正解は一つじゃない!? 2020年度から始まる、センター試験に代わる“新テスト”って?

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正解は一つじゃない!? 2020年度から始まる、センター試験に代わる“新テスト”って?

2016.04.01

提供元:マイナビ進学編集部

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正解は一つじゃない!? 2020年度から始まる、センター試験に代わる“新テスト”って?

大学受験を考えている人にとって、大事な試験である「センター試験」。実は2020年度から、新テストに変わるのだとか。どのようなテストになるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 「センター試験」が新しいテストに変わる
  • 2020年度から行われる予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」とは
  • 暗記力ではなく、思考力や判断力などを身につけるための共通テストになる

センター試験ってどういうもの?

高校2年生の半ばを過ぎると、将来どんな道に進みたいかをイメージして、進路を考え始めなければなりません。どんな仕事をしたいのかによって受験する大学が決まってきます。進学したい大学に合格するためには、その大学に合った勉強をしなくてはいけませんから、早めに進路を考えていく必要がありますよね。

国公立の大学を受験するためには、原則として大学入試センター試験を受けなければいけません。私立大学の場合でも、センター試験の成績を踏まえて合否を決定するセンター試験利用方式を採用している大学は多く、受験勉強を始めるときはまずセンター試験対策をしなければならない場合もたくさんあります。センター試験は毎年1月の中旬ごろに行われ、約50万人もの受験生が試験を受けます。

センター試験は、国語、数学、地理歴史、公民、理科、外国語の6教科30科目で構成されていて、この中から志望する大学が指定する教科・科目を選んで受験します。このセンター試験の結果と、その後に行われる個別学力検査の合計点で大学の合否が決まるため、センター試験はとても重要なのです。

ところが、2020年度から大学受験の仕組みが変わろうとしています。センター試験を廃止して、新しい共通テストを始めるとのこと。現役高校生は直接関わることはありませんが、どんな受験のシステムになっていくのか気になりますね。

センター試験に代わって行われる共通テストって?

センター試験に代わる新しい共通テストは、「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」というそうです。現在のセンター試験はマークシート式で、カンで正解してしまうことも多々あります。新しい共通テストは、当てずっぽうでの正解を防ぎ、知識や思考力、判断力をより正確にテストすることを目的としています。

具体的に現在のセンター試験とどう変わるかというと、英語と理科を組み合わせた問題など、いくつかの教科や科目を組み合わせた問題を出題し、「用語や解き方を覚えているか」ではなく「高校で学んだ知識を使って、考えて答えを出せる力を持っているか」どうかを確かめるようにする、とのこと。

そのために、マークシートだけでなく記述式の問題を入れることが検討されているそうです。結果は、点数だけでなく「レベル別」にして志望大学に提供する予定だとのこと。

また、現在のセンター試験は年に1回しか行われていないのに対して、新しい試験は年に数回行う予定だと言われています。まだ年に何回、何月に行うということまでは具体的に決まっていませんが、いつテストを受けるのかを自分で判断し、それに向けて準備し、自ら挑戦するという意欲を引き出す目的もあるそうです。

「試験があるから受けなければいけない」と学ぶことに対して受け身になるのではなく、「自分の学力がどれくらいあるのか知りたい!」というような積極性を身につけてほしいという願いが込められているんですね。

「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」の目的は?

では、どうしてセンター試験を廃止して、新しい試験方式へ切り替える必要があるのでしょうか。そもそも大学入試の勉強とは、「大学に入るための勉強」ではありません。しかし、今の教育方法では、試験のために暗記することが重視されている、という批判もありました。

ただ、覚えたことを答えるだけでは、思考力や判断力、表現力などは身についていきません。実際に、大学受験のために覚えたことは受験後すぐに忘れてしまうという大学生も少なくありません。

そんなことではせっかく高校の授業で勉強してきたことや、塾や予備校に通って大学受験のために時間をかけて勉強してきたことが無駄になってしまいますよね。高校生が進学して社会に出ていく中で必要なことや求められることが、今の大学受験の仕組みでは伸ばすことができないとされたため、試験方式が変更されることになったのです。

社会に出たときには、「覚える力」よりも「考える力」のほうが必要になります。自分で課題を見つけて考え、判断し、ときに人と協力しながら課題をクリアしていくことができなければいけません。そのためにも、暗記重視のセンター試験を取りやめ、将来役に立つ知識が身についているかどうか、試験を行っていこうと新しい試験方式が検討されているのです。

このように、「よりよく生きることのできる人間を育成しよう」と教育について考えるのが教育学です。教員を育成するための学問ではなく、どういう教育が子どもたちにとってベストなのかを、教育の歴史や制度について学びながら研究していきます。

きっとみなさんの中にも、「暗記しているだけで何か意味があるのかな? 将来役に立つのかな?」と思ったことがある人がいると思います。そうした疑問について教育学で研究し、よりよい教育ができるようにしていこうとする第一歩が、入学試験の改変なのでしょう。

これから教育方針が変わって、自分で考える力や判断する力、学んだことを表現する力を身につけられる授業や試験が行われるとしたら、勉強するのもちょっと楽しくなりそうですよね。

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

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この記事で取り上げた
「教育学」
はこんな学問です

教員養成のための学問ではなく、教育のあり方を追究する学問。具体的には、教育の歴史、目的、手法、制度などを対象としている。「教育学分野」は、教育行政や現場を調査・分析し、教育環境はどうあるべきかを研究。「教育心理学分野」は、発達心理学の視点から人間形成がどのようなものかを解明し、教育の本質を追究する。また、「メディア・コミュニケーション分野」では、教育現場での情報伝達はどのようにあるべきかを探るなど、多岐にわたる。

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