太陽からの“風”の影響!? 2012年、地球は宇宙からのトンデモナイ危機をギリギリ回避していた?

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太陽からの“風”の影響!? 2012年、地球は宇宙からのトンデモナイ危機をギリギリ回避していた?

2016.04.18

提供元:マイナビ進学編集部

太陽からの“風”の影響!? 2012年、地球は宇宙からのトンデモナイ危機をギリギリ回避していた?

2012年に発生した宇宙のある“風”は、地球への影響が懸念されるほど、大きな危機とされたことがありました。一体どんな風なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 2012年に発生した“太陽風”は、地球に直撃すれば、文明に影響を与えるほど威力があるものだった
  • 宇宙には常に太陽風が流れているが、地球では磁場がバリアの役割をして、普段は影響をほとんど受けない
  • 地球の大気と太陽風が衝突したものがオーロラである

あわや大惨事!? 地球がラッキーだったって知ってる?

2014年、NASAが発表したある事実に世界中が震撼しました。

「2012年に地球をかすめた太陽風は、直撃すれば現代文明を18世紀に後退させるほどすさまじい威力のものだった」。この“太陽風”、なじみのない言葉ですが、もし発生が一週間早ければ地球を直撃し、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレット、電子機器に深刻な影響を及ぼし、電力と通信は多大なダメージを負い、復旧には数年を費やしたといわれています。

そんな人類に大きな影響を及ぼす可能性のある「太陽風」とは、一体どんなものでしょうか?

宇宙なのに風がある?「太陽風」ってどんなもの?

太陽系には、惑星や衛星などさまざまな天体が存在しています。地球や月、太陽もその一つです。それらの惑星が存在する宇宙空間の中は、太陽から吹き出す電気を帯びた高温の粒子(プラズマ)や、磁場で満たされています。このプラズマの流れを「太陽風」と呼びます。宇宙の中に風があるってちょっと不思議ですね。この太陽風は常に流れていて、1秒間に数百キロの距離を飛びます。地球も常に太陽風に晒されていますが、地球が自ら持っている磁場がバリアの役割を果たしているので、通常であれば影響は受けません。

また、太陽風を身近に感じる例として、オーロラが挙げられます。オーロラは、地球の磁場に沿って流れてきた太陽風のプラズマ粒子が地球の大気に触れることで起こる発光現象です。あの美しいオーロラには、宇宙から来た太陽風も混ざっていたのですね。

今後10年で、同規模の太陽風が起きる確率は……!?

冒頭のニュースの際には、太陽風は通常の約4倍のスピードで吹いていました。地球は難を逃れましたが、NASAの太陽観測衛星「ステレオA(STEREO-A)」は直撃を受けました。後に科学者たちがデータを分析した結果、非常に大規模な太陽風であったと判明したのです。ちなみに今後10年以内に同規模の太陽風が起きる確率は12%といわれています。そのとき、地球の軌道はどうなっているでしょうか。

太陽から吹く風と、地球の不思議な関係。太陽系の惑星、太陽をはじめとした広大な宇宙を研究する学問を「宇宙学」といいます。宇宙学の分野では、あらゆる観察技術を使い、宇宙からやってくるさまざまな光線や電波をキャッチし、分析も行っています。

太陽風をきっかけに、宇宙で起きている現象に興味が湧いた人は、ぜひ宇宙学を学んで、宇宙への興味を深めてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「宇宙・地球学」
はこんな学問です

地球の構造から入り、太陽系の惑星、太陽、そしてその先の宇宙へと広がる世界を研究する学問である。あらゆる観察技術を使い、地球誕生までさかのぼり、さらに宇宙の始まりと進化まで探る。研究する分野も広大であり、宇宙からやってくるさまざまな光線や電波をキャッチし、分析している。また、観測技術においても常に新しい技術を取り入れながら前進を続けている。

「宇宙・地球学」について詳しく見る