3桁×3桁のかけ算も暗算で!? 実はインドは数学がすごく得意な国だった?

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3桁×3桁のかけ算も暗算で!? 実はインドは数学がすごく得意な国だった?

2016.04.11

提供元:マイナビ進学編集部

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3桁×3桁のかけ算も暗算で!? 実はインドは数学がすごく得意な国だった?

掛け算の暗算といえば「九九」。しかしインドでは、2桁以上の掛け算も暗算できてしまうのだとか。一体どのように暗算を行うのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 3桁×3桁の暗算に強い国がある?
  • 「自分が計算しやすいよう」考えるのがインド式数学
  • 思考法を学ぶことで、式が解けるだけではなく、アイデアの引き出しが増えるかも

日本で習う九九。なんと3桁同士の掛け算まで暗算する国がある!?

「おつかいにいったたかしくんは120円のりんごを4つ買いました。合計は何円でしょう」

小学校に出てきそうなこの問題、みなさんは分かりますよね。
120×4=480 で480円です。

日本では九九を小学校で習います。最初のころは、暗記のために苦労した人もいるかもしれません。日本では9×9までの掛け算がおなじみですが、他の国ではどうでしょう。カナダやニュージーランドでは12×12までの掛け算を覚えるのだそう。2桁同士の掛け算となると、かなり複雑に感じるのではないでしょうか。

さらに圧巻なのはインドで、なんと3桁×3桁の掛け算まで暗算してしまうのだとか。「今はスマホやパソコンに電卓が入っているから、そんなに覚える必要はない」と思うこともあるかもしれませんが、自分の頭の中で3桁同士の掛け算ができたら、友達や家族にも自慢できそうです。

では、インドでは一体どのようにして暗算を行うのでしょうか?

考え方が違う? インド式数学って何?

まず、インドには数学に対する独特の考え方があります。例えば、“10−7”を求めるとき、日本では「隣の位から借りてくる」という考え方をしますよね。インドでは違います。一の位が足りないのであれば、その形に合わせて10を(1+9)に分けてしまうのです。例えばこうです。

10−7=(1+9)−7=1+9−7=3

どちらでも答えは同じなのですが、考え方に大きな違いがあります。そして、ポイントは「分けることで、計算を簡単に考えることにつながる」ことです。日本の「隣の位から借りてくる」という考え方だと、まだ繰り下がり計算を習っていない子どもは10-7を解くことができません。ですが、分解して一桁同士の計算にしてしまうことで、小学校1年生でも解ける形になるという仕組みです。

同じことが掛け算にもいえます。例えば、35×12。

35×12=35×(2×6)=(35×2)×6=70×6=420

といったように、12を分けて考えることで、答えを導きやすくなります。このようにインドの数学には独自のテクニックがあり、その解き方を発展させることで、さまざまな暗算に対応します。実際に、東京都江戸川区にあるインド人学校では、小学校2年生で3桁同士のかけ算を習うことがあるようです。3桁の掛け算を解ける小学生がいたら、びっくりしてしまいますよね。

ただ計算を解くだけじゃない。「物の考え方」を学べる学問、数学

また、インドは「ゼロを発見した国」ともいわれています。「存在しないもの」を数字上で示すことは困難とされていましたが、7世紀(紀元628年)に、数学者・天文学者であるブラーマグプタが自著の中で定義づけに成功しました。それよりも前、2世紀ごろには「空白」「うつろな」などを意味する言葉が使われていたようです。「無」であるゼロの存在に気付くことができたのは、インドの人々が培っている哲学の影響もあったかもしれません。

インドでは、優秀なIT技術者を多く輩出しています。3桁の暗算もさることながら、数字に対する柔軟な姿勢が発想の引き出しをより多く増やしているのかもしれませんね。

このように、単に数式を解くだけでなく、思考法や背景にまで迫るのが数学です。数字に秘められた浪漫に興味のある人は、専門的に学んでみることで、今まで知らなかった新たな解法や思考法に出会えるはずですよ。

この記事のテーマ
数学・物理・化学」を解説

私たちの生活基盤である自然界で生じるさまざまな事象や物質、それらが織りなす理論が研究対象です。宇宙や生物がどのようにして誕生し、どのような構造になっているのかという、究極的な知的探究心は人類ならでは。森羅万象の構造や性質、法則と変化を探求する物理や化学、その習得に必要な数学というように、これらの学問は互いに深く関連しています。未知の領域への研究を進めながら、さまざまな原理解明をしていく分野です。

「数学・物理・化学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「数学」
はこんな学問です

高校で学ぶ数学をさらに深く追究したり、異なる視点から考えたりする学問。主要な分野としては、方程式で数の関係の成り立ちを表す「代数学」、図形などの性質を研究する「幾何学」、微積分に代表される「解析学」がある。また、これらとは違う視点で、数学を活用してさまざまな現象を数理モデルで表そうとする「応用数学」もある。コンピュータ技術との関わりも深いため、ますます重要性が増している分野である。

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