経済学と経営学って、名前は似てるけどどう違うの?

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経済学と経営学って、名前は似てるけどどう違うの?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

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経済学と経営学って、名前は似てるけどどう違うの?

この記事をまとめると

  • 経営学と経済学は、名前が似ているけど内容はまったく違う
  • 経営学は、社員の管理や利益の出し方など、会社の経営方法を学ぶ
  • 経済学は、社会の中でお金がどのように動いているか、それによる景気の見方を学ぶ

一文字違いで大違い!

言葉の響きが似ていても、意味がまったく違うということがあります。学問の名称で代表的なのは、経済学と経営学。進路を決めた高校三年生のマネオも、どうやら同じ間違いをしているようですが……。

経営学と経済学は、似ているけど全然違う!

マネオ「オレももう3年生。進路については、きちんと考えてるよ、先生。オレはお金持ちになりたい。だから、大学で『経営学』を勉強して、いずれは会社を持つんだ」

先生「なるほど、とても分かりやすい考えだね。会社を持つのは簡単じゃないけど、経営学を学びたいという意志は素晴らしい。じゃあ、受験する大学もすでに決めているのかい?」

マネオ「そこが悩みなんだ、先生。オレがいきたい経営学部のある大学は、偏差値が高い。だから、今の成績じゃいけないんだよ。それだったら、経営学に名前が似ている『経済学』部のある大学を目指そうかなと。経営学と経済学って、ほとんど同じでしょ?」

先生「マネオ君、それじゃあダメだ。そんな考えでは、君はお金持ちにはなれない。君は今、『経営学と経済学はほとんど同じ』といったね? それは大きな間違いなんだよ。経営学と経済学では、学ぶ内容が大きく異なる。今日はその説明をしたほうが良さそうだね」

マネオ「マジかよ、先生。そんな話は聞いてないぜ。早くその違いを教えてくれ。先生の話はいつもつまらないけど、今日は真剣に聞くから!」

会社の経営方法を知りたければ、経営学へ

先生「まずは経営学から話そう。マネオ君は『経営学を学んで会社を持ちたい』といった。これは間違ってない。経営学というのは、簡単に言えば『会社(企業)をどうやって経営していくのか』について学ぶ学問だ」

マネオ「なるほど。具体的には、どんなことを学ぶんだい?」

先生「たとえば、製品を売るときにどんな計画を立てて売ればいいか。あるいは、社員をどのくらい雇って、どんなスケジュールで働かせるのか。給料はどのくらい渡すのか。会社全体の利益はどう計算するのか、など。会社を経営するには、いろいろ知っておかなければならないことがある。それを学ぶのが、経営学だ」

マネオ「やっぱりそうだよな。オレの調べた通りだ。でも問題は、経済学の方だ。名前は似ているのに、まったく別物なのかい? オレは先生の話、まだ信じてはいないぜ」

先生「ああ、別物だ。経営学では『会社』について学ぶけど、経済学で学ぶのは『社会』についてだ。社会には、いろいろな会社があって、いろいろな商品を販売している。それを私たち消費者が買うことで、お金が循環している。そういったお金のシステムを学び、よりよくさせる方法を考えるのが経済学だ」

マネオ「うーん、経済学の方がちょっと複雑だな」

先生「お金というのは、製品などを介して企業や私たちの間をグルグル回っている。ただし、このお金の流れは時代によって異なり、その流れによって『景気がいい』とか『景気が悪い』なんて言われる。経済学では、その流れや違いについて学び、どうすれば景気が良くなるかを考えたりするんだ」

マネオ「なるほど。だから経済学は、社会全体を学ぶのか。社会におけるお金の役割や動きを学ぶというか……」

先生「そう、その通りだ! いいじゃないか、マネオ君」

マネオ「先生の話はいつもつまらないけど、今日だけはサイコーだぜ。イカすぜ、先生」

景気が良いか悪いかは、経済学で分かる

先生「じゃあ、これで分かったかな。経営学と経済学では、だいぶ違うってことを」

マネオ「ああ、よくわかったよ。助かったぜ先生。会社を立ち上げて経営したいなら、やっぱり経営学部で学んだほうがいいってことだな」

先生「そうだね、会社を経営するには、まずどんな商品を作って、どのように売るかが大切だけど、それ以外にもいろいろな経営の知識が必要になる。経営学を学ぶと、その知識が得られるし、今あるいろいろな会社がどんな経営を行っているかも学ぶことができるだろう」

マネオ「ありがとう、先生。今日は最高にカッコイイぜ。経済学は、どんな発見があるんだ?」

先生「経済学は、その国の経済状況、いわば景気がわかる。たとえば日本とアメリカでは景気がどう違うのか。また、昔の日本と今の日本では景気がどう違うのか。そういう大きな部分での状況が見えてくる」

マネオ「そうか、経済学はなかなか難しそうだけど、やってみたらおもしろいかもしれないな。先生、今日はいろいろありがとよ。先生の話はつまらないって有名だけど、そんなことないぜ。自信持ってくれよ」

先生「……ああ、これからは頑張るよ」

「社会」を見るか、その中の「企業」を見るか

企業の経営を学ぶ経営学と、社会全体を学ぶ経済学。二つの学問は親戚のような近い関係ですが、視点をどこに合わせるかが大きく異なっています。学部選びで迷ったら、自身の興味がどの範囲に向いているのか、考えてみるといいでしょう。

この記事のテーマ
経済・経営・商学」を解説

そもそも「どうすればお互いにとって必要な物資が手に入れられるか」という極めて単純な動機から始まった商取引が、極めて高度に煩雑化してしまいました。だからといって、すでに引き返すことができないのは事実であり、現状を正確に把握して最適な選択をするのが私たちの役割でしょう。しかも、単純に取引価格だけですべてが決まる時代ではありません。国家間の争いや異常気象など、カバーしなければならない要素が目白押しです。

「経済・経営・商学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経済学」
はこんな学問です

人間の生活に必要なものを生産して流通させる経済活動を研究対象とし、その歴史や仕組み、法則性などを明らかにする学問である。まず、経済にはマクロとミクロの視点があり、マクロ経済学では国レベルでの景気動向や経済成長について研究し、ミクロ経済学では、個人消費や企業活動の分析が中心となる。また、市場経済に焦点を当てるマクロ・ミクロの経済学だけでは経済のすべてを学ぶことはできない。たとえば、環境や福祉といった公共性の強い分野を研究する環境経済学、公共経済学などの科目もある。

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