人気モバイルゲームアプリ会社GREE、グリー株式会社のマネージャーに聞く、ゲームを作る仕事とは?

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人気モバイルゲームアプリ会社GREE、グリー株式会社のマネージャーに聞く、ゲームを作る仕事とは?

2016.03.30

提供元:マイナビ進学編集部

人気モバイルゲームアプリ会社GREE、グリー株式会社のマネージャーに聞く、ゲームを作る仕事とは?

スマートフォンが普及し、通勤、通学のスキマ時間で簡単に遊べるモバイルゲーム。
何気なく遊んでいるゲームの裏にはたくさんの方たちのアイディアや苦労が詰まっています。今回は人気モバイルゲーム会社、グリー株式会社のマネージャーにゲームができるまでの内容についてインタビューしてきました。

この記事をまとめると

  • 即実践のゲーム業界の魅力
  • ゲームを作る仕事のやりがいと苦労
  • ゲーム業界を目指す高校生へ

遠回りをしない“ものづくり”の企画に取り組みたかった!

――お仕事を目指したきっかけを教えてください。

春山さん(以下:敬称略):もともと“ものづくり”をしたい気持ちが強く、大学ではその精神を学びたいと思い経営学部に入学しました。
目指していたところでいえば、経営者の立ち位置と“ものづくり”が合わさった場所にいたいということは常に頭に置いていました。
今の業界を目指したのは、生意気と言われるかもしれませんが、遠回りするのが嫌いな性格なので、長い下積みを経てからようやく企画に携われるようなことはしたくなかったんです。
もう会社に入ったときからすぐに企画をしたいという気持ちがあり、ゲーム業界ではそれを叶えられ、かつ実践経験も積める環境があったので注目していました。

もともとゲーム自体は好きでしたし、その時はまだソーシャルゲームが流行っていませんでしたが、モバイル機器でゲームを成功させたいという考えが自分の中にあったのが一番の理由です。
前職ではありますが、オンラインゲームをモバイル(携帯端末)でできるようにしたいというところあって、それがゲーム業界に入ったきっかけです。


――ゲーム業界に入りたいという考えは高校のころから頭にありましたか?

春山:正直、ゲームまでは絞れていませんでした。
高校時代は“ものづくり“という観点のみで絞り切らず、いつか経営者も目指したいなと思っていたりしたので、大学の経営学に進みました。
高校時代は企画をしたいという気持ちだけでした。


――もともと企画を目指しながら、大学に進学されたのですか?

春山:そうですね。
経営学部の新設されたキャリアマネジメントコースに入り、経営学を勉強しながら、人の育て方・向き合い方やリーダーシップを学びました。経営本体ではなく人も見られるようなコースだったので、 “ものづくり”の観点と人の観点が合わさり両方できるという部分や、新設だったので自分たちの好きなコースを作り上げられる良さもあり、入学しました。


――アプリができるまでの制作過程を教えてください。

春山:さまざまなやり方がありますが、ゲームの遊びを軸から始める場合と、他社との協業などを考慮してビジネスから始める場合などがあります。ただ概ね共通していることは、最初は1~2名などから企画を始めて、企画の方向性が結びつけば4~5名でプロトタイプを作ってみたりします。
そこで面白いかどうかの検証が入り、会社として承認できると、本格的にプロジェクトとして発足して大きく進行していきます。その中で社内のチーム体制を築き上げたり、外部の協力会社と交渉してデザインを発注したり、何度も企画、制作、開発を繰り返しながら、長期にわたりゲーム開発をしていきます。最近ではリリース前にユーザーテストもするなどし、第三者の声も受け止めながら品質を高めたりもしています。

こうやってアプリ開発に関してはリリースまでうまく結びつけば、リリース後から市場との勝負が始まります。今だとだいたいリリースまでに1年半~2年程度かかり、あとはどれだけ長くユーザーの皆さんに対して品質高くサービスを提供できるか、愛され続けることができるかとなってきます。
もちろん品質が高められなかったり、市場との相性もあるので、開発途中で断念せざるを得ないこともよくあるので、制作過程は非常に険しいものとなっていますね。

ユーザーの声がリアルに分かるオンラインゲームの仕事のやりがい

――現在のお仕事について教えてください。

春山:現在の仕事内容は、Webゲーム5タイトルの責任者を担当しています。
「探検ドリランド」、「モンプラ」、「海賊王国コロンブス」などの長寿タイトルを見たり、外部の方と協力したタイトルの担当もしたりしてます。


――責任者としてのお仕事の内容はどのようなものですか?

