

生産性が悪そうですが、これが逆で、アリたちはこのシステムのおかげで効率よく仕事がこなせています。働き者だけだとみんなが一気に疲れてしまい、共倒れになってしまう恐れがあるのですが、補欠である働かないアリの存在で、チームが継続的に働けるようです。わたしたち人間も同じようなことがあります。夜遅くまで勉強しても、翌日に疲れが響いて授業が頭に入らないのなら、悪循環に陥ってしまいますよね。アリの社会が人間のそれとよく似ているといわれるのも、納得がいきます。

ウイルスから動物まで、全ての生物を研究する「生物学」

このように人間のような社会をつくって生活している虫を「社会的昆虫」と呼びます。さらにその中でも、「不妊階級」といって、女王など一部のメスだけが卵や子を産む生物のことを「真社会性」といいます。

昆虫だけでなく、生物には、まだ解明されていない活動や、現象があります。それらを解明していくのが「生物学」です。その対象は、人間や動物、植物、微生物、ウイルスなどが含まれています。今回、ご紹介したアリのエピソードのように、生物の暮らしぶりや習慣について研究する人もいれば、人間とウィルスの関わりについて追求するなど、その広がり方はさまざまです。

生物が好きな人は、生物学の研究を通して、地球上のさまざまな生物の気になる生活や習性をひもといてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

「生物学」について詳しく見る