よく考えてみれば不思議な飛び方? 走り高跳びは、なぜ後ろ向きに飛ぶようになったの? 

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よく考えてみれば不思議な飛び方? 走り高跳びは、なぜ後ろ向きに飛ぶようになったの? 

2016.04.08

提供元:マイナビ進学編集部

よく考えてみれば不思議な飛び方? 走り高跳びは、なぜ後ろ向きに飛ぶようになったの? 

体育の授業でも行われる「走り高跳び」。現在では「背面跳び」のイメージが強いですが、この飛び方はどのようにして生まれたのでしょうか? その起源をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 現在メジャーである走り高跳びの跳び方は、実は新しいものだった
  • クラウチングスタートも、最初は「奇妙な走り方」とされていた
  • 効率のよいフォームが見つかれば、競技スタイルに変革が起きることがある

跳び方はいろいろ? 走り高跳びの跳び方を知ってる?

ホイッスルの音とともに地面を蹴り走り出し、目の前に高くそびえるバーを飛び越えて、クッションに吸い込まれるように着地。陸上競技が好きな方にはおなじみの「走り高跳び」です。走り高跳びでも棒高跳びでも、ジャンプの高さを競う競技は「背中から着地」が一般的なイメージですが、実はそれ以外にも飛び方がいろいろあるのは知っていますか?

例えばジャンプ方法の一つ「はさみ跳び」は、踏み切りの際に飛び越えるバーに近いほうの足を高くあげ、空中でバーをまたぐようにジャンプします。他にも、体を地面と水平にし、顔をバーに向けて下を見る形で回転しながら落ちる「ベリーロール」などもあります。

しかし今、陸上競技でよく目にするのはバーに背を向けてジャンプし、背中からクッションへ着地する飛び方です。この「背面跳び」、1968年にある選手から生まれた、比較的新しい技術なのです。

最初は孤独だった? 背面跳びが絶賛された理由

1968年のメキシコ五輪。背面跳びが広がっていくきっかけを生み出したのは、走り高跳びのアメリカ代表、当時21歳のディック・フォスベリー選手です。近年では「走り高跳び」と言われれば誰もが思い描くあのフォルムは、これより前にはなかったものなのです。当然、フォスベリー選手への風当たりは強いもので、五輪出場前には「これまでに考案された中で最も滑稽な跳び方」とタイムズ誌に酷評されました。

しかし、彼はこの飛び方を研究し続けたのです。その結果、五輪の新記録を塗り替え、金メダルを獲得。世界に絶賛されました。

見た目より成果が重要? 体育学で学べること

同じことが、クラウチングスタートでもいえます。両手を地面について走り出す方法は、今では当たり前のことになりましたが、最初から存在していたわけではないのです。

クラウチングスタートが脚光を浴びたのは、第1回のアテネ五輪でした。アメリカ代表のバーク選手がこの走法で優勝したのです。当時は奇妙な走法とされていましたが、「アスレチックジャーナル誌」が取り上げたことにより、クラウチングスタートは陸上選手の中で瞬く間に普及していきました。

「地面に手をついてスタートしたほうがより早く走れる」というのは、にわかには信じがたいことです。しかし、前方に体重がかかることによってスタート時に加速しやすくなるのです。

そんな、スポーツと効率のよい体の動かし方に関心がある人は体育学を学んでみるのも良いかもしれません。人が走るために必要なこと、跳ぶために最良な姿勢など、あらゆる角度から研究できる学問です。

もしかしたら今この瞬間も、私たちの常識を覆す新たな走法や跳び方が考え出されているかもしれませんよ。

この記事のテーマ
体育・健康・スポーツ」を解説

病気やケガの予防や予後のケアを通して、人々が健やかに暮らせるようにするのが、健康学の理念です。食生活や運動などのライフスタイルや心理状態、検査やリハビリテーションなど、学ぶ内容は多岐にわたります。体育やスポーツは、健康を維持するための身近な方法であるとともに、人生を豊かにする趣味であったり、人によっては職業になることもあります。競技技術の向上だけではなく、メンタルや栄養、指導者のスキルも学びます。

「体育・健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スポーツ学」
はこんな学問です

スポーツが身体にもたらす影響を中心に、コーチング理論やスポーツを取り巻く環境まで科学的に考察、研究する学問。身体活動との関わりについては、医学、生理学、栄養学などさまざまな観点から科学的に研究する。コーチングの理論や手法については、心理学など関連諸学も交えて学習。スポーツ環境については、施設経営などのマネジメントやマーケティング論も学ぶ。競技指導者の育成については専門のコースを設置している場合もある。

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