春山:大きく2つに分かれていて、事業面と組織面があります。
事業面だとビジネスとしての売り上げや外部に発注している制作素材があれば、その費用を管理する事やユーザーさまへのサービスとして本当にいいものかを提供できているかを見ています。
組織面としては、チームの構成人数とか人の採用や人のキャリアステップがうまくいっているか、一人ひとりの仕事での活躍ができているかなどを見ています。


――責任者としてのお仕事のやりがいと苦労について教えてください。

春山:事業のゲームという観点だと、数十万人のユーザーさまにサービスを届けられているというのはすごく楽しいと思っていて、それがグリーに入った理由でもあります。
その人たちにリアルタイムで考えたことや企画したものが提供できる、不満に思っていることをその日のうちに解消できるのがやりがいの一つだと思います。

組織面に関してはみんなが活躍してくれるところに楽しみがありますね。
例えば一般的なプランナーだった人がプロデューサーになり活躍していくこと、あるいは仕事が好きになれるよう、いろんなことに挑戦していくことや、もっと具体的にいうとそれが評価という形で恩返しできることをサポートできているのがうれしいです。
ユーザーさまの声に対して上手く改善できないときや、こちらが思っている通りにゲームを提供できないときは苦労しますが、それもまた楽しみの一つです。


――ユーザーの声はどのように聞いていますか?

春山:大きく2つあり、1つが声のように見える数値の確認です。何人の人が今日遊んでくれているか、ゲームのイベントのボタンを押してくれているか、そういった数値が1秒単位で見られるので、いつの時間どれだけ遊んでくれているかを確認できます。

もう1つは完全な声です。
GREEだとコミュニティというサービスが提供されていて、盛り上がっているコミュニティだと1分で1,000コメントぐらいのコメントをいただきます。もちろん世の中のコミュニティサイトも見ます。他にもユーザー満足度調査もあり、数カ月に1回か半年に1回、ユーザーのみなさまにアンケートの回答をいただいて、満足に思っている部分や不満に思っている部分の評価点とコメントの確認もしています。

あとは普段からいただくゲームに対するご要望や質問の件数とその内容で、どこに不満を感じられているのかを細かく見ています。そこで難しい課題に直面した際、どう改善するのかを日々頭を悩ませていますが、同時にそれがよりよい運営をしていくことの楽しさだったりもします。
そういった意見を拾えるというのはオンラインゲームの強みだと思います。

やりがいが多く、進化する業界

――ゲーム業界を目指す学生の方へアドバイスをお願いいたします。

春山:いい意味でゲーム以外もいろいろと興味を持つことだと思います。
まずは広い視点が大事。
その中でもあえてゲームを目指したいという欲望にかられればいろんなゲームをプレイしてみたに携わったほうがよくて、ゲーム業界はゲームが好きな人が山ほどいるので、どこまでゲームが好きかっていう気持ちが大事です。
さきほど述べたように、新しく作っていくことも、運営していくことも、必ず成功するわけではないので挫折を味わうこともあります。それを覚悟して、ゲームが好きだと最後まで粘れる人が成功するんじゃないかと思います。

あとは実際にゲーム作ろうとなったときにさまざまなアイデアが飛び交い、引き出しが多いほうが有利だと思います。
これはプランナーと呼ばれる職種に関係なく、情熱がある人が出し合うべきものです。例えば、あのゲームのこの要素が好きだとか、このゲームのボタンの配置が好きだとか、いろいろあると思いますが、自分が仕事としてチームに配属されるときはどんなゲームのタイトルになるのかわからないので、本当に好き嫌いせずに触っておくのがいいと思います。ゲームの作り手になれることが幸せなんだと実感してほしいです(笑)。

最後にあと1つ、世の中にあるゲームを「もし自分が改良するのであれば、何を改良するべきなのか」を考えてもらうといいかもしれません。数多あるうちのゲームビジネスとして利益があるのは、本当にわずかなものだけです。そこまで入るのは相当たいへんだと思うので、売れるゲームの何がいいのか、売れていないゲームの何が悪いのかを分析して改善提案までできるとゲーム業界に入ったときに有利になります。ゲームをそういった違う目線で見るのも面白いと思います。

ゲーム業界は常に進化し続けることばかりです。苦労もありますが、それ以上にやりがいや楽しさもたくさんありますので、ゲームが好きな方、山も谷もノウハウが蓄積されたグリーで働いてみたい方はいつでもお待ちしています。


日々新しいサービスや、ソフトが開発されて私たちの生活により身近になったゲームアプリ。私たちが楽しんでいる裏には春山さんたちの努力やアイデアが隠されています。
挫折を経験するというお話はありましたが、その分やりがいやアイデアを生かせる環境はゲーム業界ならではのものです。
ゲームが好きな方はぜひ目指してみてはいかがでしょうか?

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ゲームプロデューサー」
はこんな仕事です

ゲームを開発するにあたり、予算やスケジュールを管理し、プロジェクトチームを統括する仕事。企画立案から携わり、顧客や外部スタッフとの交渉も行う。プログラミングやデザインなどゲームの制作に関する知識が必要で、売れるゲームを生み出すためには消費動向や市場のニーズを常に把握していなければならない。ゲーム開発に関する経験とリーダーシップが問われる仕事であるため、制作の現場で実務を積んでからステップアップするケースが一般的である。

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