緊急地震速報ってどうやって地震を察知してるの?

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緊急地震速報ってどうやって地震を察知してるの?

2015.09.03

提供元:マイナビ進学編集部

緊急地震速報ってどうやって地震を察知してるの?

この記事をまとめると

  • 地震が起きることを知らせる緊急地震速報は、地震を察知するメカニズムが利用されている
  • 地震が起きると、最初に「P波」、次に「S波」が来る
  • 地球について学べば、自然災害から身を守ることに役立つかもしれない

緊急地震速報を支えるシステムとは?

みなさんの中には、地震から身を守る手段や情報として、スマートフォンなどを通じて緊急地震速報を利用している人も多いと思います。緊急地震速報とは、地震の来る直前に、携帯電話やテレビ・ラジオなどで地震が来ることを警告してくれるシステム。地震が来る数秒前とはいえ、その情報があることで、わずかでも安全な場所に避難したり、危機を回避できたりします。

では、あの緊急地震速報はどのような仕組みでできているのでしょうか。今回は、地震の発生を素早く察知するメカニズムを紹介します。

速報が流れるときは、すでに地震が起きている

緊急地震速報は、大きな揺れが発生する直前に流れます。ただし、正確にいうと、あの速報は地震が来る前に“予知”して流しているわけではありません。実は速報が流れている瞬間は、すでに地震が発生しているのです。

地震が起きると、「地震波」という波が震源から伝わっていきます。ただしこの波は、最初に起きる「P波」と、次に起きる「S波」の2種類に分かれており、2つの波の性質はまったく異なります。

その違いを説明すると、P波は秒速約7kmと伝わるスピードが速いものの、揺れ自体はそれほど大きくありません。一方、S波は秒速約4kmとスピードは落ちますが、揺れが強く、私たちの感じている地震のほとんどはこのS波です。

つまり、最初に起きるP波はいち早く遠くまで伝わるものの揺れは少なく、本当に恐れるべきS波はそこから少し遅れてやってくるのです。そして、このP波とS波の違いを利用しているのが緊急地震速報。先に来たP波を観測して、その後S波がくるまでに速報を流しているのです。ですから、正確にはすでに地震が発生しているのです。

日本全国に地震計は約1000カ所にあり、約20km間隔に設置されています。“K-NET”や“Kik-net”、“Hi-net”と呼ばれる観測網です。これらがP波を感じ取ると、すぐに情報を発信。S波が来るまでの時間差を利用します。ただし、震源から近い地域はP波とS波の時間差がほとんど生じないため、緊急地震速報が間に合わないケースもあるのです。

安全な暮らしのために、地球について学ぶ

地震の被害を減らすためにつくられた、緊急地震速報。今後、私たちが自然災害から身を守るためには、地震や地球のメカニズムを研究することが重要です。それを行っているのが、「地球学」という学問です。

地球学は、地球の過去・現在の姿を調査し、地球と生物の将来を考えていく上で役立つ学問分野だといえます。地震をはじめとした地球の動きを多角的に捉えるため、地球学の研究は日々進められています。

地球学を学ぶことで、将来、地震の発生をあらかじめ察知する方法が生まれる、なんてこともあるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「宇宙・地球学」
はこんな学問です

地球の構造から入り、太陽系の惑星、太陽、そしてその先の宇宙へと広がる世界を研究する学問である。あらゆる観察技術を使い、地球誕生までさかのぼり、さらに宇宙の始まりと進化まで探る。研究する分野も広大であり、宇宙からやってくるさまざまな光線や電波をキャッチし、分析している。また、観測技術においても常に新しい技術を取り入れながら前進を続けている。

「宇宙・地球学」について詳しく見る