誰もが一度はやったことある!?「∞(むげん)プチプチ」や「人生ゲーム」はどうやって生まれた?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

誰もが一度はやったことある!?「∞(むげん)プチプチ」や「人生ゲーム」はどうやって生まれた?

2016.04.06

提供元:マイナビ進学編集部

誰もが一度はやったことある!?「∞(むげん)プチプチ」や「人生ゲーム」はどうやって生まれた?

「∞(むげん)プチプチ」や「人生ゲーム」など、誰もが一度はやったことがある人気ゲーム。これらはどのようにして生まれたのでしょうか? そのルーツをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 「∞(無限)プチプチ」のアイデアはしりとりから生まれた
  • タカラトミーのヒット商品の原則は「ピカ、カックン、スー」
  • おもちゃづくりは、多くの人に夢を見せる仕事でもある

大ヒットした「∞(無限)プチプチ」のアイデアが生まれたのは意外なことから!?

誰もが子どものころからいろいろな「おもちゃ」で遊んできましたよね。最近ではスマホやパソコン、テレビのゲームなどで遊ぶことが多いと思いますが、大人になってから昔ながらのおもちゃで遊ぶのもちょうどいい息抜きにもなり、とても楽しいものです。

2000年代に発売されてクチコミから大ヒットしたおもちゃ、「∞(無限)プチプチ」を知っていますか? ワレモノの梱包などに使う小さく膨らんだクッションがついていて、ついつい時間を忘れて潰してしまう通称「プチプチ」。これを無限に続けることができる「∞プチプチ」は、大人のストレス解消から子どもの暇つぶしまで、「思う存分プチプチしたい!」という欲求に応えることで大ヒットしました。きっと遊んだ人も多いのではないでしょうか。

そもそもこの商品はどんなアイデアから生まれたのでしょう? 「∞プチプチ」の開発者であるバンダイの高橋晋平さんは、「見たこともない新しいおもちゃを作りたい」という夢を持って今の会社に入社したそうです。高橋さんは毎日新しいアイデアをたくさん考えて上司に提案していました。

しかし、上司から返ってくるのはいつも「データ」という言葉でした。「この商品が売れるという市場データがあるのか?」「市場データを分析して商品を考えろ」と言われ続けた高橋さんは、そのうちにデータを考えるのが嫌になってしまったそうです。そして代わりに編み出したのが、「しりとり」を使ったアイデアの発想法です。

「アイデアしりとり」から次々とヒット商品が生み出された

質にこだわらずに適当にたくさんのアイデアを出して行けば、良い企画につながるのではないか、と考えた高橋さんは、「アイデアしりとり」を思いつきました。「アイデアしりとり」とは、しりとりで出てきた言葉から連想したアイデアを次々とメモしていくことで、大量のアイデアを集め、その中からよりよいアイデアを絞り込むというものです。

例えば、「りんご」という言葉を思いついたら、「りんご握りつぶし体験機」など、そこから自由に発想したおもちゃを考えてみます。りんごの次にしりとりで「ゴリラ」という言葉が出てきたら、それをもとに「ゴリラバトルロボット」、次に「ラジオ」から「ラジオDJごっこ」など、くだらないアイデアでも良いので、とにかくどんどんおもちゃに結びつけてアイデアを出して行くのです。アイデアを出せば出すほど、良い企画も必ず出てくる、というのが高橋さんの「アイデアしりとり」です。

「∞プチプチ」も、梱包材のプチプチをおもちゃと結び付けて、好きなだけ指でプチプチできるおもちゃとして誕生しました。ここには全く市場データは関係ありませんでした。高橋さんがこの手法から生み出したヒット商品には、「∞プチプチ」の姉妹品、枝豆を皮からつまみ出す感触を味わえる「∞エダマメ」や、スマホと連動したボードゲーム「絶叫!おばけ屋敷ゲーム」などがあります。

ただし、高橋さんは入社して以来、誰よりも多くのボツネタを出し続けているそうで、これまでに出したアイデアはなんと約5,000個。しかし、商品化されてヒットしたものはそのうち5個くらいなのだとか。いかに高橋さんが抵抗なく面白いアイデアを出しているかが分かりますね。

高橋さんはアイデア出しのアドバイスとして「自分の中にある発想のブレーキをはずす」ことを挙げており、とにかく自由に発想することを勧めています。こうした高橋さんの考え方は、『∞(むげん)アイデアのつくり方』として書籍化もされています。

タカラトミーのヒット商品の原則は「ピカ、カックン、スー」

昭和30年代に大ブームとなった「ダッコちゃん」や、世代を超えて女の子に愛されている「リカちゃん人形」、家族や友だちで楽しめるボードゲーム「人生ゲーム」をはじめ、ミクロマン、チョロQ、トランスフォーマー、フラワーロックなど、大人気となったおもちゃを世に送り出したタカラ(現タカラトミー)の創業者、佐藤安太さんはヒット作に共通する原則は「ピカ、カックン、スー」だと言います。

これは、佐藤さんが「子どもたちは、どういうおもちゃを面白いと感じるのか?」を観察するためにデパートの玩具売り場に足を運んだときに気が付いたことです。面白いおもちゃを見つけた子どもたちは、目がピカと光り、首がカックンと前に出て身を乗り出すのだそうです。そしてスーと手が出ることで、「これ買って!」と、両親におもちゃをねだります。この「ピカ、カックン、スー」の原則をもとにしてタカラトミーのヒット商品の多くは生まれているんですね。

おもちゃづくりは、多くの人に夢を見せることができるとてもやりがいがある仕事です。将来おもちゃづくりに関わる仕事に就きたいと考えている人は、常日頃から楽しいこと、面白いことを考えるのが好きな人ではないでしょうか。

自由な発想や観察力で大ヒット商品を生み出した人バンダイの高橋さんやタカラトミーの佐藤さんのように、常に人を喜ばせるようなアイデアを考え続けることは、将来目指している仕事に必ずつながるはずです。おもちゃづくりに関わる仕事は、多くの人に夢を見せることができるとてもやりがいがある仕事といえます。

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「プロダクトデザイナー」
はこんな仕事です

あらゆる工業製品をデザインする仕事。インダストリアルデザイナーとも呼ばれるが、仕事はより広範で、文房具や食器、家具など身近な生活用品から車、ジェット機、医療機器まで多岐にわたる。機能性に加え、美しいフォルムを重視するモノづくりを行うのが特徴だ。製品のコンセプトを考案し、コンセプトに沿ったデザインを画像や模型に起こして提案するのが、仕事の大まかな流れだ。近年、使いやすさだけでなくデザイン性にも強いこだわりを持つ消費者が増えており、プロダクトデザイナーの活躍の場が広がっている。

「プロダクトデザイナー」について詳しく見る