山形県発! 東北を盛り上げるためのイベント、芋煮会って!?

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山形県発! 東北を盛り上げるためのイベント、芋煮会って!?

2015.08.31

提供元:マイナビ進学編集部

山形県発! 東北を盛り上げるためのイベント、芋煮会って!?

この記事をまとめると

  • 名前からしておいしそうな東北の恒例行事、「芋煮会」が話題になっている
  • イベントとして東北だけでなく海外にも広がっている
  • 地元発信のイベントは、生まれ育った地域を盛り上げるヒントになるかもしれない

東北地方で毎年恒例の行事「芋煮会」ってなに? なんだかおいしそう!

みなさんの地元や学校でも、毎年たくさんの行事があると思います。地域ならではの行事は地元の人にとっては毎年恒例のお楽しみですし、観光で土地を訪れた人にとっては珍しく新鮮な体験になるものです。

たとえば、山形県をはじめとする東北地方では、昔ならではのイベント「芋煮会」が毎年行われています。芋煮会は、江戸時代に山形県を発祥として始まったといわれています。毎年秋になると野外に人が集まり、里芋を使った鍋料理をつくってみんなで食べるのです。

米が年貢として取り立てられてしまった時代は、米ではなく里芋でカロリーを取らなければいけないことがありました。みんなで芋煮を囲む理由にはいろいろな説があり、長期保存のできない里芋が腐る前にみんなで食べてしまうために始まったという説や、作物の収穫が一段落し、時間に余裕ができた頃にみんなで集まって労をねぎらった、という説もあります。現在では親睦を深める行事として、家族や友人、ご近所さん、職場や学校などのグループで行われています。

鍋の内容はその県によって異なり、しょうゆ仕立ての鍋の中に里芋、コンニャク、牛肉を入れる土地や、みそ仕立てで、牛肉の代わりに豚肉を入れるところもあります。どちらにしても大きな鍋でつくり、それを大人数で囲んで食べることは一緒です。なんだか、これだけでもおなかがすいてきそうですね。

海外でも開催?! イベントとして各地に広がる芋煮会

最近では芋煮会もイベントとして多様化しており、観光の目玉としている県もあります。山形県では、毎年9月に山形市の馬見ヶ崎で開催される芋煮フェスこと「日本一の芋煮会フェスティバル」に毎年10万人を超える人々を集めています。芋煮フェスでは、里芋3トン、牛肉1.2トン、コンニャク3,500枚、ネギ3,500本などを入れて煮る、なんと直径6mの巨大な鍋が名物になっています。

山形県だけでなく、岩手県、宮城県、福島県などでも芋煮がメインのイベントが毎年実施されています。最近では海外でも芋煮会が行われていて、仕事でドイツに住む東北出身者が中心となりドイツのデュッセルドルフ市内で「欧州一の芋煮会」が開催されています。海を越えて行われるほど、芋煮会は東北の人々から愛されているんですね。

生まれ育った地元を元気にしたいなら「地域社会学」を学んでみよう

芋煮会は、東日本大震災後の地域の復興にも役立っています。鍋を作るための食材として地元の特産物を使い地元の人々で食べる、「地産地消」のイベントとすることや、観光資源として他県の人が訪れるようになることなど経済効果はもちろんのこと、人々が昔ながらの行事のもとに集まり、食を共にすることで地域の交流が生まれています。

こうした全国各地の歴史と伝統をテーマに研究する学問を「地域社会学」といいます。社会学の一分野である地域社会学では、地域の産業や社会を盛り上げる方法や、他県との交流、世界各国の地域とのつながりなど、地域にまつわるさまざまな問題を解決する方法を考えていきます。

自分が生まれ育った地元をもっとアピールして元気にしたい! と思っている人は、自分が普段なにげなく生活している土地をきちんと知ることによって、世界中に向けて魅力的に伝えていくことができるようになるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「地域社会」
はこんな学問です

国内外の都市部・農村部を問わず、地域社会の問題にアプローチし、実証的な調査・研究を行う学問。大きく分けると、2つに分けられる。一つは、地域行政のあり方を問い直し、地域住民・地元企業との連携を図って問題を解決する方法を探る地域行政学。もう一つは、グローバル化による急激な変化から地域の文化遺産を意識的に守り継承していく方法について研究する地域文化学である。2つは別々の学問ではなく、同じ問題意識を行政と文化という別の視点から考察している。

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