美大卒イラストレーターに聞いた“独立という夢”

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美大卒イラストレーターに聞いた“独立という夢”

2016.03.28

提供元:マイナビ進学編集部

美大卒イラストレーターに聞いた“独立という夢”

Webデザイナーとしての実績を積み、いよいよイラストレーターとして独立したM.Hさん。その仕事内容や収入について伺いました。

この記事をまとめると

  • イラストレーターになるためにさまざまなコンペに応募した
  • イラストを武器に広告マンガやアプリのスタンプを作成
  • イラスト “+α” が大事

イラストレーターになるための一歩

――Webデザイナーからイラストレーターへと転職するため、具体的にどんなことをされましたか?

M.H:Web制作会社に勤めて3年目くらいで、会社に内緒で広告マンガのコンペに応募するようになりました。絵が描ける人はたくさんいますが、マンガが描ける人は少ないらしく、競合が少ないおかげで何個か通ったんです! それで自信がついて、当時、エンジニア、クリエイター向けのクラウドソーシングサイトのサービスに登録して仕事をするようになりました。その年の終わりくらいに、会社でもらっていたお給料と同じくらいのお金がクラウドソーシングサイトからの案件で稼げるようになったので「もう辞めよう」と思って(笑)。辞めた後も会社自体が人手不足だったので、しばらくはアルバイトとして通ってましたけどね。


――イラストレーターとしての仕事と会社の仕事がかぶったとき、つらくなかったですか?

M.H:超つらかったですね。平日は会社で働いて、土日はイラストレーターとして仕事をして、といサイクルだったので月曜が一番疲れていました。毎日白目剥きながら仕事してましたよ(笑)。

広告マンガ、LINEスタンプ販売……イラストで生きていく方法

――今メインとなっているお仕事は何ですか?

M.H:メインは今でも広告マンガですね。一つの商品につき、その商品の説明をするためのマンガを3〜4ページくらい描きます。だいたいシナリオはお客さんが考えてくださるので、こっちでラフを組み立てて、そのラフをチェックしてもらってOKだったら描いて納品という流れです。


――一つのマンガを描くのにどのくらい時間かかりますか?

M.H:ラフとか着色とか、工程ごとに分けているんですけど、だいたい1ページにつき1日ちょっとかかります。


――広告マンガ以外だとどんな案件がありますか?

M.H:イラストものだったり、デザインの案件もたまーにやったりもしていますね。あとはオリジナルのLINEスタンプを販売したり。LINEスタンプは、私が申請したときは通るまでに半年以上かかりましたね。今は5日くらいで通るらしいんですけど。


――収入の割合ってどのくらいですか?

M.H:広告マンガが全体の6割くらいですね。

イラストレーターになるために必要なこと

――イラストレーターという仕事をやっていてよかったと思う瞬間はどんなときですか?

M.H:お客さんのサイトでコンバージョンが上がったときですかね。(サイトの)クリック数が増えたとか、結果が出たときは責任が果たせた達成感があります。


――イラストレーターを志す人が身につけておくべきスキルなどはありますか?

M.H:「デザインとイラストの両方ができる」というのはかなりの武器になるので、デザインができたほうがいいと思います。単なるデザイナーではなく「イラストの描けるデザイナー」として認識されるので、会社ではかなり重宝されますね。「ロゴにかわいい動物のイラストつけて」とか「イラストレーターにこの案件依頼したけど、バナーとして入れたいから文字も一緒に入れて」とか、そういうときにちゃっちゃっと描けるので。


――進路選択に迷っている学生に向けてメッセージをお願いします!

M.H:学校を卒業した後、そのままイラストレーターになる人もいれば、私のように一度違う職種に就く人もいます。「何が正解か」というのは人それぞれなので、周りに流されず、自分で考えた最適な道へと進んで行ってください! 進んだ先で待っている「壁を乗り越えた」という経験は、どこに行ったとしてもあなたの役に立つはずです!


美大を卒業した後、「イラストレーターになりたい」という夢がありながらも他の仕事に就いたM.Hさん。「最短距離」で真っ直ぐ夢に向かう人もいますが、他の仕事に就いて「付加価値」という強みを手に入れる人もいます。自分に合った道を見つけるため、いろいろな先輩に話を聞いてみるといいかもしれませんね!


【プロフィール】
M.Hさん
2010年に都内美術大学を卒業後、Web制作会社でデザイナーとして勤務。
2013年にイラストレーターとして独立し、現在はフリーランスで広告マンガの制作やイラスト、ステーショナリーグッズ、LINEスタンプ販売など幅広く活動している。
「今後の目標は、素材やイラスト、グッズなどのオリジナル分野での収入を、下請けや委託の仕事より上回ること」

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「イラストレーター」
はこんな仕事です

手描き、もしくはパソコンを使ってイラストを制作する仕事。活躍の場は広告、雑誌・書籍といった印刷物、ホームページ、企業のキャラクターデザインなど。写実絵画からデフォルメされたものまで需要の幅は広い。依頼に応じて多様な絵柄を描き分ける人もいれば、独創的なタッチに一貫する人もいる。後者は受注制作だけでなく、オリジナルグッズや画集、SNS(ソーシャルネットサービス)向けツールなどをつくって販売することも。いずれの場合も経験を積んだ後、フリーランスで活躍することが多い。

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