『告白』や『東京タワー』、映画化されやすい「本屋大賞」ってどんな賞?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

『告白』や『東京タワー』、映画化されやすい「本屋大賞」ってどんな賞?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

『告白』や『東京タワー』、映画化されやすい「本屋大賞」ってどんな賞?

この記事をまとめると

  • 本屋大賞は「書店員」が審査員となって売りたい本を決める文学賞のこと
  • エントリー作品は、目利きである書店員が実際に読んでから投票する丁寧な選考
  • 直木賞や芥川賞を超える話題性で、過去の受賞作は映像化されているものが多い

キミが知っているあの映画も!? 必ずヒットする「本屋大賞」受賞作

『博士の愛した数式』『ゴールデンスランバー』『告白』『謎解きはディナーのあとで』『舟を編む』『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』…。これらの小説に共通する点はなんでしょう? 答えはふたつあります。ひとつは全て映画化されていること。もうひとつは、全て「本屋大賞」を受賞した小説ということです。

本屋の小説コーナーで、「本屋大賞ノミネート」とか「本屋大賞受賞」などと書かれたポップや帯を見たことがあるかもしれません。日本に古くから続く文学賞といえば、直木賞と芥川賞が有名です。しかし近年、出版業界だけでなくエンタメ業界からも注目を集め、消費者に影響力が強い賞は「本屋大賞」だといわれています。さて、この「本屋大賞」、一体どんな賞なのでしょうか。

書店員が運営、投票、選考。本屋大賞のしくみとは?

本屋大賞は、雑誌の企画で開かれた書店員の座談会がきっかけで生まれました。ベテラン作家が審査員を務める文学賞の選考に対する不満、出版業界の不況について意見が飛び交うなか、「売り場からベストセラーを出そう」いう声があがりました。毎日本と接し、真の目利きである書店員たちが、これは本当にオススメという一冊を選ぼうというのです。

本屋大賞に投票するためには、書店員である必要があります。前年度に国内で刊行された小説の中から好きな3冊を投票し、上位10冊がノミネート作品となります。二次投票はこの10冊を全て読んだ上で、改めてもう一回、おすすめしたい3冊に順位をつけて投票することになります。投票時には推薦理由も書かなければなりません。かなりハードルの高い選考方法ですが、こうした選考方法をとることにより、より密度の濃い1票が集まってくるともいえます。

出版不況に風穴を。エンタメ業界を巻き込むエネルギー

本屋大賞がはじまったのは2004年。書店員のリアルな声は共感を呼び、この賞が話題になるのに時間はかかりませんでした。選ばれた本はベストセラーになり、必ず映像化されるといわれ、実際に過去8本が映画化、1本がドラマ化という実績を挙げています。

電子書籍の普及は著しい広がりを見せ、Amazonなどのネットショップで本を買うのはとても便利です。しかし、実際に書店を歩いてみると、欲しかった本以外のものも目にはいります。こんな漫画が出たんだ、この雑誌ちょっと読んでみよう……。書店に並ぶ本を手に取り、そして読むことは、自分の視野を広げ、世界の広さを教えてくれます。本屋大賞は、そのきっかけを与えてくれる、とても身近な賞なのです。

本屋大賞のような取り組みに興味を持った人は、大学で社会学系の学部に進むかマスコミ学を学ぶことでより詳しい事情を学ぶことができます。いつか、こうした取り組みを実現できたら楽しいでしょうね。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

「社会学」について詳しく見る