留学したい高校生必見! 学生が利用できる留学制度
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留学をしたい! と思っているけれど、「やりかたがよく分からなくて踏み出せない」という学生は多いのはないでしょうか。日本にもさまざまな留学制度があります。どのような留学制度があるのかを学び、自分にあった制度や留学先を見つけましょう!
この記事をまとめると
- 「交換留学」は互いの国のカルチャーや価値観を「交換・共有」する
- 「AFS」は高校生の交換留学を主な活動としている国際教育交流団体
- 質の高いプログラムで人気のある「EF Education First」
「交換留学」は互いの国のカルチャーや価値観を「交換・共有」する
交換留学とは、現在の学校に在籍した状態で海外の学校に一定期間留学をするシステムのことです。留学先の学校で卒業するわけではなく、帰国後に復学して卒業することになっています。「留学先に留学をする自分と、留学先から留学をしてくる学生の交換」と思わわれがちですが、必ずしもそうだとは限りません。
お互いの国のカルチャーや価値観を交換、そして共有していくという意図も存在します。高校生の交換留学、は多くの場合「最も多感な時期に留学先の高校生と生活を共にすることにより、直接的に異文化を実感する」ということが目的となっています。そのため、語学力の向上を目的とする語学留学や、海外で卒業資格を得ることを目的の一つとした私費留学とも主旨が異なっています。
留学にはさまざまな形態がありますが、主に専門の「国際教育交流団体」などに申し込み、そのプランに沿って行われたり、もしくは学校が企画する留学制度として行われるなどしています。
国際教育交流団体「AFS」
AFSは、高校生の交換留学を主な活動としている国際教育交流団体です。日本における活動は、公益財団法人AFS日本協会が行っています。高校生交換留学制度は1947年に開始され、世界で古い歴史を持つ団体の一つです。
2015年時点で、世界の50カ国以上の国々にネットワークを持っています。本部はニューヨークにあり、 ホストファミリーや留学生のサポート、また企画の発案や運営など、その多くの活動がボランティアによって支えられている非営利組織です。
AFSの目的は『AFSは国際的なボランティア団体であり、営利を目的としない民間の組織である。 より公正で平和な世界の実現に必要な知識、能力、理解力を多くの人々が身につけるため、さまざまな異文化と接する機会を提供することを目的とする』とされています。
留学生全員にボランティアの相談員がつき、プログラム期間中に留学生をサポートする体制が整えられています。
また、緊急時の連絡は24時間体制となっているので、留学先でトラブルが発生した際はAFSを通して迅速に安否を確認することができるようになっています。
「EF Education First」は綿密なプログラムで人気のある語学学校
EF Education Firstは1965年にスウェーデンで創立された私立の語学学校です。通称「EF」です。学力の向上を目的とする語学留学をはじめ、文化交流、また外国語による専門分野での教育を推進しています。EF Education Firstで働く社員は50,000人を超えており、オフィスは世界52カ国に設置されています。ケンブリッジ大学との共同プロジェクトにより生まれた最先端の教授法に則り、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングなどの技能を効率的に学ぶことができます。
このように、日本にはさまざまな留学制度、またそれを企画し、サポートする団体が存在します。留学とは将来的にもとても大きな体験になるものなので、安易に考えるのはあまりよくありません。留学を検討する際は自分の留学の目的から逆算し、「どのような留学をするべきか」「どこを利用するべきか」などを検討し、最も良い形で目的を達成できるようにしましょう。