気になる社会人にインタビュー!  第17回:DTPデザイナーに聞いてみた10のコト!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

気になる社会人にインタビュー! 
第17回:DTPデザイナーに聞いてみた10のコト!

2016.04.20

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー! 
第17回:DTPデザイナーに聞いてみた10のコト!

書籍や雑誌、フリーペーパーなど紙の媒体の誌面をデザインするのが「DTPデザイナー」という職業の人たち。でも、誌面のデザインといっても、一体どうやってつくり上げていくのか、なかなか想像できないもの。

そこで今回は、出版社でDTPデザインを行うSさんに、普段のお仕事やDTPデザイナーの仕事をはじめたきっかけについて詳しくお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 誌面デザインには、文字一つひとつにもこだわりが表れる
  • 仕事だけでなく、プライベートでもデザインのヒントを探す
  • 趣味のフリーペーパー集めも、仕事におけるデザインにつながっている

さまざまな媒体の誌面をデザインする

お仕事中のデスクの風景

お仕事中のデスクの風景

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は普段、雑誌や書籍の編集者が集めてきた材料(原稿、写真、イラストなど)をもとに、パソコン上で誌面をデザイン(レイアウト)をする、DTPデザインの仕事を主にしています。原稿の文字を誌面のどこに配置するか、またどのような書体を使用するか。専用のアプリケーションを使い、編集者の頭の中をデザインとして具現化する仕事です。私は最終的に印刷所へ送るデータまでを作成しています」


Q2. 1日の大まかな流れを教えてください。

「日によって異なりますが、大まかには以下のような流れです」

06:30 起床
09:30 出勤
10:00 編集打ち合わせ
11:00 デザインチェック
12:00 昼食
13:00 原稿をレイアウトに流し込む
16:00ゲラ(誌面と同じ構成のデータ)チェック
17:30 印刷所に誌面の最終データを入校(データを送ること)
18:00 退勤
22:00 勉強
23:00 就寝


Q3. 今のお仕事に就くまで、これまでどのような勉強をしてきたのでしょうか?

「もともとは雑誌の編集部で事務の仕事をしていたのですが、その中で、雑誌の誌面を仕上げていく仕事に興味を持ったのが、今の道に進んだきっかけです。その後、会社に希望を出して、DTPデザインを行う部署に就き、そこではじめてDTPデザイナーの仕事を行うようになりました。今は仕事を覚えながら、デザインの勉強をしているところです」


Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「例えば、『あ』という文字を一つとっても、書体や大きさ、配置を変えるだけでさまざまな感情を表せるところ。編集者から伝えられた抽象的な表現を、具体的なデザインとして誌面でうまく形にできたときはやりがいを感じます」

博物館や公園にも仕事のヒントが隠れている

お仕事中のデスクの風景

お仕事中のデスクの風景

Q5. お仕事に取り組む中で、大切にしていることはなんでしょうか?

「初めてデザインさせてもらったときの編集者さんの『読んでいて違和感のない、引っかかりのない本がデザインの優れている本』という言葉をずっと大切にしています。私もいつも、引っかかりなく読めるデザインを目指しています」


Q6. お仕事の中で、一番の思い出を教えてください。

「普段は書籍のデザインなどを担当しているのですが、絵本図鑑の制作に携わったときは、誌面の情報量と見やすさの両立に苦労しました。終わった後は『もうこんな複雑なデザインはいやだ』と思ったこともあったのですが、発行された図鑑を甥っ子が楽しそうに読んでいるのを見て、もっとデザインの勉強をしようとやる気になりました」

「その一方で、未経験なのでまだまだ分からないことも多く、一人で悩みを抱えて遅くまで残ってしまったりすることもありました。でも、上司に『効率よく進めるのも仕事』と叱られ、それからは打ち合わせの際に積極的に質問をするようにして、気になった点をなるべく減らす努力をしています。編集者と意見を共有できるように、コミュニケーションを大切にするようになりました」


Q7. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「読書する際、その本で使われている書体を気にするようになりました。あと、博物館や公園を散歩したり、人が集まるカフェや酒場に行き、なぜ居心地がいいのだろうと観察して空間(空白)の使い方を勉強しています。また、外で食事をすることが好きなので、今後は、料理本のデザインにも携わってみたいです」

高校時代の趣味が今の仕事にも影響

Q8. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校生のころは、音楽が好きで、よくライブに行っていました。会場でもらえるフライヤーやフリーペーパーを集めるのが好きで、自分でも友人のバンドのためにフライヤーをつくったことがあります。そのころの経験は今でも生きていると思います」


Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったと思う科目があれば教えてください。

「DTPデザインをする上で、国語が重要な科目だと思っています。文字をレイアウトする際に、基本的な文法や句読点の使い方をチェックしていく中で、『これで合っているのかな?』と疑問を感じるときがありますが、自分が正しい文法を知っていれば、DTPデザインをするときにも役立つと思います」


Q10. DTPデザイナーを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「普段手にしているその教科書も、雑誌も、本も、全てにデザイナーは関わっています。何かを読んでいて、『もっと字が大きければ読みやすいのにな』『この色の組み合わせは目が痛いな』『ゴチャゴチャしていて言いたいことが分からないな』……と少しでも改善点を見つけられたら、DTPデザイナーの素質があるかもしれません。編集業に比べて、表に出ることが少ない仕事ではありますが、頭の中のイメージをパソコンの中で形にし、誌面に落とし込むこの仕事は、「本」が好きな人にはたまらないはずです。今のうちにいろいろな印刷物を観察して、引き出しを増やしてほしいなと思います」


書籍や雑誌、フリーペーパーなど、紙のメディアの誌面づくりを支えているのがDTPデザイナー。作家、編集者などメディアへの関わり方はさまざまですが、誌面のデザインに興味のある人は、まずは身近にある本の誌面を意識的に読んでみるなどして、DTPデザイナーの仕事ぶり実感してみてくださいね。

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「DTPデザイナー」
はこんな仕事です

DTPデザイナーはさまざまな紙媒体の印刷物をデザインする仕事。ポスターや大きな広告物もあるが、パンフレット、雑誌、書物、説明書といった読み物のページをデザインする仕事も多い。主に「アドビイラストレーター」「アドビフォトショップ」といったソフトを使用し、印刷に使える版下データを完成させるまでが領域となる。大量に完成品を刷る前に、色校と呼ばれる確認用の印刷物をチェックするのもDTPデザイナーの職域。専属のDTPデザイナーを抱える印刷会社も多く、印刷業とは切っても切れない間柄の職種といえる。

「DTPデザイナー」について詳しく見る