「たまり場」が世の中を変えた!? 昔、イギリスで政治や経済に影響を与えたある店って?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

「たまり場」が世の中を変えた!? 昔、イギリスで政治や経済に影響を与えたある店って?

2016.04.08

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

「たまり場」が世の中を変えた!? 昔、イギリスで政治や経済に影響を与えたある店って?

友だちの家や遊び場など、「たまり場」を持っている人は多いのではないでしょうか。実は歴史上でも、大きな役割を果たしたたまり場があったのだとか。どんなたまり場だったのか、詳しくご紹介します。

この記事をまとめると

  • 17世紀のイギリス人は、「コーヒーハウス」をたまり場にしていた
  • 人が集まるから情報も集まり、コーヒーハウスは情報の中心に
  • そこをベースに政治、株取引、保険など、さまざまな文化が発達した。

日常的に人が集まる「たまり場」。昔のイギリスにもあったってホント?

「今日どうする? スタバ行く? マック?」

お友達とそんな会話をした記憶はありませんか? 友達の家、カラオケボックス、図書館……。その場にいればいつの間にかたくさんの人が集まる、身近な人々との交流の場でもある「たまり場」。

そんなたまり場に仲間で集まれば、くだらない話はもちろん、今日の宿題やテストのことなどいろいろな話をしますよね。実はそれ、昔のイギリスでも同じだったのです。

貴重なコーヒーに自然と集まる人々。そして交流の場に

今でこそ「紅茶」のイメージが強いイギリスですが、17~18世紀ではコーヒーもよく飲まれていました。当時のコーヒーは希少な飲み物で、17世紀半ばに今でいう喫茶店、「コーヒーハウス」ができると、上流階級の人々はこぞって足を運んだのです。1ペニー(現在の700円相当)が当時のコーヒー1杯分の値段。どんな身分の人間も、入場料とコーヒー代を払えば1日中でもいることができるというコーヒーハウスは、当時の人々の「たまり場」になったのです。

商人は行きつけのコーヒーハウスで商談を行い、立ち上がったばかりの政党はそこで政治議論を行っていたそうです。何より貴重だったのは、まだ個別での宅配をされていなかった新聞や雑誌を無料で読むことができることでした。

また新聞や雑誌が読めるだけでなく、たまり場で生まれるネタを求めて、ジャーナリストたちも出入りしていました。政党人や、文芸家がアツい議論を交わす場でもあり、「コーヒーハウスにいれば何かが起きる」という認識があったようです。

当時はまだ郵便制度も整っておらず、自分宛ての郵便物をコーヒーハウスにまとめて届けてもらうようにしている人もたくさんいました。今でいうコンビニに、社交場をプラスしたようなものなのかもしれません。

賑わいも一転、紅茶にとって代わられた?

そうして一世を風靡したイギリスのコーヒーハウスですが、18世紀後半になると急速に衰退しました。各地にさまざまな形のクラブができたこと、そして人々の流行が「紅茶」に移ってしまったことが大きな原因です。

流行は変化していきますがコーヒーハウスが残した影響は大きく、お金の取引やジャーナリズムの発展にも大きく貢献していたのです。今でこそどこでもコーヒーが飲めますが、歴史を紐解くとこんな事情があったのですね。

こういった過去に起きた出来事とその影響をさまざまな角度から研究するのが歴史学です。コーヒーハウスの歴史が気になった方は、もっと深く調べると面白いかもしれません。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です

歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文章などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。

「歴史学」について詳しく見る