ムーミンに親指姫も! 人気の童話は、寒い地域からたくさん生まれている?

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ムーミンに親指姫も! 人気の童話は、寒い地域からたくさん生まれている?

2016.04.13

提供元:マイナビ進学編集部

ムーミンに親指姫も! 人気の童話は、寒い地域からたくさん生まれている?

『ムーミン』や『親指姫』など、人気の童話が多く生まれる地域があるといいます。その地域から生まれた代表作をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 北欧から、世界中の人々に愛される童話がたくさん生み出されている
  • デンマークのアンデルセンが書いた物語は、北欧童話の代表格
  • ムーミンやロッタちゃん、スプーンおばさんなど、アニメ化、映画化された作品も数多い

北欧は、子どものころに読んだすてきな童話の宝庫!

みなさんは、小さいころに大好きだった絵本ってありますか? 例えば、『さるかに合戦』『かちかち山』などの日本の昔話や、『ジャックと豆の木』『三匹のこぶた』といったイギリス童話、『シンデレラ』『白雪姫』『ブレーメンの音楽隊』が有名なドイツのグリム童話などなど、思い出のお話があるのではないでしょうか? 絵本は、世界のさまざまな童話に触れる機会になります。

世界中にはたくさんの童話がありますが、その中でも北欧には、日本でも人気が高く、根強いファンがいる名作が多くあります。今回は、北欧の童話について詳しくご紹介します。

まずは、ブロックのおもちゃ「LEGO」の生まれた国、デンマークから。何といっても有名なのが、童話作家で詩人のハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品です。19世紀に活躍し、優れた童話作品を多数残しました。代表作は『みにくいアヒルの子』『裸の王様』『親指姫』『人魚姫』など。どれも幼いころ、一度は読んだことがあるような、とてもメジャーな童話ですよね。また、日本では、1835年に刊行された『即興詩人』も広く知られています。童話作家になる前のアンデルセンが、イタリア旅行で体験したことを元に描いた自伝的小説です。明治時代の文豪・森鴎外がドイツ語版から日本語に翻訳し、高い評価を得ました。アンデルセンの童話は、今でも世界中の人々に愛され、読み継がれています。

熱烈なファンがいる『ムーミン』はフィンランド生まれの作品

同じく北欧の国、フィンランドといえば、『ムーミン』を連想する人は多いかもしれませんね。日本では、絵本やアニメでも人気になった『ムーミン』シリーズは、原作はフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンが書いた小説です。1945年の『小さなトロールと大きな洪水』から、1970年の『ムーミン谷の十一月』まで、計9作が出版されました。フィンランドのどこかにあるとされる、ムーミン谷を舞台に、トーベ・ヤンソンが考えた、架空の生き物のムーミントロールが、家族や仲間たちと過ごす日々を描いています。楽しい場面やユーモラスな描写だけでなく、自然災害や生きる上での困難さといった問題も描かれており、子どもだけでなく、大人が読んでも考えさせられる話になっています。

ほかにも、ムーミンの漫画を読んだことがある人もいると思います。イギリスの新聞で、1953年から1975年まで連載されていたものです。この漫画が大人気となり、ムーミンは世界中で知られるようになりました。今なお多くの人に愛され続け、さまざまなキャラクターグッズも生まれています。

スウェーデンの“ピッピ”や、ノルウェーの“スプーンおばさん”など、魅力的なキャラクターがいっぱい

スウェーデンにも、すてきな童話がたくさんあります。児童書編集者・児童文学作家のアストリッド・リンドグレーンの作品は特に有名で、日本はもちろん、世界100カ国以上で出版されています。『長くつ下のピッピ』シリーズは、北欧の子どもたちにとって、幅広く読まれているお話です。赤毛でそばかすだらけの女の子、ピッピが繰り広げるドタバタな出来事が描かれています。主人公のピッピのキャラクターがとても魅力的で、日本のアニメ界の巨匠・宮崎駿さんが、1970年代にアニメ化を企画していたそうです。そのときは残念ながら断られてしまったそうですが、その後、2014年に、宮崎駿さんの息子の宮崎吾朗さんが、同じくリンドグレーンの作品である『山賊のむすめローニャ』をテレビアニメ化しました。また、『ちいさいロッタちゃん』シリーズも人気です。自己主張の強い5歳の女の子、ロッタちゃんのやんちゃな様子が、とってもかわいらしいお話です。ロッタちゃんシリーズを原作とした映画もつくられています。

最後のご紹介するのが、ノルウェーの童話です。『三びきのやぎのがらがらどん』は、みなさんの中にも小学校のころに図書館で読んだ記憶がある人もいるのではないでしょうか? これはノルウェーの昔話です。また、児童文学作家・歌手のアルフ・プリョイセンが書いた『スプーンおばさん』は、体がティースプーンのサイズくらいに小さくなってしまう「スプーンおばさん」のお話です。日本では、1983年にテレビアニメとして放送され、当時の子どもたちに親しまれました。

今回は、北欧から生まれ、世界で愛されている童話をご紹介しました。北欧の美しい自然に囲まれた環境で、厳しい冬を耐え抜く人々の感性が、たくさんの名作を生み出しているのかもしれませんね。

子どものための絵本をつくるのは、絵本作家の人たちです。ストーリーと絵の両方を一人で制作する人もいれば、ストーリーだけや、絵だけに携わる人もいます。人気の絵本を生み出すためには、ストーリーと絵、それぞれが魅力的であることが必要です。絵本作家を目指したい人は、まずはたくさんの絵本や小説を読み、子どもの心に寄り添うストーリーや絵づくりにつながる、豊かな感性を育ててみてくださいね。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「外国文学」
はこんな学問です

世界中のあらゆる時代、国々の文学が研究の対象となる学問。古代から中世・近世・近現代まで、それぞれの時代背景において、ヨーロッパ・アメリカ・アジア・アフリカなど各地域の文化的特徴を踏まえて、さまざまな視点からの考察を行う。研究ジャンルも詩・小説・戯曲・宗教書・児童書など多岐にわたる。正確な研究を進めるには、作品が書かれた言語を習得し、原書に当たる必要がある。また、過去の理論的研究を参照することも欠かせない。

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