水族館の飼育員について聞いてみた!

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水族館の飼育員について聞いてみた!

2016.03.30

提供元:マイナビ進学編集部

水族館の飼育員について聞いてみた!

水族館が好きな人であれば、飼育係に憧れたことがある人もいるかもしれません。
彼ら・彼女らは私たちの見えないところで、一体どういったお仕事をしているのでしょうか。サンシャイン水族館の飼育員・島森さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 水族館の求人枠が少ないため、人脈を通じてくることもある
  • 飼育員として働くために必要な資格は特にない
  • 専門職として、大切なのは好奇心と探究心

水族館飼育員を目指したきっかけは、教授からの一本の電話だった

――島森さんはどういった経緯で業界に入ったんですか?

私の経緯は少し変わっていまして、もともとは公務員を目指していました。


――公務員志望だったんですか。

そうですね。大学時代はずっと魚の研究をしたいと思っていたので、希望していた進路は地方の水産試験場でした。このままずっと魚の研究ができれば最高だなと。ただ、公務員試験の1カ月前に、お世話になっていた大学の教授から突然電話がきて「水族館受けてみない?」と言われまして(笑)。
当時、公務員試験の実施日が卒業の日程と近くて、崖っぷちの精神状態で勉強ばかりしていた時期でした。

それでそのとき「このチャンスを逃すと、水族館で働く機会って二度とないのでは?」ということが頭をよぎり、面接を受けてみることにしました。
幸い高校時代から趣味で釣りをしていたり、大学在学中も魚の研究をしていたので、その想いを全力で伝えました。

一つのことを目指し続けることも大切ですが、もっと視野を広げておくこともありだなと感じました。

必要な資格が特にない専門のお仕事

――水族館でのお仕事には、資格が必要なのでしょうか。

実は資格って必要ないんです。「潜水士」の資格があれば、水槽に潜って掃除ができたりもするんですけれど。動物と接したりすることに、必要な資格は特にありません。


――動物を飼育するための資格もないのでしょうか?

資格……というと、実際に働き出して、実務経験を経て受講できる「飼育技術認定試験」くらいでしょうか。厳密にいえばありません。
ただ、動物飼育の専門学校に行けば動物のトレーニング方法などを学ぶと思うので、仕事の役に立つとは思います。


――島森さんは在学中、魚の研究をしていたということですが。

そうですね。私の場合は大学で魚の研究をしていたので、現在担当している“海獣類”に関しては全くノータッチだったんですよ。最初はアシカとアザラシって何が違うんですか? ってくらい何も知りませんでした(笑)。

大切なのは好奇心と忍耐力。そして、動物との信頼関係

――水族館飼育員になるのは、どのような人が向いていますか?

まず根底に、動物を愛する気持ちがないと続かないと思います。
さきほど話したように、私は海獣の「か」の字も知らず、大勢のお客さまの前で話すことが苦手な状態からスタートしました。それでも楽しく仕事していけるのは、専門家としての探究心や好奇心が芽生え続けているからだと思っています。

あとは、言葉の通じない動物たちと意思疎通を図らないといけないため、ある程度の忍耐力が必要です。動物たちの感情を汲み取ろうとする姿勢はもちろん、ちょっとやそっとのことで諦めてしまうようであれば、難しい仕事じゃないのかなと。


――最後に、アシカの生体について豆知識などあれば教えていただけますか?

豆知識ですか(笑)。結構マニアックかもしれませんが、アシカってよくみると全身に毛が生えているんですよね。プールに入らずに日向ぼっこしているアシカだと、毛が乾いてふっさふさなんです。今度見る機会があれば、ぜひよ~く見てください! 



「私の場合、運がよかったです」と仰る島森さん。水族館に関わらず、動物飼育の仕事は求人数がとても少ないのが現状だとか。もし将来飼育員になりたければ、積極的に行動しておくことが必要かもしれませんね。


【取材協力】
サンシャイン水族館
住所:
東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティアルパ
基本営業時間:
4月1日~10月31日 10:00~20:00
11月1日~3月31日 10:00~18:00
HP:http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/index.html

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「水族館の飼育係」
はこんな仕事です

水族館の魚など水生生物をはじめ、さまざまな生き物を飼育する仕事。人工空間の中でも生き物たちが快適に過ごせるように水質を管理したり、餌を与えたりする。病気の予兆や異常をチェックして飼育環境を整え、生き物たちの健康状態を保つのも重要な役割だ。来場者に、水生生物の特徴や魅力を伝えるのも仕事の一つ。イルカやアザラシなどのショーを開催する水族館の場合は調教や来場者を楽しませる企画の考案も含まれる。その他水槽の掃除や展示物・観覧通路の確認、生命維持装置の点検など、仕事の幅は広い。

「水族館の飼育係」について詳しく見る