直接触っていないのに触れる! 便利なスマホ手袋は、どういう仕組みなの?

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直接触っていないのに触れる! 便利なスマホ手袋は、どういう仕組みなの?

2016.04.04

提供元:マイナビ進学編集部

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直接触っていないのに触れる! 便利なスマホ手袋は、どういう仕組みなの?

画面に直接触っていないのに、スマホを操作できる、不思議なスマホ手袋。どのようにしてスマホ操作を実現しているのか、その仕組みを詳しくご紹介します。

この記事をまとめると

  • スマホのタッチパネルは、「抵抗膜式」と「静電容量方式」といった仕組みがある
  • スマホ手袋には“電導糸”が使われており、電気を通すことができる
  • 電気エネルギーの性質を理解し、産業への活用方法を探るのが「電気工学」

スマホをタッチできる手袋と、タッチできない手袋は何が違う?

寒い時期の通学時間に欠かせないアイテムといえば、手袋。だんだん暖かくなってきたとはいえ、まだまだ手袋を手放せない人も多いのではないでしょうか。

しかし手袋をしていると、スマホの画面、タッチパネルを操作できないことがほとんどです。外でSNSやメールを使いたいときに不便さを感じた人もいると思います。しかし最近では、手袋を付けながらタッチパネルの操作ができる「スマホ手袋」が発売されています。

スマホ手袋とは、“電導糸”と呼ばれる糸を縫い付けた手袋のこと。今回は、スマホ手袋の気になる仕組みについてご紹介したいと思います。

スマホのタッチパネルは、どうやって指の動きを認識しているの?

電導糸とは、導体と呼ばれる電気を通す炭素を混ぜてできた糸のこと。もともと、電子機器メーカーの工場などで使われていました。この糸を手袋に縫い付けることで、スマホのタッチが可能になるのです。

では、まずそもそもスマホは、どのように指の動きを認識しているのでしょうか。タッチパネルと呼ばれる液晶は、指先が触れたりスライドすると、その動きを認識します。この認識する仕組みには、主に「抵抗膜式」と「静電容量方式」の2種類があります。「抵抗膜式」とは、指が触れるときに画面に掛かる圧力を検知するという方法。これは主にカーナビや銀行のパネルなどに使用されています。

もう一方の「静電容量方式」とは、指先が触れるときに生じる電気の変化を検知するもので、この方式は多くのスマホに使われています。この電気の変化とはどのようなものなのでしょうか。静電容量方式のパネルには、たくさんのセンサーが並んでいて、電気エネルギーの容量を示すことができます。人間の身体は、電気を通したり、電子を引き寄せる性質があるので、指がパネルに近づくと、どこに触れたか認識できるというわけです。

ここで「手袋」の話に戻ってみましょう。そもそも、なぜ普通の手袋ではスマホを操作できないのでしょうか? それは人体とは違い、多くの手袋では電気を通さないから。手袋ではセンサーに反応することができないんですね。そこで、スマホ手袋の出番です。電気を通す電導糸を使った手袋なら、装着したままでもパネルをタップしたり、スワイプすることができるのです。

電気の性質を産業へ応用する、電気工学

今回ご紹介した話は、「電気工学」の研究に紐づいているといえます。電気工学とは、電気をエネルギーとして捉え、その性質を研究して、産業などへの応用に結びつける学問です。スマホのタッチパネルをスムーズに使うことができるのも、電気を利用した電気工学の研究がつながっています。

テクノロジーの発展のため、より便利な世の中をつくっていくために重要な学問ともいえる電気工学。スマホのタッチパネルや手袋の仕組みをきっかけに、電気の力に興味を持った人は、電気工学の視点で身の回りにある機器の仕組みをよく調べてみることで、電気について知識をより深めることができるはずですよ。

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「電気工学」
はこんな学問です

電気をエネルギーとして捉え、発生などの性質を研究して応用に結び付ける学問。電磁界や電気回路、電気システムの理論を学び、これらの応用について研究を進める。電気エネルギーの発生や変換を研究して活用方法を考える領域や、超電導応用の領域、制御・計測についての領域もある。石炭、石油に代わる新しいエネルギー資源として、地球環境に関することなども学習、研究し、これからの社会を支える学問でもある。

「電気工学」について詳しく見る