加山雄三さんの曲でラップ? 他人の曲を使って、自分の曲をつくる方法がある!?

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加山雄三さんの曲でラップ? 他人の曲を使って、自分の曲をつくる方法がある!?

2016.04.01

提供元:マイナビ進学編集部

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加山雄三さんの曲でラップ? 他人の曲を使って、自分の曲をつくる方法がある!?

音楽の世界では、他人の曲を使って、自分の曲をつくるという、驚きの曲づくりの方法があるのだとか。その秘密をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 現代の音楽制作で盛んに行われている「サンプリング」
  • 加山雄三の大ヒット曲「お嫁においで」もサンプリングでよみがえった
  • 音楽には著作権があるので、個人でのサンプリング公開は確認と注意が必要

現代の音楽制作には欠かせない! サンプリングってどんな手法?

音楽好きなみなさんは、「サンプリング」という言葉を聞いたことがあると思います。特にヒップホップを聴く人は良く耳にする単語ではないでしょうか。サンプリングとは、「既存の音楽の一部を切り取ったり、曲に入っている楽器の音を使ったりして新しい楽曲を作ること」を言います。今回は、現代の音楽制作には欠かせないものとなっているサンプリングについてご紹介します。

サンプリングについて詳しく知るためには、まず「打ち込み」を知っておくことが大切です。打ち込みとは、パソコンで作れるデスクトップミュージック(DTM)用ソフトや、ドラムマシン、ミュージックシーケンサー(自動演奏機)を使って作られる音楽のことです。

文字通り、音符やリズムを打ち込むことで作られるものですが、最近では特に音楽知識を必要とせず、直感的な操作で作れるソフトも普及しています。そのため、自分が楽器を演奏することができなくても音楽作りを実現できるのです。

リズムトラックを作り、ギターなどの楽器を入れて、メロディを作り、初音ミクなどのボーカロイドソフトに歌わせることで、音楽プロデューサーとして活躍している人もいますね。

打ち込みは楽器が弾けなくてもできるのですが、メロディのアイデア自体は自分で考えなくてはいけません。でもどんな音を入れたらいいか分からない、また、「このフレーズをどうしても使いたい!」そんなときに活躍するのがサンプリングです。

既存の楽曲の良い部分を見つけたら、レコードやCDからその音を録り込んで、素材として使うのです。例えば、CDをパソコンから取り込み、DTMを使ってフレーズを自分が作っている曲に挿入してみたり、サンプラーと呼ばれるサンプリング用の機材で集めた音を切ったり貼ったりしながら音楽を作ります。

高価な機材などがなくても、音を取り込めるパソコンや機材さえあれば、アナログレコードをマイクで録音しても構いません。昔のかっこいい音楽を「引用」しながら、新しい音楽を作っていくのがサンプリングなのです。

“若大将”加山雄三のあの名曲をサンプリングしたPUNPEE

こうしたサンプリングの手法を用いて活躍しているアーティストの中でも注目を集めたのが、日本のヒップホップアーティスト・PUNPEE(パンピー)です。PUNPEEはレッドブルのCMでラップを披露していたり、最近ではバラエティ番組でも音楽を担当していたりしますので、きっと名前を見たりラップを聴いたことがある人もいるはずです。

PUNPEEの曲で話題になったのが、2015年に配信とレコードで発売された加山雄三 feat. PUNPEE名義の曲「お嫁においで 2015」です。この曲は大御所・加山雄三の大ヒット曲から加山のボーカルの他スティール・ギターなどをサンプリングしており、PUNPEEのラップと融合させた曲です。ハワイアン調の演奏と現代的なラップが合わさったことで、妙に心地良く、なんだかクセになる曲になっており、大きな反響がありました。

こうしたサンプリングでの他のアーティストとのコラボはたびたび行われています。2010年には女性に絶大な人気を誇るシンガー、加藤ミリヤがスピッツの名曲「ロビンソン」のギターフレーズを全面サンプリングした楽曲「X.O.X.O.」をアルバムに収録して話題になりました。加藤ミリヤは、他にも安室奈美恵やUA、ダフト・パンクなどをサンプリングした楽曲を発表していることで知られています。

音楽には著作権があるため、無断のサンプリングは違法になる!?

日本でこれだけ行われているわけですから、当然海外でもサンプリングは盛んです。プロデューサー、トラックメーカーとしてグラミー賞の常連となっているカニエ・ウェストは、ジェイ・Zのアルバムにプロデューサーとして参加して、ジャクソン5(マイケル・ジャクソンが在籍していたグループ)の曲をサンプリングした楽曲を手掛け、注目を集めました。

その後、自らもソロ・アーティストとしてブレイクしたカニエは、ダフト・パンクやキング・クリムゾンなど、ジャンルを問わないインパクトのあるサンプリングで音楽ファンを驚かせています。

このように、サンプリングは全世界のアーティストに使われていますが、音楽には作った人の著作権が存在します。サンプリングを使うには、きちんとした手続きをして許可を得ないといけません。

「数秒だったら無断で使って良い」と思っている人もいるようですが、音楽の著作権を管理する「JASRAC」によると、1秒でも無断で使われていたら違反になるのだそうです。つまり、使用箇所が長くても短くても著作権者に許可を取らないといけないんですね。もちろん、それらの曲をインターネット上に勝手にアップロードすることも、原曲を作った人の著作権を侵害してしまうことがあります。自分もサンプリングで音楽を作りたくなったときは確認、注意してくださいね。

自由に音楽を作れる分、しっかりしたアイデアや方向性が必要になる

「音楽」は、時代とともに大きな変化をしてきました。サンプリングや、打ち込みを使った曲作りは、ある程度技術を身に着ける期間が必要な楽器の演奏と違い、今すぐにでも始めることができます。

ただし、自由に幅広い音楽を作ることができる分、自分のアイデアや方向性をしっかり持っていることが求められるのではないでしょうか。音楽を作るということは、自分自身と深く向き合う行為かもしれないですね。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽」
はこんな学問です

器楽、声楽、作曲、指揮など音楽についての深い専門知識と高い技能を身に付ける学問。専攻する分野ごとにコースや学科が分かれている場合が多く、理論を学びつつも実技を主体としたカリキュラムが中心となる。学校によって音楽理論と音楽史を専門に学べるコースもある。器楽であれば鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器などから一つの楽器を選んで専門的に学び、声楽であればオペラ、独唱、合唱などを専攻して学ぶ。

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